2022年9月 2日

明日はアウェイ磐田戦

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担当:大重正人

まず昨日、来季からの新加入内定選手のお知らせをしました。大学サッカーの名門、流通経済大学のキャプテン、熊澤和希選手が、来季2023シーズンからレイソルの一員となります。大学付属の柏高校時代から全国的に名を馳せたミッドフィルダーで、プレミアリーグでは同い年のレイソルU-18山田雄士選手や森海渡選手とも対戦。また大学では、同じく来季加入が決まっている落合陸選手(東京国際大学)と大学日本代表にも選ばれています。

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トップ下やボランチを主戦場とし、左右の正確なパスや、プレイスキック、また攻守に渡ってゲームに絡んでいく運動量もあります。180cmのすらっとした体型で、日立台では数日間の練習参加では、高校や大学時代で多くのサッカーファンを沸かせたテクニックの片鱗を見せていました。ネルシーニョ監督も「彼のプレースタイル、技術は非常に高いクオリティを持っていて、ボランチや攻撃的MFをやれるユーティリティさもある。同世代の選手の中でも高度なレベルの選手だと感じている。今後さらに磨きをかけていく必要はあるが、将来性のある選手で、このレイソルで共に高みを目指していってほしい」と評しています。この秋には4年生最後のリーグ戦もありますし、レイソルのサポーターの皆さんには、落合選手と合わせて、ぜひ注目していただければと思います!

また昨日は、ルーキーDFの田中隼人選手が取材対応しました。同日にはU-20アジアカップを目指す、U-19日本代表選手の発表もあり、質問を受けました。「冨樫監督からは世界一を目指していこうと言われています。ただ個人もチームもまだまだそのレベルではないですし、もっともっとレベルアップしていかないといけない」。ここ数試合、先発起用され、ネルシーニョ監督は「パーソナリティがあって技術がしっかりしている。これまでの実戦でもいいところを見せている。今後彼が成長して、レギュラー格として確立していってくれることを期待している」と述べました。彼の持ち味は、左足のパスや展開力、そして188cmの長身も魅力です。井原ヘッドコーチからはヘディングの競り方の指導やコツを教わっています。先日の東京戦では悔しい失点も続き「アダイウトン選手のようなスピードのある選手にもしっかり対応しなければいけない」と授業料は高かったかもしれませんが、身をもって体感したJ1トップクラスの力を知り、これからさらに成長していってくれるはずです。

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明日のジュビロ戦、夕方18時30分のキックオフです。会場はヤマハスタジアムではなく、袋井市のエコパスタジアム。2008年12月29日、天皇杯のトーナメントを駆け上がり、フランサとチュンソンのゴールで逆転決勝進出を決めた懐かしい舞台です。ジュビロは苦しい順位にいますが、だからこそ秘めた力や気持ちが爆発することもあります。レイソルはここ数試合、立ち上がりが良くなく、先制してカウンターを狙っていく得意の試合パターンに持ち込めていません。DF上島選手が出場停止で、チーム全体の総力戦でぶつかっていかなければなりません。簡単な試合などありません。組織的に献身的に、個人個人がチームのために90分最後まで働き続けること。それがレイソルのなすべきこと、その先に勝利という成功があります。明日もスタジアムで、またDAZNでご声援をお願いいたします!