2020年10月18日

湘南戦

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担当:大重正人

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立ち上がりの失点からも、落ち着いて試合のリズムを掴み、クリス→オルンガ選手のセットプレーで前半のうちに同点に。そして後半開始から投入された神谷選手が強烈なシュートを放つと、ミカのプレスで奪ったボールを江坂選手がGKを引き付けての完璧なラストパス。古巣相手に「前日から少し眠れないぐらいに気持ちが入ってきた」という言葉とは裏腹に、神谷選手がまさに「流し込む」というパスのような柔らかなシュートで逆転します。

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今日は、コロナ禍の中、レイソルサポーターにとって初めてビジター席を設けられてのアウェイ戦。見慣れたイエローの段幕がゴール裏に所狭しと並べられ、久しぶりの太鼓による応援で、選手たちは後押しを受けました。そしてミカの高さと決定力、クリスが加わったパワフルな前線、そして前線からの守備。レイソルのストロングポイントが遺憾なく発揮され、ここまでは狙い通りの展開でした。

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そして3点目を奪って勝利を決定づけようとさらに前に出たレイソルでしたが、監督や北爪選手の言葉によると、縦に急ぎすぎてしまい、もっと落ち着いてボールを握りながら攻めることも必要だった、と。前線へのロングボールが増え、そのセカンドボールを中盤がなかなか拾えない。ボールが行き交う展開になり、湘南のストロングポイント、走力が優位になる状況でした。相手も0-1など僅差で勝ち点を逃す試合が続き、それでも折れずにこの試合に懸ける執念を見せられた終盤でした。

2失点目、3失点目とも、レイソルは守備の陣形を作って待ち構えてはいたものの、球際で潰しきれず、背後を取られてひっくり返されると、フリーのシュートを許してしまいました。守備を頑張ろう、何とか粘ろうという思いがピッチ上からひしひしと見えていました。連戦が続き、疲労や消耗との戦いも非常に厳しい。ただ、それでも何とか踏ん張って勝ち点3を持ち帰らなければいけない試合でもありました。同じような展開で落としてしまった鳥栖戦の教訓、もう一度思い返さなければなりません。この頑張りを何とか結果に。来週は水曜の試合がなく、しっかり静養と準備を整えて、目下4位、8ポイント差で追うガンバ戦を戦います。

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