2008年12月13日

練習試合 対流通経済大学戦

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担当:河原 正明

 クラブ事務所には、多くのスタッフが集まり、先ほどまでJ1・J2入替戦第2戦の中継を見ていました。結果についてはコメントしませんが、試合後映し出された両チームのサポーターの悲喜交々とした表情が、いやでも3年前を思い出させます。オカや由紀彦、理ちゃん(佐々木GKコーチ)…彼らの胸中を思うと、何も言えないです。

さて、本日の練習試合、多数の方にご来場いただきまして誠にありがとうございました。しかし、残念なことに駐車マナーの悪い一部の方のために、他の施設利用者の車の出し入れに支障を来たす事態となりました。試合中に移動のお願いをさせていただきましたが、当スタジアムは自家用車でのご来場をお断りしております。皆様には公共交通機関のご利用とルールを遵守していただきますよう、お願い申し上げます。
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その練習試合ですが、流通経済大学は先発した7人の4年生が全員来季Jクラブ入りが内定、それ以外の選手も日本U代表候補が多数という大学屈指の強豪チーム。しかしプロとして負ける訳にはいきません。
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レイソルは前半立ち上がりからプレスを掛けてボールを奪いに行くも、連動しての攻撃が少なく、ポポ選手のクロスバーを叩く強烈なシュートや中盤の展開から太田選手の鋭いクロスに菅沼選手が頭で合わすも届かず など惜しい場面もありました。
一方、守備では小林・古賀のセンターバックと鎌田・石川の両サイドが相手の攻撃を抑え、厳しいシュートも菅野選手が落ち着いてセーブ。両チームシュートは打つものの、前半は無得点で終えました。


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後半はメンバーを少し入れ替えて望みます。試合内容は…取材があり伝聞になりますが、フレッシュな顔ぶれが、運動量で相手を徐々に上回り、対戦相手の流大卒・阿部選手のクロスに澤選手が頭で合わせて先制点を。その後は守備陣が踏ん張り、相手の攻撃を無失点に抑えて1?0で勝利しました。

さあ、次週はいよいよ天皇杯に向けての一週間が始まります。なお、月曜日の練習は施設休館日につき見学はできませんのでよろしくお願いいたします。


明日トップチームはオフですが、日立台では試合があります。Jユースカップ2008 第16回 Jリーグユース選手権大会 決勝トーナメント2回戦 柏レイソルU-18 vs FCライオスユースU-18戦が14:00キックオフです。
昨年同大会の決勝で敗れた悔しさを、先輩たちから引き継いで今年こそは!の思いでいる選手たち。しかし油断は禁物です。今年のJユースカップ、1回戦から今年の高円宮杯王者・浦和レッズユースが敗退するなど波乱が起きています。
来年トップ昇格が決まっている選手たちも、出場が予想されます。未来のレイソル戦士へご声援もよろしくお願いいたします。


最後にもう一度お願いですが、明日のJユースカップにご来場される方は公共交通機関のご利用をお願いいたします。 

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2008年12月13日

夢を叶えた話をしてきました

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担当:河原 正明

気づくと久しぶりの広報日記。今日は12 月にしては暖かな陽気で、「まだまだ太陽は元気!」と感じた日立台でした。
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チームは午前練習のみ。短くも充実したトレーニングです。攻撃を意識した練習では各選手が鋭いシュートを連発!ポポ選手も好調を持続しているようです。
その後のミニゲーム形式のトレーニング、イメージ通りのプレーができないときには「さっきの練習と同じだよ!」と監督・コーチから檄が飛びます。直前のメニューでの動きを意識しているかが問われます。明日は練習試合 対流通経済大学戦は日立台で13:00キックオフで行われます。なお、ご観戦はメインスタンドのみとなりますのでご注意下さい。

レイソルは天皇杯ベスト4進出を目指して日々トレーニングが続いていますが、サッカー界的にはJリーグ戦が終了してオフモード、なので取材依頼が多くなってきています。桜林広報も、大重広報も連日午後は取材対応に追われる毎日です。

