2019年2月16日

明日は新ピッチでちばぎんカップ

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担当:大重正人

本州最南端の指宿市から戻ってきて1週間。やはり関東の風の冷たさで、肩がこわばります。そんななかでも日立台のトレーニング見学に来ていただいて、本当にありがとうございます。週末のちばぎんカップを控えて、もうすでに実戦モード、いや開幕モードに入ってきたチームです。

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レイソルの監督としては、2014年11月29日以来、久しぶりの日立台での采配となるネルシーニョ監督。「やはり6年間を過ごした、非常に慣れ親しんだ街でもありますし、レイソルに戻ってくるに当たっては非常に高いモチベーションを持って帰ってきました。過去、我々を支えて下さったサポーターの皆さんと、我々のホームで顔合わせができる日という意味で、自分自身も非常に意気込んで準備をしてきました」。明日を迎えるにあたり、感慨深い表情でこう話しました。

1月15日の始動から、指宿キャンプ、そして日立台での1週間を経て、チーム作りの経過については「練習自体はうまく回っているので、その中で選手たちが戦術的な部分を非常によく理解してやろうとしてくれているというのが率直な感想です。非常に良い準備ができています。もちろんまだゲーム感覚というところでは(試合を)やりながらという部分はあるが、非常に良い試合ができるのではないかと思っています」

タニ、キリ、コウスケらを除けば、前体制から大きくメンバーが入れ替わりました。ネルシーニョ監督という新しい監督に触れ、新しいサッカーにチャレンジし、ここまで選手たちが、新しい監督の競争意識を高く保ってきたという印象を感じています。その中で監督は「今年1年を戦っていくうえで、もう一度我々が持っている選手の評価というものをきちんと検証するいい機会だと考えている」と鋭く厳しい視線、感覚も当然忘れてはいけません。良ければ使う。悪ければ外れる。今は良くても、そこに甘んじて続けることをやめれば、監督のチームでプレーすることは許されません。互いが互いを刺激し合い、高め合っていくことで、強くたくましいチームを作っていってくれるのではないでしょうか。

昨日はスタジアムのピッチをつかっての予行演習。ニュースで工事のお知らせをしておりましたが、無事にスタジアムピッチの改修が完了しています。オフィシャルグラウンドクルーとして大きなご尽力をいただいている「グリーンテック」様に中心となって実施頂いています。芝をロール状にして剥がし、露わになった土壌には、溝が掘られ、そこには水道管と配水管が敷かれました。これにより排水性の向上を図るとともに、スプリンクラーを敷設することができました。スプリンクラーは練習グラウンドにも設けました。これでスタッフはより効率的に仕事を進めることができるようになりました。

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土壌には何度も何度もローラーがかけられ、可能な限り平らになるように繰り返されました。その上に、ロール状の芝生が持ち込まれ、隙間なく丁寧に敷き詰められていきました。そして養生期間を経て、このちばぎんカップで無事に試合ができる状態に間に合わせていただきました。この寒い時期ですから、青々としたグリーンのピッチになるのはもう少し先からも知れませんが、よりよいピッチを整えて、選手たちがより良いサッカーをお見せできりように引き続き取り組んでまいります。

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明日のチケットは、すでに13000枚が発券されていて、席種によっては完売となっている状況です。ただ、まだ残数があり、当日券もおそらく発売できる状況ですので、ローソンやミニストップ、また日立台公園の当日券売場にてお買い求めください。譲れない千葉ダービー、ぜひ三協フロンテア柏スタジアムへ!!
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#0217