明日はルヴァン鳥栖戦
明日はルヴァンカップの5戦目、アウェイでの鳥栖戦を戦います。このグループステージは4試合を終え、1勝3敗。最終戦にグループ突破の可能性を残すためには、まずこの試合に勝利し、2位のFC東京の結果次第という難しい状況ではあります。ただ、いまの柏レイソルにとって、どんなメンバーで戦おうが「勝つこと」が一番大事なことです。
勝つために必要なこと、やるべきこと、怠ってはいけないこと。できていたことが、できなくなっていることもあるはずで、そうしたことが重なって今の未勝利の状況が続いていると考えます。
先日のリーグ戦、鹿児島戦では逆転負けを喫し、ネルシーニョ監督は「我々は勝ち方を知らなかった」と険しい表情で述べましたが、試合前々日の囲み取材でもさらに言及がありました。「言いたかったのは、前半我々が優位に試合を進めたが、決めるところを決めるとか、ラストパスの質などを含めて、前半30分の中で作ったチャンスを仕留めていれば、あれほど苦しい展開にならなかった。ゲームの流れを読むという意味で勝ち方を知らなかったと言いました」。
さらにこう続けました。「予測というものが全てにおいて重要で、ゲームの流れの中や、ゲーム全体も含めての予測がうまくできるから良い判断ができる。そういう意味では鹿児島戦は予測が有効的ではなく、シュートを打つタイミングでクロスを上げたり、クロスを上げるタイミングでシュートを打ったりしていた。その予測というものが全てにおいて必要で、これからも選手たちには要求していきたい」
ゴールが欲しい、勝ちたい、リードされている、早く1点を返したい。そうした焦りが生まれるのは選手として当然のことでしょう。ただそうした苦しい状況での自律や我慢が必要で、そこを乗り越えた先に真の強さや勝者たるものが身につく。だからと言って負けていいとかでは全くなく、チームは1試合1試合勝利のために戦い続けていますし、ひとつの勝利で自信を得て、その勝利を次の勝利に繋げていくことに力を注いでいます。そうしたサイクルの始まりが少しでも早く始まれば、と思うばかりです。
なかなか勝利から遠ざかっている状況ではありますが、ファンサポーターの方には引き続き温かく熱い応援をいただいており、本当にありがとうございます。ファンクラブ会員も昨年に近い人数の方にご入会をいただいていますが、ぜひ周りの方をお誘いいただき、一人でも多くの方にレイソルを応援してもらえたらと、次の徳島戦と大宮戦で「新規入会・紹介キャンペーン」を実施します。今回のキャンペーンでご入会いただいた方、ご紹介いただいた方には試合当日の選手サイン会にご参加いただけるものです。詳細はこちらからご確認いただき、応援の輪を広げていければと思います。多くの皆様のご入会をお待ちしております。
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