そんな中パッパラー河合さん、行ってきましたよあなたの母校に。久々の「レイソルしま専科」、今回は大津・鎌田・村上の新人3選手とともに柏市立柏第一小学校へお邪魔しました。
車を降りたとたんに、たちまち選手たちは児童たちに囲まれてしまいます。熱烈な歓迎を受けた後、いよいよ体育館へ。「太陽は燃えている」をBGMに入場です。
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柏第一小では6年生が総合的学習で「夢仕事密着取材」というテーマで活動をしています。中でもサッカー選手やプロスポーツ選手になりたいという夢を持っている子が多くいるそうです。ぜひレイソル選手に来て欲しい!というオファーを5月に受けて以来、選手やスタッフとどういう形で実施しようか考えてきました。

レイソルでは毎年新人選手を対象にしたプロの講師を招いての「メディアトレーニング」を実施しています。実際に選手が受けた取材テープや、文字になったインタビューなどもチェックされていますが、小学校での講演はまたとない生きた素材でもあります。一年間の総仕上げの意味も含めて、前述の3選手の登場となりました。

大津選手は「プロサッカー選手になる夢が叶って1年目が終わる今感じていること」を児童たちに話しました。「プロ選手を目指す中、高校時代の恩師に言われて目が覚めた一言があった。言葉は大事、みんなも人の話は良く聞くように」とアドバイスを。
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また大津選手が「プロ選手になった」と実感できたことの一つが「自分の『トレーディングカード』が出来たこと」。自身も小さいときからサッカー選手のカードを集めていたそうで、自分のカードを一枚取り出し、それを会場の中から12月生まれの子にサインと今日の日付入りでプレゼントする一幕も。

続いて登場した鎌田選手も「夢を叶えるための秘訣」を、中学・高校のFC東京ユース時代そして大学時代に指導者が話した心に残った言葉と併せて披露。「うまくいかなくてもあきらめないこと」「家族・仲間を大事にすること」「好きだから負けないこと」。今も心がけているそうです。

村上選手は「人との出会いを大切に」。高校卒業後にプロではなく大学へ入学、その後社会人クラブでのプレー経験を経て順天堂大学へ再入学。そして今年プロ選手となるまでに出会った大切な人、2名との出会いのエピソードを紹介。「もしかしたら今隣にいる友達かも知れないよ?」といろんな人と出会う時の大切さを説いていました。

その後質疑応答に。女子から「レイソルでは練習の時に『罰ゲーム』があると聞いたのですが?」という質問が。すかさず大津選手が「僕は足が速いから罰ゲームはやらないです」と一言。続けて鎌田選手も「きっと村上選手がやってくれます」と振り合いに。仕方なく村上選手、小学生受け間違い無し?の「世界のナベアツ」ネタをまんま披露。さすがに小学校高学年になると3の倍数は完璧に判るので、「サン!」「ロクッ!」「キュー!」と体育館に約330人の生徒の声が大きく響き渡りました。

でもあれはもしかして「一発芸」で、「罰ゲーム」はバービーとかじゃないの?…と皆が気づいたのは帰りの車中でした。


「選手の体験談を聞いて夢に向かって努力する大切さを学んで欲しい」とは先生の言葉ですが、今日の活動を通じて参加してくれた児童の胸になんらかの灯がともってくれればいいなと思います。
柏第一小学校の先生、5・6年生のみんな、それから残念ながら今日は話を聞けなかった4年生以下のみなさん、またお会いできる日を楽しみにしています。ありがとうございました。

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 さて、本日来季の新監督、ヘッドコーチ、GKコーチ就任のお知らせを発表いたしました。しかしながら先ほども記したように、レイソルの2008シーズンは続きます。残り3試合の勝利を目指して闘っていきます。ご声援よろしくお願いいたします。

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