担当：大重正人

今日はサポーターのみなさんに、すぐにでもお伝えしたい大きな出来事がありました。SNSで写真や動画をアップしていたので、こんな時間になってしまいましたが、すでにご覧いただいている方もいらっしゃるでしょうし、多くのメディアの方もお越しでしたので、すでに各社サイトで報道もされています。

ドイツのシュツゥットガルトから、細貝萌（ほそがい　はじめ）選手がレイソルに加入することになりました。3月31日が移籍ウインドーの締め切りということもあり、すべてが急ピッチに進みました。今朝10時30分にリリース、11時前に細貝選手が成田着、すぐに日立台へ。12時過ぎには初めてあいさつさせてもらいました。監督との面談を終え、14時からメディカルチェックとドクターチェック。16時半から会見、顔写真の撮影から、17時前には日立台のスタジアムで早くも体を動かしました。下平監督や松原コーチと談笑しながら、日立台のピッチをランニング。長旅の疲れも感じさせず、言動やトレーニングの様子は常に背筋が伸びているような、凛とした様子は変わりませんでした。

なぜ細貝選手が、レイソルに？と思われる方もいらっしゃるでしょうし、逆にテレビドキュメントでのエピソードをご存じの方は「ついに叶った」と思われた方もいるでしょう。それが、こちらです。

「柏レイソルからどうしても来てほしいという言葉をもらって、決断しました。僕にとって、レイソルは小さなころからの夢のクラブでしたし、小学校の卒業文集にも『柏レイソルに入りたい』に書いたこともありますし、昔から気にしているクラブでした。当時、大野敏隆さんがここでプレーしていて、当時から大野選手のことがすごく好きでした。それもあって『あの黄色いユニホームを着たい』とずっと思っていました」

ネット上で伝え聞いていたことが本当のことで、本人の口からそれを聞けたこと、それだけで我々柏レイソルにとっては、本当にもう十分なことだと思ってしまいました。当時の文集画像を送って下さったマネジメントスタッフの方が、「今でも大野さんのスパイクを大事に持っているんですよ」と教えてくださいました。クラブでも代表でもこれほどの実績をもった選手ですから、多くの人の応援を受け、愛されてきたなかで、「変化」を決断し、その挑戦の場として柏レイソルを選んでくれたこと。細貝選手の思い、こちらのブログでもご覧ください。
http://hajime-hosogai.net/archives/1510

今日、3月24日は、近年のレイソルにとって、一番「元気になれる」日かもしれません。大津祐樹選手は27歳に、中谷進之介選手は21歳に、2人のハッピーバースデーでした。いつも活発で、声も大きく、屈託のない笑顔や振る舞いで、仲間やサポーターの皆さんが自然と周りに集まってくるような、チームのムードを上げてくれる二人です。自分から「歌ってくれよ！祝ってくれよ！」というグイグイ感を前面に出すところが似ています笑。

みんなで誕生日ケーキを囲んでお祝いするのが当たり前の光景で、これぞレイソルという雰囲気をいつも感じさせてくれます。そこに細貝選手も加わり、4月1日の再スタートへ向けて、チームはまた進み始めます。ボランチのポジションは大変な競争となります。競い合い、高め合い、切磋琢磨しながら、4月からの反撃につなげなければなりません。

そして細貝選手が大野選手やレイソルに夢を抱いてくれたように、ユウキやシン、そして選手みんなには、一人でも多くの子どもたちに「レイソルの選手になりたい」「レイソルがずっと好きだった」と、そんなふうに思ってもらえるような憧れであってほしいと心から思います。

明日は、11時から東洋大学とのトレーニングマッチです。45分×3本、練習グラウンドでの実施予定です。細貝選手は、帰国直後でもありますし試合には出場しない予定ですが、ウォームアップに加わり、ほかの選手たちと一緒に体を動かします。それでは明日、どうぞ日立台へお越しください！

最後に、先日よりサービス開始している、携帯アプリ「COCOAR2」に動画を追加しました。今日は大津選手、中谷選手の誕生日ということで、いつも彼らのレプリカユニフォームを着て応援いただいている方へのプレゼントです。レプリカの背中側をアプリで撮影すると、今日のお祝いムービーを見ることができます。今持っている方、これから購入しようかなという方、ぜひともお試しください！
▼iPhone
https://itunes.apple.com/jp/app/cocoar2/id867328953?mt=8
▼Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.slab.sktar&hl=ja