2009年7月12日

3勝目

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担当:大重正人

勝ち点3を獲るには、どれだけの要素が必要なのだろう。
今週1週間のトレーニングと準備、選手の頑張り、監督の采配、サポーターの心強い応援、勝ちたいという気持ち、プレッシャーに打ち勝つ強さ、我慢、運。

すべてが通じ合って、勝ち得た結果でした。
見ているだけで汗が噴き出してくる京都の蒸し暑さに負けず、相手の猛攻にも最後の最後で身体を張って、「絶対にゴールを割らせない、前を向かせない」という闘う気持ちで相手を上回っていました。だからこそ、オウンゴールや村上選手の泥臭いゴールがレイソルに引き寄せられたのだと思います。

今日、J1通算250試合を達成した小林慶行選手。レイソルでのフル出場は初めてのことです。「今日は250試合というのは全然意識してなかったです。サポーターの方がフラッグを作ってくれて気づいたぐらいでした。節目の試合を勝ててよかったです。チームメイトのおかげです、感謝しています」。守備に力を割く試合になりましたが、要所要所で身体を張った守備、とくに相手のキープレーヤー・ディエゴ選手を止めたシーンが何度もありました。「今はチームが失点しないことが一番です」。チームの状況、試合の流れを感じながら、ベテランらしいクレバーなプレーを見せてくれました。

もちろん、今日の勝利はみんなの笑顔を呼んで、すばらしい充実感を与えているのは間違いありません。その余韻を感じながらも、選手たちは「次」という言葉を繰り返していました。大谷キャプテンは「同点にされたときに、下を向かず、諦めずに攻撃的にプレーできた。でも、まだ順位は変わっていない。磐田に勝って、さあ連勝しなければというところで大敗してしまった。前回のようなことは繰り返してはいけない」。次のガンバ戦、相手の主力である遠藤選手が累積警告で出場停止です。もちろん強豪のガンバですから、代わりに出場する選手の力も十分でしょうが、それでもレイソルにとっては、このチャンスを生かすよりほかありません。

貪欲に、絡みつくように、しがみつくように。
がむしゃらに勝ち点を奪わないと現状から抜け出せません。
今日の勝利を自信に変えて、また1週間戦って行きましょう。
今日も勝利を信じて、応援していただいたサポーターの皆様、ありがとうございました。

最後にご連絡です。明日のトレーニングは施設休館日のため、申し訳ありませんが見学できません。火曜日もオフですので、水曜日からまた日立台でお待ちしております。