2020年8月11日

明日はルヴァン大分戦

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担当:大重正人

まず、今朝、ジュニオールサントス選手のF・マリノスへの期限付き移籍を発表しました。今季は1試合出場となかなか出場機会に恵まれない状況でした。ただ、その横浜FC戦で見せたように、スピードに乗ったドリブル、切り返し、突破力を、そうそう止められるDFはいないのではないでしょうか。すごいポテンシャルの持ち主です。ペナルティエリアで倒された場面、PKでもおかしくなかった場面がいまだに思い出されます。あのマリノスの攻撃陣の中で、思い切り仕掛けることができたら、と期待感と脅威を抱かずにはいられません。

「もちろんこれでお別れではありません。期限付き移籍でもありますし、またこのレイソルで歴史を作り、自分のすべてのポテンシャルを見せることができればと思います。今後は、他チームで自分のサッカーをまた極めていきたいと思います。もちろん、その中でもレイソルに対しての愛やリスペクトは変わりません。本当にありがとうございました」。

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梅雨が明け、ようやく夏の厳しい暑さが本格化してきました。チームは午前早くからとレーニングをしていますが、すでに陽が高く上り、大変な気温のなかで、それでも懸命のトレーニングを続けています。試合メンバーに入れなかった選手たちは、チーム本体がアウェイ遠征に出かけている間に、栗澤コーチ、松原コーチのもとで、次こそは自分がという必死の思いでサッカーに取り組んでいます。

先週のルヴァンカップでは、ここで出場のチャンスをつかんだ選手たちが、練習の成果を発揮し、1-0の勝利でレイソルのグループステージ突破に大きく貢献しました。その一人が、川口尚紀選手です。今回のマッチデープログラムのインタビューでもこう明かしていました。「中断明けは紅白戦のメンバーにも入れなかった。でも練習でコンディションが上がってきた実感はあったし、そのなかで紅白戦で結果を残すことができた。ルヴァンで結果をのこさないとリーグ戦にも関わっていけないし、モチベーションはすごく高かったです」

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そのルヴァンカップから、次はリーグ戦へ。土曜日のマリノスでは、前半途中からのピッチインで、本職のサイドバックではなく、センターバックとしてスクランブル発進でした。ネルシーニョ監督は「尚紀は、トレーニングマッチや練習でセンターバックに入ることがあってその適性を精査してきました。守備的な感覚は非常に良いものを持っていて、身長はそれほど高くなくても空中戦も対等に競り合える。スピードもあり、守備の予測や裏のカバーリングでも良いものを持っている。攻撃に出ていくときのパスも非常に良いタイミングでつけられる。『この前の試合前にもセンターバックでいくかもしれないから準備してくれ』と伝えていたが、彼はしっかりと与えられた役割を忠実にやってくれました」。監督の抜擢と期待に応え、川口選手はリーグ戦でも着実な成果を残してくれました。

レイソルはグループ突破を勝ち取っている状態ですが「まずは残りの1試合を良い形で終えること。そしてこの大分戦はこれまでなかなか出場機会に恵まれなかった若手選手に出場機会を与えることで、公式戦での試合勘に慣れてもらう。それがチーム全体の底上げにつながる」と監督はメディアに対して答えています。川口選手に続く、新しい台頭が見られるような、明日の試合になることを願っています。

チケットは、引き続きアソシエイツ会員限定での発売となります。前売、当日ともにローソンチケットのみの販売で、スタジアムでの当日券販売はありません。また週末のセレッソ戦のチケットは予約流れがあった場合に随時再販売される状態で、ほぼ完売の状態です。好調のチームをサポートいただいて、ますますの勝利を呼び込めるように引き続きの応援をよろしくお願いいたします。

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