2024年6月29日

明日はアウェイ鳥栖戦

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担当:梶山由珠

昨日は突然の発表で驚かれたかと思いますが、既報の通り、法政大のMF/FW中川選手、東洋大のDF山之内選手の加入が内定しました。2選手とも練習参加を経て内定を勝ち取り、現在4年生の中川選手は来年から、3年生の山之内選手は再来年からの加入となります。
https://www.reysol.co.jp/news/topteam/036762.html
https://www.reysol.co.jp/news/topteam/036763.html

それぞれの選手の特徴を布部GMに聞いてみました。中川選手は攻撃センスが抜群で、スルーパスやシュートなどで決定的な仕事ができる選手。練習参加した際のトレーニングマッチでも、ポジショニングの良さや長短のパスの使い分けなどセンスが光り、監督やコーチ陣もそのプレーぶりを高く評価しているとのこと。今年の2月下旬から3月初旬にかけて行われたデンソーカップでは最優秀選手にも選出されていました。
山之内選手は両サイドバックでのプレーが可能で、東洋大では主に左サイドバックでプレー。運動量が豊富で上下動のできる選手で、特に守備面での粘り強さ、力強さ、対人の強さ、一対一の対応の上手さなどが高く評価されて内定に至りました。どちらかといえば守備に特徴のある選手という一方で、今年の大学リーグでは流れの中からミドルシュートで得点も決めていて、攻撃的な部分でもチームに貢献できるという期待を寄せられています。
両選手とも、レイソルのアカデミー出身でなければ千葉県出身でもありません。他のJクラブからも声が掛かっていたそうですが、それでもプロキャリアのスタートをレイソルに選んでくれたことを大変嬉しく思います。同じく来季から正式加入する桒田選手を含め、内定選手たちが日立台のピッチに立つ日を心待ちにしながら、レイソルはもっと高みをめざして、彼らがよりフィットしやすいチーム状況にしていきたいところです。

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前節の京都戦はサヴィオ選手の見事な意地の一発でなんとかドローへと持ち込み、連敗を4でストップ。5試合ぶりに勝点を積み上げました。
前半はレイソルがシンプルに相手の背後を突いてチャンスを演出。良い形でゲームには入れた印象でしたが、フリーキックから直接決められて相手に先制点を献上。ただその6分後、細谷選手の7試合ぶりゴールで前半のうちに追いつけただけに、後半は先に追加点が欲しいところでした。結果的に、後半立ち上がりの失点がゲームを難しくしてしまいましたが、最後まで諦めなかった全員の姿勢が、最後のサヴィオの同点弾という形でなんとか実りました。あわや5連敗という状況から土壇場でドローに持ち込めたこと、長く続いていた連敗を止められたことは、前向きに捉えたいところです。

とはいえリーグ戦は直近6試合で勝利から遠ざかっています。上位との勝点差が開く一方で、じわじわと順位は下がり、下位との勝点差も縮まってきている状況です。現在23ポイントで14位のレイソルに対して、鳥栖は17ポイントで17位。今節もアウェイゲームですが、順位の近い相手だからこそ、ここはなんとしてでも勝点3を掴みたいゲームです。

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そして今節は、7/3に予定されているパリオリンピックのメンバー発表前最後の公式戦でもあります。最後の親善試合に選出された細谷選手、関根選手にとっても最後のアピールの機会です。18名という限られた枠の中には、オーバーエイジ枠の選手も入るでしょうし、最後まで誰が選ばれるか分かりません。自分のためにもチームのためにも、持てる力を最大限に発揮してほしいですし、彼らのゴールやアシストで、レイソルを勝利に導いてくれることを期待したいと思います。
鳥栖戦は明日19:00キックオフです。現地やDAZNで後押しをどうぞよろしくお願いいたします。