2023年10月21日

アウェイ浦和戦

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担当:大重正人

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やっぱりこの光景を見ると2011年の冬を思い出します。今日もアウェイゴール裏、そしてメインのアッパー席を黄色く染めたサポーターのみなさん、平日ナイトゲーム、アウェイ埼スタにもかかわらず2000人ほどの大きな大きな後押しを受けて、今日も戦うことができました。応援ありがとうございました。今日は0-2と勝利を届けることができず残念な結果に終わりました。

犬飼選手が契約上の理由で、サヴィオ選手が出場停止、細谷選手がU-22日本代表のアメリカ遠征があり、先発メンバーの入れ替えがありました。ただ、選手たちは今日もハードワークを繰り返し、試合を先行されながらも、どの選手も最後のホイッスルが鳴るまで、力の限り戦い続けてくれたと感じました。小屋松選手は「1トップで出場する経験はなかなかなかったですが、このチームでのワントップの役割は理解していました」と、61分に交代するまで相手の最終ラインやキーパーにまで、フルスロットルでプレッシャーをかけ続けました。山田康太選手とのチェイシングが、前半を無失点で終えられたひとつの要因だったでしょう。

山田雄士選手は中盤の左サイドで先発フル出場、途中足を吊らせる場面もありながら、最後まで懸命に走り続けました。「たくさんの課題が見つかりました。いい位置でボールを受けた後の、相手の寄せの速さやプレスバックに苦しみ、何回か奪われてしまった。あそこでもっとテンポよくジエゴに出せたら、前半はもっと簡単に攻撃ができたのかなと思う」と反省がありました。アカデミーの先輩である酒井宏樹選手を相手に、いろいろ感じ取ったこともあったでしょう。

片山選手に代わり、右サイドバックに入った土屋選手。「福岡戦も先発で出て負けていますし、前期の浦和戦も0-3で負けている。今日の試合に懸ける思いはすごく強かったです」と並々ならぬ思いを胸に、先発のピッチに立ちました。「ただ僕がスタートで出ると勝てない、そういう結果が出てしまっている。今日は攻撃と守備で形を変えて戦う中で、後ろが重くなっていた。前に前に押し出していかないといけない。どのポジションで出ても、結果で示したい」。悔しさをにじませながら試合を振り返りました。細谷選手と佐々木選手はアメリカから帰国したのが昨日の夕方、そこから埼玉に移動したチーム本体に合流し、体調を整え、今日の試合に臨みました。

選手個々のところでは、相手を上回れなかったこと、もう少しこうできれば良かった、という反省も口にしていました。でも話を聞いた選手の表情は決して下を向いているようには見えませんでした。どうすればいいのだろうと迷っているような表情ではなく、自分たちはこう戦うんだというスタイルがあると。ブレずに最後まで戦い続ける。自分たちのやり方を信じて残り4試合で1ポイントでも積み重ねる、という姿勢がいまのチームにはあります。ここからも上位のクラブばかりが相手になりますが、その時にできる最大の努力を続けて、勝点獲得とJ1残留につなげてくれると信じています。引き続き厳しい状況が続きますが、サポーターの皆さんにはどうか選手たちを後押し頂ければと思います。今日も力一杯のご声援をありがとうございました。