2014年5月 9日

5人の若き仲間

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担当:大重正人

接戦が繰り広げられているJリーグに、ワールドカップメンバー選出直前で、大変あわただしい今週です。昨日は韓国代表に選ばれたチャンス&グギョンの大変うれしいニュースをお伝えすることができましたが、韓国からMBCという主要テレビ局の取材クルー皆さんがお越しで、レイソルを取材いただいています。もちろんお目当ては韓国代表の2人。そしてもう一つの目的はホンミョンボ監督のドキュメント制作です。昨日は監督と選手の間柄でつながる2人を取材いただき、今日は選手時代に激闘を繰り広げられた2人が取材を受けました。

90年代のアジアサッカーをけん引し、日韓戦やJリーグで何度も戦いあった井原コーチ。そして「完全封鎖」の3バックをともに形成した渡辺毅・現アカデミーコーチです。渡辺コーチは「自分が相手のFWに強く行って、その後ろをミョンボさんがいつもカバーしてくれた。試合はもちろん、ひとつひとつの局面での勝負にもこだわる人でした。特に印象的だったのは、中山さん(元磐田など)との激しい対戦。忘れられません」と十数年前を懐かしそうに振り返りました。ワールドカップが開催される6月に韓国で放送されるそうです。

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今日は、U-18の5選手、中山、大島、手塚、会津、山本選手のトップチーム登録が発表されました。ケガをした選手が多く、大変な緊急事態のなか、戦力として見込まれるU-18の主力選手たちです。「日立台のスタジアムでプレーすることが夢です。いつかトップチームの力になって貢献したい(中山選手)」。「ゴール前の仕事。シュートやアシスト、ゴールに絡むプレーのアイディアを見てほしいです(大島選手)」。指宿キャンプなどもう何度もトップチームの練習やトレーニングマッチにも参加しており、彼らの特徴はネルシーニョ監督も選手も知っています。彼らのプレーを鋭く観察していた監督の目にはどう映ったでしょうか。日曜日にはプレミアリーグの三菱養和戦も控えていて、大忙しの高校生選手たちです。

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明日の19時、アルビレックスを迎えてのリーグ戦です。まだチケットに余裕はあるようですが、それでも大変多くのサポーター皆様が勝利と興奮を求めて、日立台にお越しになります。そこでクラブからのお願いがございます。柏駅から日立台へと続く道、「レイソルロード」と親しみをこめて呼ばれることもありますが、その道は車がギリギリすれ違えるほどの、広くはない生活道路でもあります。

試合を終えたあと、一万人もの観客皆様がその狭い道へ押し寄せ、地域の皆さんが自由に往来できずお困りだというお話が寄せられています。レイソルのユニフォームを着て、街を歩いてくださることで、これ以上ないクラブアピールをいただいている半面、ちょっとした行動で受け取られる印象が変わってしまったとしたら大変口惜しく残念なことです。特にお帰りの際には、道路に広がらず、道路の端をご通行ください。交通マナーやモラルをお守りいただき、サポーター皆様も地域の皆様も、できるだけ平穏安全に過ごすことができるよう、応援もマナーも日本一へ、おひとりおひとりのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。