2014年8月 3日

ニューフェイス

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担当:河原 正明

  今日から新顔がチーム練習に加わりました。先日加入したドゥドゥ選手です。昨日の試合前、メディア向けに加入会見を行いました。「レイソルの勝利のために来ました。自分のストロングポイントは1vs1で相手に仕掛けるプレーを見て欲しい」と自己紹介。そして
「憧れの選手はCロナウドやネイマール、メッシ。彼らのように世界で成功したい」と野望を持っていると明かします。初の海外は日本のレイソル。彼のキャリアが輝けるものとなるかは彼自身にかかっています。

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 一昨日の夕方に来日してちょっとお疲れの様子でしたがご覧のように笑顔で会見に応じていました。背番号は18番に決まりました。「ブラジルでもつけていた番号」だそうです。なお、会見の模様を公式Facebookにアップしています。ぜひチェックしてみてください。ピッチでプレーする姿を見るのが楽しみな選手がまた一人増えました。今後皆さんも応援よろしくお願いします!

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昨日の試合も終わってしまえばすぐにまた試合がやって来ます2011年のクラブワールドカップ、2012年と去年のACL...刺激に満ち溢れた国際試合が再び訪れます。スルガ銀行チャンピオンシップ、南米王者とタイトルをかけて戦うのはレイソル初。ちなみに日立台での南米のチームとの試合は1995年のプレシーズンマッチ フラメンゴ戦以来となります。昨日の試合、実は来週水曜日に対戦するラヌスのスタッフも観戦に訪れていました(TV中継でも姿が抜かれていました)。果たして彼らの目にレイソルは、そして日立台はどう映ったのでしょうか。
アルゼンチンはボカ・ジュニアーズのスタジアム「ラ・ボンボネーラ」を始めとして応援スタイルが熱狂的で知られています。もちろんスタジアムの大きさはここ日立台とは異なりますが、熱量やパワーは決して引けを取らないでしょう。昨日の試合のように相手に「やっかいだな」と思わせるような応援で圧倒できることを。どうそ水曜日のナイトゲームですが応援よろしくお願いいたします!

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2014年8月 3日

ウェルカムバック!

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担当:河原 正明

 ようやくの、そして久々に溜飲が下がる試合でした。J1リーグ第18節 川崎フロンターレ戦は4-1で5月10日のアルビレックス新潟戦以来5試合ぶりの勝利となりました。まずはホームゲームで勝利したことにホッとした、というのが本音です。
今日は開場から試合終了後までの短い時間で、いくつもの感情に揺さぶられた試合でもありました。こんなにお伝えしたいことがありすぎる日は久しぶりなのは、やはり勝利したからでしょうか。
アウェイで2連敗、8失点。後半戦初戦にホームで負けるわけにはいかないとネルシーニョ監督は先発4名を入れ替える策を打って出ます。 結果的にはこの采配が勝利を導いた要因のひとつだったと言えるでしょう。
4試合ぶりの高山選手4月の大宮戦以来の先発の栗沢選手に今季初先発の秋野選手。そして、全治8ヶ月の重傷から戻ってきた藤田選手は今季初出場がいきなりの初先発。監督の起用に応えようと新しい力がピッチ上で存分に力を発揮してくれました。

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 立ち上がりから、秋野選手は「秋野をフリーにして使おうと意識していた」(大谷選手)栗沢選手・大谷選手の"タニクリコンビ"のサポートを受けながら得意のロングレンジのパスを前線に配給し続けます。
 栗沢選手はべテランらしく、中盤の底で相手の攻撃の芽を摘み続ける地味ながらも大事な仕事をやりきってくれました。
高山選手は得意の左MFで先発。ベルマーレ時代に印象的だった"切り込み隊長"役をレイソルでも全う。前半ロスタイムに相手守備陣の緩慢なプレーから藤田選手がボールを奪うと、最後はレアンドロ選手のクロスに走りこんでのスライディングシュート!GKが飛び出した裏を見事な走力で突いて先制!これが嬉しい移籍後初ゴールでした。さらに後半にも勝負を決めた3点目を奪うなど"もうどうにも止まらない~"高山デーでした!

