2023年10月 7日

明日は天皇杯準決勝

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担当:大重正人

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いよいよ明日、天皇杯準決勝のロアッソ熊本戦を迎えます。本来であれば熊本のスタジアムで開催される流れでしたが、スタジアム使用の都合により、日立台での開催になりました。井原監督も「多くのレイソルのサポーターの後押しを受けながら、ホームゲームのように試合ができますし、そういう雰囲気の中でセミファイナルを戦えるというのは選手にとって素晴らしいこと、より力を発揮できるのでは。これを活かしたい」とホームの後押しを受けながら戦える最高の準決勝となりました。

チケットは本日11時に完売のお知らせとなりました。遠く九州のチームと戦うとは思えないほどの売れ行きでした。先方では応援グッズの配布などを準備されていて、今週は両チームの運営同士で納品や配布場所などずっと調整の電話が繰り返されていました。今日はものすごい量の段ボールが届きました。もちろんレイソルサポーターの皆さんもご準備いただいていると思いますし、きっと試合前から黄色と赤のものすごい応援合戦、スタジアムの熱気になるでしょう。

ロアッソとのご縁については、準決勝進出が決まった後のブログ(https://blog.reysol.co.jp/koho/2023/09/01/)、昨日の朝日新聞千葉県版に寄せた「Jの風」、また昨朝のNHK「おはよう日本」でも紹介されました(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231005/k10014216711000.html)。

そして岩下航選手にとっても特別な一戦です。熊本出身で「僕を拾ってくれたクラブ」と感謝をこめる2021年にプロデビューした古巣との対戦です。「僕の同期が6人いたんですが、今残っているのはキーパーの田代選手だけですね」と少し寂しげでしたが、恩師である大木監督をはじめとする皆さんとの再会が大変楽しみでしょう。

「ロアッソはパス回しが本当にうまい」という言葉通り、今季J2でパス本数やポゼッション率は1位2位を争っているほど。ただワタルの言葉で印象的だったのは「若い選手が多くてハードワークできる。90分最後まで同じようなサッカーができること」というところでした。最後まで労を惜しまず、粘り強く戦えるチーム。今回は延長戦、PKもありますから、そういったハードワークは勝負において欠かせません。レイソルも今の好調を支えているのは前線から最後尾までのハードワーク。最初から最後まで息の抜けない試合になることでしょう。

そして、レイソルの犬飼選手、山田雄士選手が、前所属で天皇杯出場しているため、明日の試合には出られません。ただ井原監督は「チームとしてやろうとししていること、また継続してやってきたことっていうのは変わりはないですし、誰が入っても同じ狙いを持ってできるとは思っている。ここに向けて努力をしてきた選手であると思いますしこのチャンスを生かしてほしい」と期待を込めて送り出します。

日立台では久しぶりの11時開場、13時10分のキックオフとなります。ご来場の際、スタジアムで是非ともルールやマナーをお守りいただいて、素晴らしい試合の雰囲気を作り出す応援をお願いいたします。また残念ながらスタジアムに来られない方は、NHK総合での生中継、またNHKプラスというオンデマンドサービスでも視聴できます(https://plus.nhk.jp/)。現在J1首位の神戸を破ってきた最高の相手との試合です。2012年大会以来のファイナルをめざし、どうかレイソルの力を結集して、勝利のために戦いましょう!

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