2022年5月17日

明日はルヴァン京都戦

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担当:大重正人

明日、ルヴァンカップのグループステージ第6節、最終戦を戦います。ここまでレイソルは2勝2分1敗で勝ち点8。目下首位に立っています。とはいえ、ここまでの戦いは厳しいものでした。最初の3試合でわずか1ポイント。特に第2節のホーム札幌戦で2-0からの逆転負けが大きく響き、グループ突破は絶望的かと思われました。

迎えた第4節、アウェイで難敵鳥栖を3-1と見事に破り、首の皮一枚繋がって第5節へ。ただ札幌でのアウェイ戦も苦戦。アディショナルタイムの90+2分まで1点ビハインド、これ以上ない絶望的な状況から、サヴィオ選手の同点ゴール、逆転ゴールで奇跡的な勝利。15年ほどレイソルの試合を見させてもらって、2012年のアウェイ清水戦、2021年のアウェイ湘南戦と何度か信じがたい逆転勝利に出会ったことがありましたが、それと同じかそれを超えるような劇的な思い出深い勝利になりました。

この勝利で、札幌のグループ突破を阻止するとともに、レイソルが1位に躍り出ました。明日の最終戦、グループ突破への条件はこちらの通りです。

レイソル〇 → 1位通過
レイソル△ → 1位or 2位の通過
レイソル● → 「札幌vs鳥栖」で鳥栖勝利なら2位通過

勝つか引き分けで自力突破というところまでもってこられたのは、これまでの選手たちの頑張りにほかありません。どん底の窮地からここまで来たからこそ、明日の最終節をぜひとも勝利で次のステージに進みたいところです。このルヴァンカップでレイソルに勢いをもたらした一人が、升掛選手です。引き分け以上でOKの状況ですが「チームとしては、まず勝ちに行くことが大事。引き分けどうこうよりもまずはチームとして勝利に向かってやっていくと全員思っています。引き分け狙いというよりは、勝ってリーグ戦やルヴァンカップで波を取り戻したいと思います」ときっぱり言い切りました。

さらにこの数試合の出場を経て「勝てなかった時のサポーターの皆さんの声や表情を感じて、ユースの時とは全然違うなと。レイソルの一員としてベンチ入りさせてもらうようになって、若いからとかではなく、勝利出来ていないことに、より強く責任を感じるようになりましたし、今まで以上にサッカーにより向き合うようになったと思います」。プレーだけでなく、内面的な成長や自覚、覚悟の気持ちも芽生えてきています。ひとつの試合の勝利や敗戦で運命が大きく変わったり、応援してくれる方々の思いを感じ取れたり、やはりプロの試合に出たからこそ得られることがあります。ある意味、明日は「決勝戦」でもあります。こうした試合でピッチに立って、勝利に導けるかどうか。真価の問われる一戦です。

明日もルヴァンカップ恒例の「キッズイレブン」でチップスターSサイズがもらえるアトラクションを開催、「アフラック柏支社ブース」ではノベルティがもらえるアンケートもあります。平日ナイトゲームということで、日立台公園でのハーフタイム以降の当日券は一般価格の半額となります。お仕事や学校などお忙しい平日ではありますが、ぜひ日立台での後押しをどうぞよろしくお願いいたします。

★チケットやイベントのお知らせはこちら★
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#0518