明日はルヴァン湘南戦
担当:大重正人
SNSでJリーグ各チームがアップしていたように、今日8月4日は、元日本代表でマリノスや松本山雅で活躍されているなかで急逝された松田直樹選手の命日です。当時、この突然のことにサッカー界全体が悲しみに暮れるなか、一方でその後ご家族や周りの方々の活動などによりAEDの啓発や普及が進んでいきました。その活動や理解を持って深めようと、各チームが一斉に力を合わせ、レイソルも松田さんと最終ラインを組んだ井原ヘッドコーチが協力しました。
#松田直樹 さんが旅立たれて9年になります。直後の8/6日立台の光景は、今もなお刻まれています。Fマリノスでコンビを組んだ #井原正巳 ヘッドコーチもAEDの更なる普及を願っています。#命つなぐアクション
— 柏レイソルOFFICIAL (@REYSOL_Official) August 4, 2020
#スポーツ中の心臓突然死をなくそう
#Jリーグ
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練習の際には、トップチームもアカデミーも有事の際にすぐに使用できるように常にAEDが準備されています。また三協フロンテア柏スタジアムでも、各所設置されました。地図上、少し見えづらいですが、オレンジ色のマークです。柏熱地帯の救護室、スタジアム一階の医務室、バックスタンドAL下の売店、またクラブハウスやトレーニングジムにもあります。またレイソル所有ではありませんが、隣接の体育館にもおかれています。通常だと一般の方が入れないエリアもありますので、何か起こった際にはすぐにスタッフや係員にお伝えください。
チームは、ここまでリーグ戦4連勝。順位を暫定4位にまでジャンプアップさせましたが、ネルシーニョ監督は「シーズンが再開して連敗していた時も、今勝っている時も、我々は大きくやり方は変えていない。今シーズンを戦い抜くうえでチーム一丸となってやるべきことを日々やり続けるだけ」とその姿勢に変わりありません。
明日のルヴァンカップも、リーグ戦とは異なる戦いではありますが、「我々にとって大切な公式戦であるという位置付けはまったく変わりない」とこの試合に向けて準備を進めてきました。名古屋戦から中3日で湘南、中2日でマリノス、中3日で大分、中2日でセレッソ、中3日で神戸、中3日で大分、そして中5日で鹿島。8月のこのスケジュールを乗り越えるためには、まさに監督が唱える「総力戦」の精神が必要です。これまで試合に出続けていた選手が仮に出られなくても、トレーニングでの成果を監督が認め、また新たな選手が試合で活躍する。こういうチームこそが今年を勝ち抜いていくはずです。明日の90分間で最良の結果を得るために選ばれ、チームを代表して戦う18人に明日も大きなご声援をお願いします。
グループステージは1回戦制に変わり、初戦のガンバ戦に勝利、残りの2試合はホーム日立台で闘うことができます。このアドバンテージを活かしたいところ。今回のルールでは、勝ち点が並んだ場合は、直接対決の結果が優先されます。この試合で勝ったチームは、もうひとつの大分vsガンバが引き分けに終われば、その時点でグループ突破が決まるなど、リーグ戦を決定づける大一番です。タイトルへと続く道を、一歩ずつ進みたいところです。