末永く
担当:大重正人
12月6日の神戸戦から、もう2度目の週末を迎えようとしています。昨年のこの時期は、選手たちはもうオフシーズンに入っていて、閑散としていた日立台でした。でも今年は、冷たい冬の空気が身を引き締めるように、ピリッとした緊張感のなかで日々があっという間に過ぎていきます。もう18日です。今年は残り13日。元旦の頂上まで2週間です。
この2週間、広島戦へ向けてトレーニングを積んできたチーム。今日は紅白戦とセットプレーの確認のみと短い練習で総仕上げ。練習を終えてから1時間半ほどの間で身支度を整えて、12時半には日立台を出発しました。今日、昼食のとき、「前々泊した時って、調子いいよね」と話していたら、根引普及部コーチが「やっぱり身体をゆっくり休められるし、選手にとっては大きいよ」と説得力のある選手経験を話してくれました。慌しく出かけた分だけ、今頃選手たちは試合に向けてリラックスできていることと思います。
先日、石崎監督が選手・スタッフ全員を集めて、いまもう一度ひとつになるために、熱弁をふるいました。チームのなかで、メンバーに入れるのは18人、そのなかで先発できるのは11人、出場できるのもプラス3人だけです。「みんなを代表して戦っていることを忘れないでほしい」。コーチやスタッフやフロント、そしてサポーターの皆さんも……。全員が遠征するわけではありません。行きたくても行けない人たちがたくさんいるはずです。日立台の留守を預かる【柏レイソル】の仲間たちを代表して、決戦に向かう。そんな気持ちを持ってスタジアムへ向かいたいと思います。
話は変わって、来年度のオフィシャルファンクラブ受付のお知らせをリリースいたしました。昨シーズンからスタートした「アソシエイツ」ですが、「レイソルの一員として「選手たちとともに戦いたい」 という思いを持っている」多くのサポーター皆様に入会いただき、誠にありがとうございました。より喜ばれるサービスや企画を準備して、1年、2年、5年、10年と末永くいつまでもチームを後押しいただけるよう努力してまいります。
そのなかで、日立台の席種や呼称に変更があったことにお気づきでしょうか。
メイン中央のSS席を除いて、すべてのエリアに「ホーム」か「ビジター」と名称追加しました。バックスタンドのSD、SF、AL、ARはすべて「ホーム」。これまでMR席と読んでいたメイン右側のスタンドをビジター専用の指定席に。特にバック右手のAR席は、両チームのサポーターが混在して、双方が熱く気持ちよく応援するのが難しいエリアでしたが、これで思いっきりレイソルのゴールに拳を振り上げて絶叫できるはずです!
今季は大きなトラブルが起こってしまい、それ以降はご観戦いただく際にいろいろとご不便をかけ、申し訳ございませんでした。イエローハウスやメールなどで貴重なご意見をいただくなかで、今の日立台を守りながら、よりよい観戦環境をご提供できるよう、手を加えられる部分から変えていきたいと思います。これでSS席から左回りでバックのAL席まで黄色一色にすることができます。相手チームにとっては、本当に驚異的なスタジアム!めざせ、日立台イエロークリフ! 石崎監督の言うように、サポーターの応援なくしてチームは強くなれません。これからもずっとずっと、ご声援を宜しくお願いいたします。