明日はアウェイ京都戦
担当:梶山由珠
リーグ中断明け初戦、明日はアウェイでの京都戦に臨みます。レイソルは現在17位、降格圏18位との勝ち点差はわずか1。目の前の一戦一戦で確実に勝ち点を積み上げることが重要ですし、残り13試合で必ず這い上がらなければなりません。明日はリーグ再開初戦、ここから巻き返すためにも特に大事な一戦です。3日前の天皇杯、札幌相手に勝利を手にしたことで掴んだ手応え、自信を、リーグ戦につなげていかなければなりません。
8月6日京都戦という字面を見て気が付きましたが、なんと去年も同じく8月6日に、京都とサンガスタジアムで対戦していました。
思い返せば去年の今ごろ、チーム内ではコロナ感染が拡がって体調不良者が続出し、準備万全とはいえない状態で京都へと乗り込みました。そんな中、昨季ルーキーの土屋選手や田中選手が先発に抜擢され、彼らがしっかりと仕事を果たしたことはもちろん、みんなの頑張り、勝ちたい気持ちがラストワンプレーの武藤選手の決勝ゴールへとつながり、苦しみながらも劇的な形で勝ち点3を掴みました。
しかしあの試合を境に、レイソルは今日に至るまでなかなか勝てない状況に陥り、苦しい時間が長く続いています。あの京都戦のあと、この1年間でリーグ戦での勝利はわずか2試合。選手、スタッフ、サポーター、レイソルに関わる人たちみんなが、悔しくて苦しい1年を過ごしてきました。あの劇的勝利から明日でちょうど1年が経ちます。その日を昨年と同カードで迎えられるという偶然。明日こそは、きっとこの長い長い試練を乗り越えられるはずだと思わずにはいられません。
ハードワークや球際が特徴のサンガは、この中断期間も和歌山でミニキャンプを張っていました。曺監督のもと夏場でもその強度を落とさず戦うために追い込んでいたのだろうと想像しますし、実際に昨年の対戦でもサンガの強度には苦しめられました。戸嶋選手も「サンガはアグレッシブで強度の高いチーム。目の前の球際や一対一はひとつキーになる」と見据えた上で、中断期間前に課題としていた自分たちの試合の運び方についても言及します。
「試合のマネジメントのところで勝ち点を落としてしまっている試合が多いので、そこは強度の次に大事にしたい。声を掛け合いながらどう試合を進めるか考えて戦っていきたいです」
試合の入り方、締め方を改善していこうという意識はチーム全員が持っている中で、先日の天皇杯札幌戦では改善できた部分もありますし、それが結果にも表れました。
今節は椎橋選手が出場停止ですが、犬飼選手が加入したことでチームの競争意識が高まったりと中断以降ポジティブな要素が多く、暑い中でもいい雰囲気でトレーニングができています。あと必要なのは「リーグ戦での勝利」だけです。
中3日でのアウェイ、明日も気温が高くタフなゲームになることが予想されますが、サポーターのみなさんのパワーも合わせて、明日こそは勝ち点3を掴み取りましょう!サンガスタジアムで19時キックオフ。日曜ゲームですが、現地やDAZNにて熱いサポートをよろしくお願いします。
★天皇杯準々決勝の対戦カードが決定しました。名古屋グランパスと日立台で、8/30水曜に対戦します。勝ち上がれば、準決勝では熊本vs神戸の勝者と対戦することになります。チケット情報やテレビ放送については決定次第お知らせします。
★来週8/12土曜はホームでセレッソ大阪戦です。今年もクラブスポンサーの名戸ヶ谷病院脳卒中センターブースが出展、救急車の試乗体験や白衣を着て記念撮影できるイベントなどを実施します。観戦チケットはぜひローソンチケットにてお買い求めください。
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