2020年1月23日

指宿キャンプ4日目

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

今日は指宿に来て、初の雨中トレーニングになりました。とはいえ、心配していたほどの雨量はなく、午前午後と予定通りのメニューを消化することができました。柏など関東地方では最高気温5度ほどの凍えるような寒さだったと聞きましたが、指宿はなんと20度!雨の冷たさを感じることもなく、南国の恵みを体感できる一日でした。

今日は午前から、引き続きのグループトレーニング。パスやポゼッション、そこに守備への切り替えや、今日はピッチを広く使って、失った瞬間に別のエリアへダッシュして、そこからまたポゼッションゲーム、という非常に負荷のかかるトレーニングでした。心拍数が上がった状態でも正確なプレー、正確な判断をしなければいけないのは選手たちにとって非常に大変なことですが、それをいかに90分やり続けられるかに勝敗の運命が懸かっています。午前練習最後の笛が鳴った時の様子、選手たちの追い込み具合が伝わると思います。

200123_4.jpg

200123_3.jpg

200123_2.jpg

200123_1.jpg

午後も同様に2つのエリアを使い、より実戦に近いキーパー付きの9対9。ハーフコートでの戦いですから「実際のゲームと変わりないぞ!」というコーチからの掛け声で、選手たちの戦いに火が付きます。この時期を考えても、非常に高いインテンシティーで、攻守の切り替え、ボールに寄せるスピード、球際の激しい争い。指宿に来てから夜には監督ミーティングがあり、求められるプレーの質や量は選手たちに伝えられています。ネルシーニョ監督が大切にする戦い方を選手たち一歩ずつ浸透してきている。そんなふうにも感じました。局面のハードさは写真からも感じ取っていただけたらと思います。

そんなバチバチのトレーニングのあとですが、ピッチサイドでは選手たちがプレーについて振り返ったり、ストレッチしながら談笑したり。チームの輪も徐々にできあがってきているように感じます。練習後には、こんな風景も。

輪になって、腕立て伏せ。ひとり一回1週したら、次は2回、3回、4回、5回までいき、そこからは4、3、2、1と減らしていく。きつい練習のあとに、またきついことを、それも逆に盛り上げながらやっている姿がなんとも微笑ましいというか。ミツ、ユウタの新加入選手も混ざっていて、年齢もバラバラで、でもこうして打ち解けていくんだな、とサッカーの力をまた感じた夕方でした。

明日はまた午前のみのトレーニング。明日は、雨の心配は大丈夫そうで一安心です。