明日は名古屋戦
担当:大重正人
J1リーグは残すところ5試合となりました。11月のコロナウイルス集団感染から、選手たちのコンディション、実戦感覚をいかに早く取り戻していくかは、やはり簡単なことではなかったはずです。11/21鳥栖戦はその影響が多分にあったと言わざるを得ない、本来のプレーではなかったレイソルでした。しかし25日の鹿島戦、そして1日の仙台戦と、しっかり立て直しての連勝。ネルシーニョ監督が授けた作戦には驚かされましたが、その勝つための最善の策を選手たちがやり抜いて結果を得ることができました。決して一夜漬けではなく、これまでの積み重ねがあった上で、その応用を利かせることができた。ここにきての連勝は、選手たちの大きな自信になったと思います。
ただ、ここで迎え撃つ名古屋グランパス、いまリーグの中でも最も強敵であるチームのひとつです。フィッカデンティ監督の守備戦術、そしてボランチから後ろの1対1の強さが際立ち、ここまでリーグ最少の28失点と高い守備力を誇ります。金崎選手という大エースを負傷で欠きながらも、前線の阿部選手やシャビエル選手、マテウス選手といった個人技と決定力のある選手が健在で、攻守のバランスのとれた好チームです。
8月のアウェイでの対戦は、本当に苦しい試合でした。守勢に回りながらなんとかしのぎ、今季何度も見せてくれた江坂→オルンガのホットラインの中でも3本の指に入れたいファインゴールで1-0の勝利。マッチデープログラムインタビューでの山下選手は「グランパスとは今回も堅い試合になると思う。後ろが踏ん張り、失点をしなければレイソルは1点を取る力はあるので、そういう試合展開に持っていきたい」と勝利に向けて個々が果たすべき役割を全うできれば、と勝利を誓います。
明日の試合では「オーダースーツSADA マッチデー」を開催。スーツサプライヤーのSADAさんによる、選手モデルスーツの特別割引販売や、スーツやネクタイ、そして江坂、神谷、古賀の3選手がスーツ姿で決めたオリジナルポスターが当たる抽選会もあります。試合当日KASHIWA CIVIC PRIDE GATEで配布する「オーダースーツSADA」チラシに掲載されているQRコードよりオーダースーツSADA公式LINEに登録のうえ特設ブースにお越しください。
https://www.reysol.co.jp/news/event/033721.html
また、今日日中、日立台のスタジアムでは、クラブスポンサー柏髙島屋の高田明宏店長様より、先日店舗で実施された寄せ書き応援メッセージを贈呈いただきました。折しもコロナウイルス感染で活動休止の時期に、サポーターの皆様、市民の皆様から温かいお言葉や励ましをいただき、大きな力をいただきました。この12月、そして1月のルヴァンカップ決勝までひとつでも多くの勝利と喜びをお届けしたいという思いを強くしました。明日のチケットは、ほぼ完売で残り少なくなっております。スタジアムでの販売はありませんので、今夜、または明日お早目にローソンやインターネットにてお買い求めください。日立台での今季残り3試合、引き続きのご声援をよろしくお願いいたします。