4年に一度
担当:大重正人
今日も2部練習が続いています。午前は5対5のミニゲーム。シーズンが始まったばかりで疲労もたまってくる頃でしょうが、トレーニングの激しさや動きは一歩ずつ高まっているようにも感じます。ゲームの合間には、ネルシーニョ監督がレアンドロ選手らFW陣、また別のチームのハングギョン選手らボランチ陣など、数選手を集めて言葉をかける場面もありました。本格的な戦術練習は指宿に行ってからと聞いていますが、それでも気になるポイントはすぐに伝えて修正する。ピリッとした緊張が伝わってきます。
そんなトレーニングを見ていたのが、山中真スクールコーチ。昨年のこの時期にも紹介した記憶があります。U-18では太田選手と同期ですが、今年はまた一人、昔の盟友が日立台に戻ってきました。輪湖直樹選手です。「テツローは身体がでっかくなったって思いましたけど、ワコはそんなに変わらないですかね。でも見た目は大人っぽくなったと思いますよ」。すごく冷たい朝でしたが、いい光景でした。
今年はワールドカップイヤーです。レイソルからも日本代表や韓国代表として、王国に挑む選手が一人でも多く選出されてほしいところです。そのブラジルからやってきたネルシーニョ監督が共同通信のワールドカップ関連の取材を受けました。「一番古い記憶の大会は、1962年のチリ大会。当時はテレビがなくて、ラジオを必死に聞いていたよ」。ブラジル国民のワールドカップへの熱く強い思い、そしてJリーグの創世期と20年後の変化を知る貴重な人材として、日本サッカーの展望などを語りました。配信はもう少し開幕が近づいたころとなるそうです。