2024年11月 8日

明日は新潟戦

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担当:大重正人

Jリーグはいよいよ残り3試合。果たさなければならないJ1残留にむけ、一つ順位が上のアルビレックス新潟との対戦となりました。相手は16位、レイソルは1ポイント差で追っている状況。文字通りの「6ポイントマッチ」です。このような状況で残り3試合を迎えなければならないのは、チームや選手、サポーターの皆さんも全く望んだものではありませんが、この直面する危機から逃げることはできません。相手の力を認めながらも、自分たちの力を信じ、応援してくれるサポーターの声援に今度こそ応えなければなりません。

3試合連続のアディショナルタイムでの失点。VARでのPKもありました。失った4ポイントの大きさ。福岡でも試合後の選手になんとコメントを聞けば良いのか、正直難しいことでした。当然口が重く、険しい表情でしたが、それでも現状を受け入れ、残された試合に向けて前を向いて進んでいこうとする姿勢は崩れていませんでした。サポーターの皆さんは試合前、スタジアム入りするチームに応援歌を送り続け、試合後は古賀キャプテンを中心に声をかけていただきました。「サポーターの皆さんは常にポジティブな声をかけ続けてくれている。新潟戦は特に大事な試合になるし、この声に何としても応えたい」。

福岡戦の前半は慎重になってか勢いや迫力を出しきれなかったものの、同点に追いついて攻勢に回った後半のパワーを、新潟戦ではキックオフから余す所なく出してほしい。苦しい時には後押ししてくれるサポーターと、ベンチに控えるチームメイトがいます。そしてサポーターの皆さんの最高の応援があります。柏レイソルのすべての力を日立台に結集して、最高の結果を得られるように戦い抜きましょう!

マッチデープログラムのインタビューは細谷真大選手です。いろんな経験をして一回り大きくなったエースストライカーが、自分が育った日立台でチームを救うゴールを決められるか。その思いをぜひご覧ください。

明日は15時キックオフで、12時15分ホーム開場です。明治安田生命による「シャレン!で献血」のイベントは、日立台公園隣の駐輪場で。これはスタジアム場外になりますので、チケットをお持ちでない方でも参加いただけます。時間も開場前の9:30から11:00まで、そして開場12:15から試合終了まで行われます。そして午後帯には、OBゲストが。大津祐樹さんと大島嵩弘さんが来場されます。ユウキとシマに会いたい方は14:30までとなりますので、ぜひお立ち寄りください。

また明日の試合では、試験的に試合後のフード売店を1時間延長営業いたします。試合後も日立台を楽しんでいただければという思いと、帰路の混雑緩和をめざして実施いたします。今後の実施に向けての検討材料となりますので、お時間があります方はぜひご利用ください。そしてチケットは、通常チケットは完売となり、見切れ席も前日19時時点でビジター側のみとなっているようです。日中は晴れ間となりそうですが、夕方は気温が下がりますので服装にはご注意いただくのと、メインスタンド側は眩しくなる可能性がありますので帽子やサングラスがあると良いかもしれません。それでは明日、日立台で、DAZN中継で、応援をお願いいたします。

★イベント情報はこちらから
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#1109

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2024年11月 2日

明日はアウェイ福岡戦

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担当:梶山由珠

前節の浦和戦、とても重要な6ポイントマッチが辛い敗戦に終わったにもかかわらず、MATCH VLOGは10000回近く再生いただきありがとうございます。2戦連続で試合終了間際のPKでの失点という、気持ちを立て直すには難しい敗戦を喫したレイソルですが、試合後のサポーターの声援や、このゲームを振り返ろうと動画を再生してくださった方がたくさんいらっしゃることを考えると、この状況でも変わらず後押しを続けてくださることに感謝しきれませんし、それを早く結果で返したいと思うばかりです。

現地やVLOGで見てくださった方々には、浦和戦後の選手たちの悔しい表情や、うつむくことなくサポーターの声や後押しに目を向ける姿が映ったと思います。下を向いている時間はなく、ただこの先の試合でいかに勝点を積むか、それをチーム全員が全員の立場で受け止めて、日々取り組んでいます。先日26歳の誕生日を迎えた古賀キャプテンがみんなからお祝いされた後の一言で「とにかく残留しましょう」と口にしていましたが、シーズン当初に掲げた目標はあるにせよ、今果たすべき一番の目標は「J1残留」。チーム全員がその共通意識を持って、残り4試合を戦っていきます。

