明日は清水戦
担当:大重正人
2週間ぶりのJリーグ、明日土曜日、15時からアウェイでの清水戦です。レイソルは勝点34で13位。対する清水は勝点32で15位。16位以内のJ1残留圏内生き残りのため、「勝点6以上の価値のある試合になる」とネルシーニョ監督のこの試合にかける思いも人一倍です。「シーズン終盤戦を迎えて我々としてもラストスパートをかけなければいけないところ。ミスは許されないですし、ゲームのスタートから自分たちのテンポでゲームを進めていきたい。何より結果が求められる試合です」
清水には「前線にはスピードのある強烈なアタッカーがいる」とネルシーニョ監督も警戒するチアゴサンタナ選手が絶好調、最近の5試合で4ゴールを挙げ、前節は上位のアビスパから貴重な勝点3をもたらしています。レイソルと同じく前線、中盤、最終ラインと外国籍選手が多くピッチに立ち、チームの中心を形成しています。中盤のキーマン、鳥栖から加入の松岡選手は出場停止ですが、鈴木唯人選手のスピードに乗ったドリブル、レイソルユース出身の長身FW指宿選手も非常に警戒すべき存在です。
レイソルは、3連勝のあと、続く3試合でわずか勝点1。勝った試合は全て先制し、その後は全て前半に先制点を許しています。やはり立ち上がり、勢いを持って戦ってくる相手を受けてしまってはいけないですし、自分たちから攻守に渡ってアクションを起こす必要もあるでしょう。
ただこの2試合は、3バックと4バックを併用しながら、ビハインドを追うためにより攻撃的な戦い方も実践しており、ガンバ、ベガルタに非常に多くのシュートを放ちました。サヴィオ選手の復帰も大きなその要因ですし、最終ラインやボランチからの配球も増えています。レイソルは元々サイドからのクロスはしっかりアテンプトできているチーム、ただ中央でズドンと合わせる場面は多くはありません。対するロティーナ監督の作るチームに対しては、中央をしっかり固められ、クロスを高いCBに跳ね返されることが多くありました。パスの精度や飛び込むタイミングはもちろん、クロスのその先の崩しやもう一工夫で、なんとか相手のゴールを先に割りたいところです。
試合は15時から。今回日本平にもビジター席を設けていただいています。感染対策やルールをお守りいただいて、レイソルへの熱い応援をお願いいたします!
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