キャンプ練習2日目
担当:大重正人
今朝は、夜明けに強い雨が打ちつけていて思わず目が覚めてしまったスタートでした。一方、柏でも朝早くから動きがありました。キムスンギュ選手が、所定の隔離期間を終えて、チームに合流するという朝。相当早い出発だとは聞いていたのですが、どうしても広報で写真撮影をしなければならず、リーグ納品の締め切りにも遅れていたので、スンちゃん、通訳のチャンウォン、オフィシャルカメラマンの飯村さん、笹原広報には、私もこんなに早くスタジアムに来たことがないよという早朝に集まってもらいました。笹原広報から無事に撮影することができましたというLINEと、チャンウォンから今から搭乗しますというLINEをもらって一安心。みなさんのご協力に感謝するとともに、サポーターの皆さんにはその宣材写真をイヤーブックなどでお届けできればと思います。午後にはトレーニングに合流、元気そうな姿を見せてくれました!
おはようございます
— 柏レイソルOFFICIAL (@REYSOL_Official) February 5, 2021
始動に合流が間に合わなかったスンギュも、今日からチームに合流!
朝イチで撮影を終え、これからキャンプ地へと向かいます
カメラマンさん、朝早くからありがとうございます#キムスンギュ #reysol #柏レイソル pic.twitter.com/jTNuxTTHga
2日目のトレーニング、5対5や6対6と人数こそ少ないものの、実際のゲームで起こるシチュエーションがイメージできるような、実戦的なトレーニングでした。ネルシーニョ監督は常々組織で戦うということを繰り返し明言していて、攻撃でも守備でもチーム全体で連動し、そしていろんな状況にも対応できることが求められます。強いチーム、勝つチームを目指し、去年よりまた上のステージにいくためには、いろんなスタイルの相手を上回る必要があります。これしかできない、ではなく、全てを高いレベルで。去年の成果や反省を踏まえ、このキャンプの中で個人やチームの力を高めていこうという序盤です。
トレーニングが終わると、井原ヘッドコーチも合わせ、いろんな選手を呼び止めて、直接指導だったり、要求を伝えていました。土台を作っていく今だからこそ、より丁寧に徹底していく。熱がこちらに伝わってきます。
大谷選手が昨日のインタビューで部屋割りの質問に及ぶと「今年はコロナのこともあって、一人部屋なんですよ。まあ今年は33人で奇数だから、最年長の自分は一人だったと思うけどね笑」。今年は感染予防のため、移動のバスが2台から3台に増えたり、食事会場は円卓ではなく、一人一人の距離が十分確保されたテーブルに変わったりと、これまでキャンプとは全く違う状況です。
「いつもなら同部屋のやつとだったり、色んなことを話したりできるんだけど、今年はそうも行かないからね。でもその分、ピッチでたくさんコミュニケーションをとっていけたらと思います」。その言葉通り、今日は同じボランチで新加入の椎橋選手と長く話し合っていました。レイソルのやり方、監督の考え、少しでも早く新加入の選手たちの理解が進むことで、チーム力は間違いなく高まります。