2019年10月 5日

明日は横浜FC戦

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担当:大重正人

10月に入りましたが、今日は30度に迫るような夏の一日。他の試合では引水タイムがもうけられるなど、選手にとっては非常にタフなコンディションの一日でした。我々レイソルの試合が行われる明日は25度前後と過ごしやすい日曜になりそうです。

残り8試合、強敵との戦いが続きます。明日は、現在3位の横浜FCの敵地、三ツ沢に乗り込みます。4月、日立台での対戦は0-0のスコアレスドロー。あれから半年が経ち、両者とも一変、成績を飛躍的に伸ばしてきました。横浜は5月に、元レイソルの下平隆宏監督が就任すると、それまでの4勝5敗4分から、12勝7分2敗と昇格県内へジャンプアップしてきました。ボールを握る、という下平監督の志向するスタイルが着実に浸透。安定したビルドアップができる最終ラインとボランチがいて、サイドにはクリスやJのようなスピードあふれるアタッカー、松尾選手、中山選手、斉藤選手がいます。そしてイバ選手という決定力のあるセンターフォワード。組織と個のバランスの取れた非常に強いチームです。

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そこで一味違うエッセンスを出しているのが、やはりレアンドロドミンゲス選手。レイソル時代のような鋭いカウンタードリブルはなくとも、トップ下の定位置からの正確なキック、そして気配を消しながら相手の間をとる嫌なポジショニングは健在です。下がり目の位置でビルドアップに加わり、そこからワンツーやロングパスで味方のチャンスを作り、さらにはゴール前のフィニッシュへ。ミドルシュートやプレイスキックも脅威です。彼に仕事をさせないこと、できるだけゴールから遠ざけることが勝利への道でしょう。

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そして最後尾に構えるのがGK南雄太選手です。18歳でレイソルに加入したのが1998年。先月で40歳の誕生日を迎えましたが、まさに不惑という言葉にふさわしい、長年の経験に裏打ちされたすばらしいプレーを続けています。強いチームには良いキーパー。11連勝のレイソルもそうですが、16戦無敗の横浜には南選手がいます。

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さらに先月は、J1・J2通算600試合出場の偉業も達成。レイソルでのJ1:246試合+J2:45試合から、10シーズンでこの大記録に到達しました。600試合出場を超えるのは、楢崎選手、遠藤選手しかいません。現在横浜FCで販売中の記念グッズにはルーキーイヤーの写真をご提供させていただきましたが、明日の試合前にはそのセレモニーも行われます。今となってはまさに最強の敵となってレイソルに立ちはだかる存在ですが、試合前は大きな拍手で称え、そしてすばらしい戦い、最高の勝利をめざし、三ツ沢で選手とともに戦ってください。ビジター側はチケット完売だそうで、アウェイへの大挙参戦、本当にありがとうございます。14時キックオフです!