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今節対戦する福岡は現在勝点44で11位ですが、今シーズンも堅守を誇り、直近では4試合連続無失点を記録中。今季の失点33は町田、ガンバに続く3番目に少ない数字です。今季限りでの退任が発表された長谷部監督の集大成、明日のゲームでもその武器は発揮されることでしょう。
一方のレイソルも直近5試合では失点2、それもPKでの失点のみと着実に守備での結果は出つつありますが、守備に重きを置く反面、攻撃が手詰まりとなってしまった状況は否めません。攻守のバランスには課題を抱えていますが、「そのバランスをどう取りながらやっていくか、自分たちの時間をいかに増やしていくかを踏まえた上で、これまでチームでやってきたことプラスアルファで少しずつでも上積みしていこうという風にやっていけている」と松本選手は話します。このリーグ中断期間、守備と攻撃、どちらかの練習に極端に偏ることなく、その両方を意識したトレーニングを積んで明日の一戦に臨みます。

レイソルは残り4試合で勝点39、17位という現状。18位の磐田との勝点差は4ですが、磐田は11/16に振替予定の未消化試合を残しており、ここで勝点の貯金を伸ばしておきたいところです。来週には現在勝点1差でレイソルを上回る新潟との直接対決もあり、翌日にはファン感謝デーも控えています。この福岡戦、新潟戦といい結果で終えて、サポーターのみなさんにも気持ちよくファン感にお越しいただける舞台を整えられるように。この2試合が正念場。まずは明日15時キックオフの福岡戦、遠方アウェイでのゲームとなりますが、ぜひ現地やDAZNでともに戦ってください。明日も応援をよろしくお願いします。

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※11/9のホーム新潟戦、チケットの発券数はすでに9割を超えています。まだチケットを手に入れていない方はお早めに!
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#1109

※11/10開催のファン感謝デーも、イベント内容の詳細について先日リリースしています。事前応募の必要なイベントはすでに各種参加者受付中、非会員向けの入場チケット販売も開始しておりますので、こちらより内容をご確認ください。
https://www.reysol.co.jp/news/fanclub/037054.html

2024年10月22日

明日はアウェイ浦和戦

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担当:梶山由珠

昨日10月21日は工藤壮人選手の命日でした。突然の旅立ちから2年の月日が経ちましたが、レイソルサポーターをはじめ多くの人の心に彼の生きた証が刻まれていることを、ここ数日のSNSを見ていてもあらためて感じます。それだけ偉大なストライカーで、レイソルの歴史を語る上でも欠かせない存在です。工藤選手のサッカーに対する直向きさや熱き魂を、これからも継承していかなければなりません。彼がそうだったように、観る人の心を揺さぶるプレーを、そして勝利という結果を、明日の重要な一戦で示したいです。


本来であれば8月7日に開催予定だったアウェイでの浦和戦。当日の急な雷雨によりウォーミングアップ前に試合の中止・延期が決定し、その代替試合が明日行われます。
試合が行われるはずだった前回の浦和戦はどんな状況だったのだろうかと、8月6日に自分が書いたブログを読み返してみました。当時は夏の中断期間明け初戦、パリ五輪帰りの細谷選手・関根選手・佐々木選手はチーム合流直後、そして手塚選手は加入直後で浦和戦には登録が間に合わず、といった状況で、今思い返すとかなり前のように感じます。あれから2ヶ月半、レイソルはなかなか思うように勝点を伸ばせず依然として苦しい状況が続いていますが、レッズもまたリーグ戦では7月以降の勝利は1試合のみに留まり、現在の勝点はレイソルと同じく39ポイント。得失点差により順位はレッズが一つ上ですが、明日の試合次第で3ポイント引き離すことができる、いわゆる"6ポイントマッチ"。非常に重要な位置付けのゲームとなります。

レイソルは直近4試合では黒星がなく、失点も前節のPKでの1失点のみ。ゴールを奪うという点では引き続き課題が残りますが、前節の町田戦も狙いを持った戦い方をチーム全員で徹底できたことで、63分に先制に成功。選手たちのプレーからも勝利への執念や気迫が見えましたし、「先制するまでのゲームプランは完璧だった(関根選手)」と思いますが、後半ラストのPKによる失点で惜しくもドローという結果に終わりました。ただ「ネガティブな要素が多かった試合ではないと思うし、自信を失わずに次に進めると思う」と古賀選手が振り返ったように、悲観するようなゲームではなかったことは確かです。しかし、残留を懸けた争いでは勝点の近い湘南、京都、磐田が揃って勝点3を積み上げたことで、レイソルにとってはまた厳しい状況に直面していることも事実。やはりドローではなく、ここから先は3ポイントを取っていかなければなりません。
一方のレッズは、8月下旬にスコルジャ監督が電撃復帰し、9月には10年ぶりに原口元気選手がドイツから復帰するなど大きな動きがありましたが、それ以降も結果が振るわず直近では4連敗中。明日の試合を含めて他チームより2試合消化数が少ないとはいえ、勝点、順位ともに苦境に立たされています。

