明日は広島戦
担当:大重正人
8月末にも同じような書き出しの日記があったかもしれませんが、今週はミッドウィークの試合がなく、チームは月曜日の移動日と火曜はトレーニングOFF。鳥栖で悔しい試合を終えたあとでもありましたし、大きく気の休まる休暇にならなかったかもしれませんが、それでも心身をリフレッシュし、水曜日から、この広島戦に向けて準備を進めてきました。
この間、選手たちにも協力してもらって、たくさん取材も入れさせてもらいました。広島戦のマッチデープログラムは高橋峻希選手、監督と鎌田選手が広島戦に向けたメディア対応、戸嶋選手はJCOMの「レイソルゾーン」、キム選手は「ぐるっと千葉」、三丸選手が千葉テレビの「ライジングレイソル」、神谷選手、山崎選手はサッカーを離れた話題の取材でした。また掲載近くなりましたらお知らせいたします。また、これは先日の取材ですが、来週の木曜発売「サッカーダイジェスト」での司令塔特集で、われらの10番江坂任選手がここまでのプレーや、いまレイソルで担う役割、司令塔としての理想像や責任などを話したインタビューが掲載されます。
そしてファンクラブ会報誌「日立台通信」では、8月月間MVPを記念してオルンガ選手、大南&古賀の東京五輪世代DFコンビによる対談タブルパス、アカデミーページでは鵜木選手が学生時代に学んだことや経験談、後輩たちに伝えたいことなど、昔を思い出しながら語ってくれました。こちらは10月中にお届けする予定ですので、いましばらくお待ちください!
そして迎える広島戦。レイソルの勝ち点26に対して、広島は21ポイント。ただ城福監督が新しく率いた2018年はリーグ2位、2019年はACLでグループ突破、リーグ戦は6位。3年目の今シーズンも組織的で堅固な戦いを見せています。前節はフロンターレに対して1-5という結果になったものの、高橋峻希選手は「その内容を見れば、結果が伴っていなかっただけだと思います。広島は自分たちのスタイルをしっかり理解していて、勝利を積み上げているという印象です」。
鎌田選手も同様に警戒を強めます。「広島は守備から攻撃へ、というチーム。カウンターも速いし、強い外国籍選手もいます。変な取られ方をしないとか、簡単にボールを失わないとか、シュートで終わるとか、そういうシンプルなところを徹底しなければいけない。うちも守備と攻撃をリンクさせて、堅い試合にしなければいけないと思います」。
この試合もチケットは完売となりました、ご購入ありがとうございます。またコロナウイルスによる観客数制限下で、買いたくても買えなかったという方もいらっしゃるでしょうし大変申し訳なく思います。政府見解をもとに、リーグでは制限緩和に向けた検討も進められていますが、ひとまずレイソルの9月のホームゲームは、これまで同様に3000人弱のチケット発券にて試合運営をさせていただきます。10月以降の試合については決定次第、お知らせいたします。
スタジアム観戦の多くの皆様には、感染予防のため、たくさんの、そして細かなルールをお守りいただき、そのおかげで試合を開催することができています。大きな感謝を申し上げるとともに、引き続きのご理解ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。一方でチケットの転売や、自分の座席から移動されている方が確認されています。誰がどの席のチケットを買って、どの席に着席したか、という情報は有事の際のさらなる感染拡大防止のために非常に大切なことです。
皆さんの理解や我慢、協力があるからこそ、私たちにとってかけがえのないサッカーの公式戦が開催され、それを毎週楽しめているということを改めて胸に留めていただけたらと思います。すばらしい試合は、選手たちの頑張りと、それをサポートする観客のみなさんがいるからこそ、実現するものですよね。明日もこの日立台がすばらしい空間になるよう、よろしくお願いいたします。