2021年7月 2日

明日はマリノス戦

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担当:大重正人

連日雨が降り、ようやく梅雨らしい季節になりました。久々の勝利を受けて、7月へ。オリンピックによる中断期間まで、リーグ戦2試合、天皇杯1試合の3試合をすべて日立台で戦います。湘南戦勝利の勢いをひとつでもふたつでも、勝利につなげたいところです。

明日対戦するF・マリノスとは、5月22日以来の再戦。8試合未勝利という苦しく長いトンネルの中で唯一勝ち点を挙げた1-1の試合でした。リーグ屈指のパスワーク、そして運動量を誇るマリノスの攻撃サッカーに対し、組織的な守備が機能して応戦。古巣戦のイッペイ選手のゴールで先制し、相手のスーパーゴールを喫するも、最後まで粘り強く戦えた好内容の試合でした。

あれから1カ月半、マリノスはポステコグルー監督がシーズン中に退任するという事態にもかかわらず、現在4連勝中。地力を発揮して2位に浮上しています。ビルドアップから、スペースを見つけると、ボールを素早く休みなくボールを動かしてきます。後ろからの攻撃参加も積極的で、たしか前節ですが、左サイドからの折り返し、ペナルティーアークでボールを受けたのは、なんど右サイドバックの小池龍太選手、そこから右へラストパスを送るという、人数をかけた波状攻撃は非常に脅威的です。

まずはレイソルがその攻撃にどう応戦するか。組織的に粘り強く戦うことはもちろんですが、前述の小池選手のようなポジションチェンジ、オーバーラップについていくのか、マークを受け渡すのか。ビルドアップへの対応、どこまで追っていくのか、しっかりゾーンを固めるのか。必ず最後は中央に来るわけで、いかにゴール前で自由にさせないか。湘南戦では逆転勝ちを収めたものの、前半はやくに失点してしまうような展開は避けなければいけません。そして奪ったボールをいかに攻撃につなげるか、簡単にボールを失っては延々に守備の時間ばかりで厳しくなります。前線の選手のキープ、後ろからのサポート、非常に大事です。また雨によるピッチ状況の変化も想定されます。両チームともですが、いつも通りに、プラン通りに進まない状況でも落ち着いて対処できるか、難しい試合になりそうです。

今回のマッチデープログラムは、瀬川祐輔選手です。先日の湘南戦、ハードワークを続け、ベンチに退いたあともピッチの仲間へ声援を送る様子、そして味方の連続ゴールに笑顔が弾けていました。今後は自身のゴールで、最高の笑顔を!!