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 あれは忘れもしない昨年11月2日。14年ぶりのナビスコカップ優勝に導いた矢のようなアシストから60分後。スタジアムのサポーターと選手が喜ぶ中、時に苦しい表情とともに優勝セレモニーに参加していた藤田選手。数日後出された診断結果は残酷なものでした。それからちょうど9ヶ月。"名誉の負傷"を膝に負った男がカムバックしました。「自分の持ち味は気持ちの強さ。存分に出したい」。今のレイソルに足りないものを持っている、そう監督は判断したのかもしれません。いきなりのイエローカードも藤田選手らしいといえばらしいですが、一瞬ヒヤっとしました。対面する相手には絶対にやらせないと、リーグナンバー1の攻撃陣に守備で食い下がります。攻撃でも見せてくれました。「あの時」のようにクロスを連発するプレーに、スタジアムの応援ボルテージが上がっていきました。
 そして後半17分。その時がやってきました。右サイドから中に駆け上がってきたところに今度はボールが転がってきます。「アウトに引っ掛けるのを狙った」(藤田選手)シュートは相手GKの手を避けるようにゴールに突き刺さります!そして藤田選手はゴール裏に一目散!追いかけるように仲間も次々とダイブ!

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 「自分でも出来すぎだと思う(笑)」復帰初戦での決勝ゴール、移籍後初ゴールで、J1初ゴールとこの一発の修飾語は多すぎますね。
試合後にはヒーローインタビューも。「今日ここにいる誰よりもサッカーをしたいという気持ちを持っていたので、それをぶつけるように全力でプレーしました」。見事な復活劇でチームに勢いがつきそうです。本当におめでとう、そしてありがとう!

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 6月1日のナビスコカップ・徳島戦もそうでしたが「ここでやらないと」という試合で勝つことができたのは、選手だけでなく応援し続けているサポーターの皆さんにとっても大きいはずです。クラブハウスからスタジアムまで選手が歩いて向かう通路の壁一面に、檄文が張ってありました。「柏レイソルはどんな時でも強くなければならない。困難を乗り越える力を俺たちは持っている」。
 「グッときました」とある選手が話していましたが、選手たちも叱咤激励も受け止めて、それをピッチ上で力に変えられるのは、やはりここ日立台が「ホーム」だからでしょう。大きな力と再びの自信を声援で、応援で取り戻せたはずです。「リーグ戦折り返しの初戦で勝てたことは良かった。でも、今日だけで終わりにしてはいけない。この後ラヌス、マリノスと大事な連戦が続くので、これを継続していかないといけない」と大谷キャプテン。その言葉を形にするために,選手たちの頑張りにご期待ください。

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 試合前には今年もアカデミー壮行会が行われました。U-12、U-15が揃って夏の全国大会に出場します。U-12は明後日から全国少年サッカー大会に出場します。U-15は全国クラブユース選手権大会に出場、3年前の全国少年サッカー大会優勝メンバーが中心です。優勝を決めて静岡から急いで駆けつけ、マリノス戦キックオフ前に満員のスタジアムで挨拶をしました。あれから3年、「また優勝報告会をしたいです!」とはキャプテンの田中選手。8月30日の甲府戦でよい報告が聞けることを楽しみにしています!

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 夏休み最初のホームゲーム。本当に多くのお客さまにご観戦いただきありがとうございました。そしてすぐに来週の水曜夜には初の国際タイトルをかけた「スルガ銀行チャンピオンシップ」が日立台で開催されます。再び「柏から世界へ」。今日取り戻した自信とサポーターの後押しで勇気を携えてタイトルを取りに行きましょう!応援よろしくお願いいたします!