キャンプ練習11日目
担当:大重正人
キャンプは終盤に入ってきました。連日20度近い暖かさで、時折雨が降ることもありましたが、幸いトレーニングに支障が出るようなこともなく日々のトレーニングが続いています。今日はこのキャンプ最後の2部練習、午前は太陽が燦々と照りつける気持ちのよい時間でしたが、午後遅くなると段々と風が強くなってきました。天気図を見ると等圧線がびっしりと詰まっていて、関東では荒れ模様の天気だと伺っています。先日は大きな地震があったというニュースもあって柏やその周辺の様子が心配です。これ以上の被害が出ないよう祈るばかりです。
チームは、水曜に予定されているキャンプでの仕上げとなるトレーニングマッチを前に、午前は4対4、午後は攻守11人の選手がピッチに広がり、実戦形式のトレーニングでした。先日の宮崎戦での課題を修正し、さらに上積みを加えていく。ネルシーニョ監督からは公式戦さながらの大きな声が響き渡り、緊張感のあるトレーニングでした。
昨日取材を受けた呉屋選手。今年は更なるゴール数アップを目指し、そして期待されるストライカーです。先日の宮崎戦を受けて「ここまでのキャンプでやってきたことにトライした試合。まだ始動して10日目なので、多少難しさも感じましたけど、監督から与えられたものについては全員が考えてチャレンジできているし、そこは良くなっていると思います。個人的には、ボールを持ったらまずはゴールを見るというのがないと僕の良さも消えてしまう、あまり複雑に考えずにわかりやすいプレーをしようということを意識しています」
チームとしてやるべきこと、役割をしっかり果たしながらも、自分の仕事も成し遂げる。フォワードにはゴールを決めるという大きなタスクがあります。味方を助け、そしていかに自分を生かしてもらうか。そうしたすり合わせを繰り返し続けていくところです。J開幕まであと2週間を切りました!