2019年2月23日

明日リーグ戦開幕!

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担当:大重正人

昨日から、2019年のJリーグが開幕しました。セレッソvsヴィッセルの関西ダービーで、まずその火蓋を切って落とされました。フライデーナイトJリーグとして、大観衆が集まり、華々しい舞台のなかでワールドカップ優勝選手たちが闘いを披露するという、数年前では考えられないような様変わりです。J1からJ3まで50以上のクラブがひしめきあい、そこでいかにクラブの色、独自性を出して、この闘いを勝ち抜いていくか。柏レイソルはJ2からのリスタート、出直しです。ネルシーニョ監督のもと、もう一度勝利の精神を取り戻し、「J1に返り咲く」という監督とクラブの意志を実現せねばなりません。

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先週のちばぎんカップは、今季初めての有料観客試合、そして90分の実戦。2-2という結果だけでなく、いろいろ見えてきたものもあると、監督は話します。
「前から守備をしようという中で、そのスペースを相手に使われてしまった。そのため、トレーニングでは相手にスペースを与えず、そのスペースを有効に使う練習を行いました。ちばぎんカップは良い面、悪かった面を含めて、今後につながるいろいろな検証ができた機会だった。ただ、我々はJ1に戻るためにやっている。セットプレーで二発やられてしまうのはあってはいけないことであり、今後に向けての課題がはっきりした。

ただ、前の試合が今季初めての90分ゲーム。チームが始動してから選手は非常に素晴らしい意欲を見せてくれている。その中でそれぞれが担う役割は理解してくれている。またこの初戦だけが大事だとは捉えていませんし、我々にとってこれから戦っていく相手、全てが大事な戦いになる。我々にとって初戦ですが、相手にとっても初戦。この1試合に懸ける思いは相当なものでしょうが、その中で結果を残すことが我々に求められていますし、その次につながる良い試合にしたいと思います」とこの開幕に向けてコメントしました。

レノファ山口FCとは、柏レイソル史上、初対戦となります。J3からの昇格1年目で旋風を巻き起こし、そして去年は8位。着実に前進を続けているクラブです。霜田監督は日本サッカー協会の要職を務め、リーグ戦を視察に来られた際には中村航輔選手など代表経験者と談笑する姿をよく見かけました。また染谷選手は東京ユース時代、「トップの練習参加した時に霜田さんがコーチにいて、とてもお世話になりました」という結びつきもあります。

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そして何より、小池龍太選手にとっては出場すれば古巣との初対戦です。「山口にはとてもお世話になりました」と大きな感謝を口にしました。我々は、どうしてもそういったヒストリーや思いに結びつけてしまうところがあるのですが、ただ、リュウには我々が期待するような感傷的に浸るような表情よりも、すでに試合モード、開幕モードに深く集中しているように感じます。

「僕は42試合のうちの1試合としてすべてのチームを見ているし、相手がどこであろうと勝ち点3を獲る。今、自分は柏レイソルの一人として、チーム全員で一緒になって戦うというだけです。僕たちは1年で昇格しないといけないし、強い気持ちをもって最初の試合を戦いたい。山口は少しずつ大きくなっていて、とても勢いのあるチームだけど、その勢いを出させないようにしないといけない。彼らにとってはホームゲームで、サポーターにも行けるぞと思わせるような雰囲気にしてはいけない」。強く堅い決意をもって、この開幕戦、目の前の1試合に挑むという思いを語りました。

レノファは、2015年のすばらしい躍進のあと、小池選手をはじめ、多くの主力選手に多くのオファーが届きました。大きな損失もあったと思いますが、それでも今日ガンバで先制ゴールを決めた小野瀬選手ら新たな選手や監督のもと、前鋭的な攻撃サッカーでまた進化しようとしています。1試合1試合、個性的で難しい相手との対戦が続きます。我々も一戦必勝、負けられません。スタジアムで、そしてDAZN配信で!こちらもクラブ支援プランでの受付もスタートしています。こちらのURLからぜひご登録ください。
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そして今年1年、あらためてネルシーニョレイソルへの大きなご声援をお願いいたします!
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