指宿キャンプ1日目
担当:大重正人
1月15日の始動から約2週間。トレーニングの場所を今日から鹿児島県指宿市に替えて、キャンプがスタートしました。思えばこの指宿でのキャンプがスタートしたのは2011年の4月、ネルシーニョ監督の時代からでした。震災でリーグが中断する難しい時をこの指宿で過ごし、さらに力をつけて、のちのJ1制覇につなげた地でもあります。J2から出直しとなった今年のレイソルにとって、もう一度這い上がっていくための力と成果を手にしなければなりません。
日立台で多くの2部練習を経て、選手たちに疲労がたまってきている頃だとは思いますが、それでもそんなそぶりを感じさせないほど、選手たちは元気な笑顔で活気にあふれています。今日は朝7時に柏を出発し、9時30分の飛行機で鹿児島へ。空港では地元の園児さんたちが合唱で元気いっぱいに出迎えてくれて、ネルシーニョ監督はやさしいお父さん、おじいちゃんの表情になっていましたね!
チームは鹿児島空港にとうちゃくしましたーおうたのプレゼントありがとうございました インスタのIGTVにもムービーをアップしたのでぜひみてねー #reysol #指宿 #鹿児島https://t.co/2ao3J4slAr pic.twitter.com/ismK4JmEpJ
— レイくん@柏レイソル (@Reykun_kashiwaR) 2019年1月28日
そして手塚康平選手会長があいさつのマイクをとり、このキャンプでの意気込みを話しました。地元のニュースでもこのように取り上げていただきました。「いつも温かくお迎えしていただきありがとうございます。今年も鹿児島県指宿市でキャンプを行えることを大変嬉しく思います。約2週間、しっかりとトレーニングをおこなって、2月24日の開幕戦にむけていい準備ができればと思います。よろしくお願いします」
そこからバスで2時間、14時には指宿いわさきホテルに到着し、16時からのトレーニングで汗を流しました。今日はフィールドもキーパーも一緒になり、ストレッチやボールを使ってのレクリエーション。コウスケが楽しそうにドリブルしている姿はレアでしたよー。そしてランニングと1時間弱のメニューで長旅の身体をほぐしました。ジオゴフィジコの「最後は自分のペースでいいよ!」というフリーランでしたが、リュウタ、ヤマ、そしてセガワが我先にとスピードを上げてゴール。もっともっと走れるぞ!というアピールかどうかはわかりませんが、全員が互いをもりあげて、いい雰囲気でここまでの一日一日を過ごせているように感じます。今日の岡村テクニカルスタッフの誕生日も2年目の若手たちが盛り上げて、力いっぱいお祝いしました笑
ただ、ここからさらに厳しいチーム内の競争が始まり、実戦形式の練習も増えていくことでしょう。監督は常に選手たちのことを見ています。ちょっとした変化、成長、頑張りを見逃しません。だからこそ苦しい状況でも踏ん張って、互いを高め合うようなチームになっていけたら、というように感じています。また明日から彼らの頑張りを伝えていきます。