明日は金沢戦
担当:大重正人
夏の移籍ウインドーがオープンになりました。この夏は国内外、カテゴリーを問わず、本当に大きな移籍が相次ぎました。どのクラブもチーム強化に動いており、J1昇格へのライバルたちも有力選手を相次いで補強しています。レイソルは、パク選手、高木選手、そして村田選手がレイソルから新天地に移りやはり寂しい思いもありますが、新たに加わってくれた選手も迎え入れています。
ブラジルから、攻撃的MFのマテウスサヴィオ選手、FWのジュニオールサントス選手、そして神戸からは三原雅俊選手も期限付き加入となりました。昨日はユニフォームを着用しての写真撮影をおこない、真新しいユニフォーム姿に自然と期待が高まります。ブラジルコンビの仲の良さもとても微笑ましいですね
三原選手は、ヴィッセル時代にネルシーニョ監督のもとで2015~17年と3シーズンプレー、お互いに考えやプレーを理解し合う間柄で、今回のオファーに応えてくれました。
「昔から長所がないって言われます」と謙遜していましたが、まったくそんなことはありません。豊富な運動量、球際の強さ、ボール奪取など「守備のところは自分の特徴だと思っています」という言葉、実績と経験を備えたボランチです。レイソルとの対戦も数多くあり「選手たちの特徴はだいたいわかっているつもりです」とさっそくトレーニングに加わっても、チームの流れを壊さず、より滑らかに動かしていくような、サッカーを良く知っている選手という印象です。
もちろんネルシーニョ監督がかける期待も大きなものがあります。「神戸で3年間、彼と一緒に戦った経験があります。ここで補強に動いたのは、もちろん彼と一緒に仕事をした仲だったというが一番大きな理由です。1年を通じてケガで離脱することが少なく、パフォーマンスも安定している。きちんと守備ができて、厳しくいける。ボールも動かせて、最後はフィニッシュまで持っていける。そしていつもフォア・ザ・チームの気持ちを持ってチームのためにプレーができるということが、彼を今回招聘するにあたって一番評価していた部分です」
3選手とも無事にJリーグへの選手登録の手続きが完了し、明日の試合から出場可能な状態になりました。あとは今週のトレーニングを見て感じ取ったそのパフォーマンスを監督がいかに評価し、メンバー起用するかどうか。金沢戦の大きな楽しみの一つとしてぜひご注目ください。
明日の金沢戦。4月のアウェイゲームではチャンスを作りながら、相手のハードな守備、そしてGKの好守もあってゴールを奪いきれずスコアレスドローに終わりました。その無失点の立役者、GK白井選手は柏市出身、柏イーグルス、流経柏高校とこのエリアになじみ深い選手です。またセレッソから期限付きで加入した山根永遠選手、父親は2006年から09年までレイソルで活躍した山根巌選手(現カターレ富山ヘッドコーチ)です。当時、練習後のグラウンドで3兄弟がボールを嬉々として追いかけていた光景がありました。彼らの心中は図りかねますが、何かこの日立台に思いを持ってくれているとすれば、それ以上の強い思いで戦わなければ、勝利をつかむことはできません。ツエーゲンは最近9試合無敗、5連勝へ向けて強敵を迎え撃ちます。
明日は「三協フロンテアDAY」。ユニフォームスポンサー、スタジアムネーミングライツと、大きな大きなサポートをいただき、改めて御礼を申し上げます。スタジアムには昨年同様、同社が手掛けるモバイルスペースが設置され、選手の等身大パネルやユニフォーム展示、また壁面に応援メッセージを記入いただけるスペースも設けていただいています。当日撮影いただいた三協フロンテアブースの写真を「#三協フロンテアDAY #柏レイソル」のハッシュタグを入れてSNSに投稿いただくと、選手サイン入りグッズや等身大パネルをはじめ、2000名以上にプレゼントが。さらにホームゲート先着8000名様にオリジナルレジャーシート、さらにビジター側にも汗ふきシートのプレゼントまでご用意いただいています。ぜひ明日の金沢戦、日立台へお越しください!!
https://www.reysol.co.jp/news/event/032344.html