2014年2月 1日

指宿キャンプ6日目

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担当:大重正人

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指宿に来て6日目、鹿屋体育大学を迎えて、今季初のトレーニングマッチを戦いました。今日の指宿の最高気温は21.4度、最高にここちよい天候の中、100人ほどのギャラリーの方が観戦にお越しくださいました。前半は昨年からレイソルの主力を務めてきた選手が中心に。ネルシーニョのサッカーを熟知し、チームメイト同士の特徴も理解しているメンバーでしたが、立ち上がりから大学生の出足の良さに一歩遅れ、なかなか球際で勝つことができません。前線に多くの選手が攻め込む形からボールロストすると、一気にカウンターで自軍ゴールまで運ばれるピンチが続き、先制点を献上してしまいます。

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さらに強烈なミドルシュートを浴びますが、ここはGK菅野選手がすばらしいセービング。ようやく試合に慣れてきたか、徐々に攻撃の糸口をつかみ始めると、左サイドでチャンスメイク。田中選手、工藤選手が起点を作ってラストパス。これを後ろから上がってきたボランチ栗澤選手が正確なシュートを左隅へ決めて同点に追い付きます。さらに左サイドを橋本→田中のワンツーで突破して、クロスボールを工藤選手がヘディングでしっかりゴールゲット。「練習試合から結果を出さないと」とさっそくエースらしい仕事を果たしました。

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後半からは田中選手をのぞく10人が交代出場。新加入のハングギョン、高山、輪湖の3選手もレイソルでの初出場となりました。迎えた29分、左サイド輪湖選手のラストパスを受けたのは、U-18から練習参加中の大島康樹選手。グラウンダーで左隅へ決めて、3点目。後半はGK桐畑選手を中心に最後まで無失点で守り切り、3-1で「今季初勝利」を挙げました。

気がつけばチーム最年長となった栗澤選手。「今季チーム第1号ですよ☆ 広報日記に書いといてください?」と、最初の決定機をみごとに逃しませんでした。「試合自体は身体の疲れもあるし、これからもっともっと良くなっていくと思いますよ。先制されたけど、前半のうちにしっかり2点取って逆転できたし。今年も結果にはこだわっていきたい」とチームリーダーとしてイレブンを牽引します。

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そして3点目を挙げたのは、U-18のエースストライカー、大島選手でした。1月のコパサンパウロでもブラジルのクラブ相手にグラウンダーの正確なシュートを決めましたが、今日も「相手の股を抜くシュートは得意な形です。強いシュートはあまり打てないんですが、その分しっかりコントロールして狙っています」。

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大島選手を見ていると、ひとり思い浮かぶ選手がいます。アントラーズからドイツへ移籍した大迫勇也選手です。タイプが似てるよね?と促すと「アカデミーのコーチからもよく言われるんです。だから大迫選手のプレーも参考にすることもあります」。さらに自分のプレーは出せてる?と聞いてみると「やっぱり緊張は解けないですけど、でもFWだしピッチでは自分を出していかないと、という気持ちはあります。今日は結果を残せてよかったです」。2008年、当時高3の工藤選手が鹿児島キャンプに来て、必死にアピールしようとした姿を思い出しました。今年1年の成長が本当に楽しみです!!

明日は当初2部練習の予定でしたが、午後3時からの一本に変更となりましたのでご注意ください。