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明日開催の延期試合、ここで勝てれば勝点42まで伸ばすことができ、順位的にも13位まで浮上できる可能性があります。レイソルもレッズも、お互いに一歩も譲れないところではありますが、レッズよりも1試合消化数が多い我々レイソルにとっては、ここで勝点を落としてしまうとより厳しい状況を強いられることは明らかです。
「自分たちの状況を変えるには勝点3が絶対に必要。アウェイで難しい戦いにはなると思いますけど、とにかく3をめざしてやっていきたい」と話す古賀キャプテンの言葉通り、明日こそは何がなんでも勝点3を。それだけを願い信じて、私も選手スタッフに念を送りたいと思います。

明日は埼スタで19:30キックオフ。繰り返しになりますが、本当に大事な大事な一戦です!平日ではありますが、仕事や学校帰りの方もぜひ埼スタで後押しいただけたら幸いです。現地参戦が難しい方はDAZNで、明日も熱い応援をよろしくお願いします!

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2024年10月18日

明日は町田戦

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担当:大重正人

今週、Jリーグ公式YouTubeとTiktokにて、過去のナビスコカップ、ルヴァンカップ決勝戦のフルマッチライブ配信企画が行われていました。レイソルが優勝した1999年、2013年ももちろん含まれていました。昨夜2013年の決勝戦を見ようとチャンネルを合わせたところ、当時の優勝メンバー増嶋竜也さんの解説があまりに面白くて、最後まで楽しく見続けてしまいました。マスが、当時のチームメイト一人一人の思い出やエピソードを話してくれて、懐かしさや、そんなことがあったのかという初めて知ることもありました。特に膝を負傷した藤田優人選手の様子は、同じ怪我を負ったマスだからこそ語れる内容で、前半最後まで30分ほどプレーし続けたことがどんなにすごいことが改めて思い知らされました。第一回は終了しましたが、もう一度チャンスがあります!ファイナル開催週の10月27日(日)18:00~10月30日(水)11:00の時間帯をお楽しみにー

今年はプレーオフステージで名古屋に敗れましたが、その名古屋が決勝戦まで勝ち上がったことを考えれば、自分たちにもチャンスがあったと悔しさが募ります。4年前のファイナルのことも思い出しますし、去年の天皇杯もそうです。何度でもあの舞台に立ちたい、優勝したい。そういう思いをまた沸き立たせてくれるレイソルの歴史です。そして2013年のファイナルについては、是非ともアカデミーの選手たちに見てほしいと思います。君たちの大先輩である、レイソルアカデミー史上最高のストライカー工藤壮人の勇姿。そして今君たちを指導している藤田優人監督、時には厳しいかもしれないその言葉が決して口先だけでないこと、それを証明するような歯を食いしばって力の限り闘う姿勢が詰まっています。

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今季のレイソルに残された試合は6試合となりました。明日はホーム日立台でFC町田ゼルビア戦です。NHK総合での生放送もある中、チケットはほぼ完売の状況で、多くの両チームサポーターによる熱いスタジアムの雰囲気になることでしょう。失点を重ねていたレイソルがもう一度守備の意識を高めなおし、3試合連続のクリーンシートが続いており、2週前のマリノス戦では待望の勝点3を掴み取りました。対する町田は昇格1年目ながら、今季のJリーグを席巻しリードしてきました。その強固なスタイルは容易に崩れず、アウェイ戦では相手が特徴を存分に発揮しての完敗を喫しました。「相手はリーグ最小の失点数で、先制されると厳しくなる。まずはこの3試合のようにしっかり守りたい」という古賀キャプテンが話す通り、強度高くイーブンに試合を進めながら、訪れたチャンスを逃さずものにするという戦いを見せたいところです。

マッチデープログラムは、今季レイソル復帰を果たした手塚康平選手のインタビューです!

