残り2試合
担当:大重正人
雨上がりの日立台。今日は2タッチゲームではなく、フットバレーでの最終調整に。3人グループと2人組に分かれて、3対3か2対2で対戦。練習見学にお越しいただいた方はおわかりでしょうが、活気溢れる選手たちの声が響いていました。練習を終えて、午後一番に名古屋へ向かった選手たち。ナビスコ連覇に向けて、この試合を勝つかどうかに生き残りが懸かっています。
先日のインタビューの最中、渡部選手はこんな話をしていました。「今の自分たちは、引かれた相手をどう崩すか、それが大きな課題です。今シーズン3つ負けたうち、鳥栖と甲府、同じスタイルのチームに勝てなかった。そしてアウェイで、ホームと同じような試合があまりできていない」。
そして明日対戦する名古屋にも、3月に0-1で敗れた苦い記憶があります。先制を許すと、西野監督の采配はなんとしても逃げ切るという強い意志を感じるものでした。そうなると厳しくなります。高く強い守備陣が守りを固める展開にならないようにしなければいけません。「先制点が本当に大事です」(田中選手)
予選突破の可能性は十分に残していますが、「残り2試合、最悪でも勝ち点4はとらなければいけない」というネルシーニョ監督の言葉。ここは逃してはいけない試合、ものにしてきたこともありますし、失ってしまったこともありました。タイトルへと続くこの試合の重みを感じ、これまでの経験をどのように試合で発揮するのか、見守り、応援したいと思います。