2022年4月 1日

明日は磐田戦

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担当:大重正人

今から30年前、1992年の4月1日。日立製作所サッカー部を母体とし、Jリーグ加盟を目指すための「日立スポーツ」が発足しました。翌93年3月に「日立FC柏レイソル」と、今のレイソルというチーム名、愛称が名付けられ、この2022年まであゆみを進めてきました。優勝もあり、降格もあり、いい時代もそうでない時代もありました。サポーター、ホームタウン自治体、スポンサー、これまで何万という方々にレイソルを支えていただいてきました。感謝をし尽くしてもしきれないほどの後押しをいただきました。改めまして御礼を伝えたいと思います。

新しいスタートの日、明日はホームにジュビロ磐田を迎え撃ちます。昨年はJ2を制覇、このJ1でも互角以上の戦いを見せており、さすがチャンピオンチームという戦いを続けています。遠藤選手、杉本選手という代表経験のある大黒柱を中心に、元レイソルの大津選手も健在。GK三浦選手はいろんなチームで経験を積み、今やJ1クラブの守護神に。日立台のグラウンドで見せていた抜群の左足のキックにさらに磨きをかけています。目下リーグ得点王、右サイドの鈴木選手は、小中とレイソルアカデミー所属。2018年の川崎時代にはアディショナルタイムに決勝点を入れられた苦い記憶と勝負強さを思い出します。

一つ、レイソルU-18の酒井直樹監督から聞いたお話を。ジュビロの伊藤彰監督が大宮アルディージャで育成指導者をされていた10年以上前のこと。レイソルと大宮でよく対戦があったそうです。当時レイソルにいたのが古賀太陽選手。今のパスセンスの片鱗を子供時代から発揮していて、対戦相手だった伊藤監督にも評価いただき、太陽のパスをまるで体操の技の名前のようにして『タイヨウ』と呼んでいたそうです。試合後には「今日も『タイヨウ』にやられたよーなんてそんな会話をアキラさんとよくしましたよ」と懐かしんでいました。互いにキャリアを積んで、大人になってからまた対戦することが明日実現すれば、また夢のある話です。

大南選手にとっては、初めての古巣ジュビロとの対戦となるでしょうか。マッチデープログラムのインタビューでは「成長した姿をジュビロのスタッフ、サポーターに見せたい気持ちもありますが、自分というより、どんな形でもいいから勝ちたいです」と今のレイソルを象徴するチームプレーや献身精神を表しています。ここから4月の連戦が始まります。中2日、中3日での5試合。アウェイ3連戦もあります。監督の言うように「総力戦」。今のチームは、誰が出ても同じように戦える、そんなチームになってきています。まず4月の好スタートを切りたい一戦です。

明日から、30周年記念イベント、施策をスタートします。まず選手たちはブラックの記念ユニフォームを着ての初ゲームとなります。上空からの日立台がプリントされ、またブラックの上にイエローが映えるデザインになっています。グッズ販売では、記念ロゴがデザインされたステッカー、またガチャイベントでも記念デザインの選手アクリルスタンドが販売されます。また展示イベント「レイソル30thギャラリー」を開催、これまでのユニフォームや優勝カップ、ポスターなどを展示しています。こちらは整理券制になりますので、まず柏熱地帯のインフォメーションへお越しください。

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当日券販売やイベントのお知らせはこちらからご確認ください。まだチケットに余裕があります。さくらのSNSイベントもありますので、さくら咲く日立台へぜひお越しください!
https://www.reysol.co.jp/game/results/2022/0326.php