持ってる
担当:大重正人
今日は午後練習前に取材を一件。J:COM応援番組「レイソル魂」のインタビュー、近藤直也選手が登場です。先日発売されたレイソルダイジェスト女子会にて、あやのんもあや吉も声をそろえたのは、ドゥーの意地悪っぷり(笑)。今日も冒頭に「ワタシのあだ名、覚えていただいてますか?」という質問に、「覚えてないですね、、、なんでしたっけ」と先制パンチ。これに対し「あやのんです!」。さらに「いま言ってください!!」というカウンターパンチを受けて、ドゥーも渋々と(?)小声で「・・・あやのん・・・」。今日のところは、1-1のドローということでしょうか?。その他、チーム在籍年数トップとしてチームを率いる立場やレイソルの戦い、また家庭では良きパパとして奮闘するプライベートなど、楽しく話してくれました。6月の放送予定です。
ワールドカップ開催による中断期間。その前のリーグ戦ラストゲーム、第14節のヴァンフォーレ甲府戦を迎えます。引き分け続きだったレイソルが、3ゴールを決めて大逆転を果たしたレッズ戦から息を吹き返しました。サガン戦こそ0-1で敗れたものの、ここ5試合で4勝1敗と勝ち点12を積み重ね、順位はACL組を除く暫定ながら4位にまで上ってきました。しかもこの4勝はすべて1点差。ギリギリの勝負をものにしてこられたのは、90分最後まで全員が走り続ける忍耐と、最後まであきらめない気持ちがあったからこそ。U-18選手を緊急登録しなければいけないピンチを、チャンスに変えたのはこの選手でした。
小林祐介選手です。「よく『持ってる』って言われるんですけど、自分でも運がいいというか、そう感じてます。親にも言われます。昔からトランプやカード、じゃんけんとか、そういう勝負事になんか強いんです。それだけじゃなくて、このレイソルアカデミーでお世話になったコーチの方、いい人たちとの巡り合いも運が良かった。持ってたんだと思います」
今日は、来週水曜日のナビスコカップ、新潟戦のマッチデープログラムインタビューに抜擢させていただきました。そのアカデミーの育ての親の一人、下平監督からこんな話を聞いたことがあります。「ユウスケとはね、サンパウロカップのとき、2人だけでいろいろ話したんだよ。あいつもいろいろあったみたいで、ポロポロと涙をこぼしてね。。。」
「たしかにあの頃は前のシーズンで試合に絡めなくて、どこかサッカーが楽しくなかった。サンパウロでも下の子たちを引っ張らなきゃ、って焦ったり、うまくいかないイライラや迷いがあって」。抑えていた感情を止められなかったそのとき、恩師から温かい言葉をかけられて、立ち直るきっかけをもらったそうです。
「J3があったことで、去年よりも試合勘は上がったと思いますが、遠征先のホテルでレイソルの試合を見ていて、すごく悔しかった」。いろんな山や波を乗り越えて、華々しいデビュー戦を飾りました。「でもこの後は、今回以上のものが求められます。でも今までどおりやれば、やれるという気持ちもあります」。ここでつかんだ自信をさらに大きなものにしたい。クドーやサカイが一気にグッと伸びたように、このチャンスをつかみたいユウスケです。新潟戦当日のVITORIA、またモバイルレイソルインタビューをお楽しみに!
明日は非公開練習です。また明後日のご来場をお待ちしております?