2008年12月30日

歴史に名を刻む

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担当:桜林 舞

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いい天気です!
という書き出しも最近の定番になってしまうほど、好天が続いています。
昨日のエコパも快晴。週間天気予報でも、元旦は晴れのようです。

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そんな気持ちよさに誘われ、今日も大勢のサポーターの方が日立台に足を運んでくださいました。

それは、もちろん、天気の良さだけでなく。
天皇杯準決勝 vs FC東京戦の大逆転劇があったことも大きいでしょう。

私も昨日、日帰りでエコパに行って参りました。
朝の8時過ぎの東京駅は、JR東日本のシステムトラブルで東北、秋田、山形の各新幹線の運行がストップしていた影響で混雑していました。その中で、こだまのホームに向うと赤と青のグッズを身につけている方々と黄色のグッズを身に着けている方々の姿が。サポーターの方に挨拶をしつつ新幹線に乗り込みました。富士山がくっきりみえて晴れ晴れとした気持ちで到着した掛川駅。向かう先はエコパスタジアム。その後の時間の経過はあっという間で、昨日のことなのに、昨日とは思えないほどです。夜、戻ってきた柏駅でも、黄色いユニフォームを着たニコニコ顔の大勢のサポーターの方とすれ違いました。

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記者さんも各紙総出で日立台は取材陣の列ができていました。お子様にサインをする石崎監督もカメラマンがとらえます。

「(元旦の国立は)どんな雰囲気なんじゃろな。行ってみないと分からんよ」。延長戦にもつれ込んでガンバ大阪は疲労しているのでは?の問いには「といってもアジア王者のチームだからね。何がおきるかわからんよ」。「いつもと同じ戦い方で。楽しみながら思いっきりやりなさいと選手たちには言っているよ」といつもと変わらない石崎監督でした。

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「決勝の結果は、相手がどうこうというよりも、自分たち次第なんじゃないかなと思っています。苦しい試合、内容的には相手が優っていた試合もあったと思いますが、そこで勝ちきれた僕たちには、それだけの理由があったと思います。レイソルに加入して5年たちますが、天皇杯は、過去4年間で2勝しかしていないタイトルとは縁の薄い大会でした。それが今年はこの時期までサッカーをすることができて、本当にうれしいです。悔いの残らないように、のびのびとプレーしてみたい」と小林選手。

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99年のベスト4進出時に出場していた北嶋選手。「ここまできたら優勝するしかないですよね。2位じゃダメなんですよ。京都が優勝したときの対戦相手、すぐに言えますか?ヴェルディが優勝したときの対戦相手、覚えています?準優勝じゃ、記憶に残らない。勝負の世界ってそんなもんなんです。レイソルの歴史に残ること。サッカー界の歴史に名を刻むこと。絶対、かなえたいと思います」。ベテランのキタジだからこそ言えるセリフです。

それぞれの思いを抱えて臨む、元旦の国立。
明日は大晦日。
本当ですか、という感じですが(笑)。

昨日の広報日記でもお伝えしたとおり、今シーズンの日立台での練習は、天皇杯の勝敗に関わらず、明日が最後となります。毎年恒例の選手、スタッフフル出場のミニゲーム大会。もちろん石崎レイソル恒例の罰ゲーム・一発芸も行われるはずです。バックスタンドを開放いたしますので、1年の締めくくりに、是非日立台にお越しください。