2023年8月12日

セレッソ戦

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担当:大重正人

大きな2ポイントを落としました。アディショナルタイムに入って5分30秒、示された6分まで残り僅かのところでした。5バックにして守り切るという選択をしたのが、後半15分。守りに入るのが早すぎたという意見もあるかもしれませんが、5枚にしていなかったらもっと早く失点していたかもしれませんし、前半からセレッソの香川選手のところを起点にされ、かなりサイドを崩されていた時間が続いていただけに、何か手を打たなければやられてしまうところだったと思います。システムを変えたことで無失点の時間を延ばし、35分以上ゴールを守れていた。それだけに、最後の場面は相手を掴んででも、そんな気迫を出して阻止しなければいけない失点でした。

試合全体の大きな結果論で言えば、2点目をとるチャンスが何度もあったということ。前半終了間際のサヴィオ選手のシュート、後半にも細谷選手のカウンターが惜しくもポストにヒットするなど、ここを決めて入ればというところを逃してしまった大きな代償を最後に払うことになってしまいました。そしてそもそもリードしていたのは自分たちだったということ。ボールを動かして自分たちの時間を作る、前線で走って粘って時間を使う、相手に競りかけてマイボールにする、後ろの選手を助けるハードワーク、勝つためにもっともっと努力が必要でした。

試合の入り方、前半の戦い方、その気迫やプランを実行することは、先の2試合と同じようにできていました。試合の主導権を握り、ゴールを奪うところまで繋げていることは、大きな前進です。守備に関しても、前半途中からかなり守勢に回っていたものの、要所で跳ね返していましたし、今日も最後まで無失点のまま終われそうな雰囲気、守れるぞという雰囲気を出せるようになってきたとも思います。今は相手を圧倒するほどの力を求めるのは難しいですが、こうして戦ってゲームを作る、終盤まで勝負を持ち込むという形は見えてきました。勝利への執念、相手を上回る気迫、90分最後まで戦う気力。勝つために、まだ一歩足らないところがあります。

今日の日立台の応援は本当に選手たちに力を与えてくれていました。ゴール裏が1階から2回まで黄色でびっしりで、バックやメインにも応援の熱が伝わって、これぞホーム日立台という雰囲気と相手へのプレッシャーがありました。勝利を届けられず申し訳ありません。残り11試合、最後までこうしたギリギリの戦いが続きます。来週もまた再来週も試合があります、どうか引き続きの後押しをお願いいたします。

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