明日は開幕戦以来の14時キックオフと早くなっております。ホームオープンは11:15です。イベントは、名戸ヶ谷病院脳卒中センターによる特設ブース設置でお医者さんコスプレができたり、ノベルティのプレゼントもあります。松戸ホームタウンデーでは特産品の販売やプレゼント、また好評のプレーヤーズグッズの販売、野球場でのエアー遊具や芝広場の開放など、昼食時をスタジアムでぜひ楽しんでいただいて、13時15分のGKウォームアップからはスタンドで盛大な後押しをお願いいたします。全員で獲りましょう、勝点3!

★チケット&イベント情報はこちら
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#1019

2024年10月 4日

明日は横浜FM戦

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担当:大重正人

10月に入り、ようやく秋らしい涼しい朝晩の日が増えてきましたが、いきなり30度を超える真夏日に戻ったり、寒暖の差が激しい週がまだ続いています。体調を崩しやすい季節の変わり目ですので、どうぞ皆様ご注意いただければと思います。

2024シーズンは、いよいよ残り2ヶ月と1週だけとなりました。レイソルが戦えるのは、あと7試合のみです。順位表を見れば、周りのライバルが勝点を伸ばしている中で、レイソルはこの5試合で未勝利、引き分けによる2ポイントだけに留まっています。残留、降格、という言葉が並ぶ状況は、私たちの誰もが望んだものではありません。選手やスタッフは、どの試合も同じように勝利、勝点3をめざして戦っていますし、勝つ気がないなんてことは絶対ありません。試合や相手によって戦い方、戦術の違いはあっても、その思いは常に変わりません。もちろん、試合展開の中で、その試合の勝利が必要なのか、シーズンが終わった時のJ1残留のための勝点を大事にするのか、そうした難しい判断を強いられたところでプロとして今どう戦うべきなのかという葛藤があって、選手たちが最後まで走り、戦っているということはどうかご理解いただきたく、そして後押しをいただければ思います。

サポーターの皆さんにはホーム、アウェイを問わず、スタンドをいっぱいにして、試合前のウォームアップから試合後の挨拶まで、熱く温かく声援や言葉をいただいています。結果が振るわず、厳しい叱咤や言葉があることは当然です。そうしたいろんな人たちの気持ちに応えて、今度こそ勝点3を届けたい。チームがそう思って明日の試合を戦うことは約束できます。

明日のF・マリノス戦。相手はリーグ戦こそ現在10位ですが、水曜のACLエリートで韓国の蔚山に4-0と快勝。リーグ戦19得点のアンデルソンロペス選手を中心に、前線4人が絡んだカウンターは見事の一言で、強敵に違いありません。レイソルはDFラインの中心である犬飼選手、そしてボランチコンビの手塚&戸嶋選手と、3人が揃って出場停止という簡単ではない状況です。それでもこのピンチをチャンスに変えようとする新たな選手たちが今週のトレーニングの成果をどれだけ発揮してくれるか。そして、去年のマリノス戦で、栃木から戻ってきた山田雄士選手が素晴らしいゴールで勝利をもたらしてくれたような新戦力の活躍が待たれます。「マリノス戦に勝つことができれば、この2試合の引き分けが価値あるものにできる」と無失点を続けているDF古賀選手の言葉を実現してほしいと願うばかりです。

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マッチデープログラムは、その山田雄士選手のインタビューです。「ペナルティエリアに入ったらもっと仕掛ける意識を持たなければいけない。得点に直結するチャレンジはどんどんするべき」とゴールへの意欲を高く持って、準備をしてきました。
https://www.reysol.co.jp/fileg/Vitoria482.pdf

明日は久々のデーゲーム、16時キックオフです。ホーム開場は13:15。今年の「アフラックデー」は創業50周年記念!先着9000名へのメガホン配布、プレゼント抽選会、小児がん支援を目的として100レモネードの販売、またハーフタイムには日体大柏高校ダンス部のパフォーマンスもあります。野球場では、好評の選手シークレットアイテム「だっこちゃんクリップ」の販売イベント、そして14時から15時まで「ミニ音楽LIVE」も開催します。地元出身のNeontetraヒデユキさん、Passo a Passoさんが出演されますのでぜひ音楽もお楽しみください。チケットも残り少なくなっておりますので、ぜひお買い求めいただき、日立台での応援をどうぞよろしくお願いいたします。

★チケット&イベント情報はこちらから
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#1005

2024年9月27日

明日はアウェイセレッソ戦

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担当:梶山由珠

「(磐田戦の敗戦を経て)ここで勝ったり、勝ち点を拾うというのがなかなか難しいのはわかっていたので、鹿島相手に勝点1を拾えたっていうのは大きい。最近ずっと連敗もしていたし、次に繋がる戦いはできたと思います」

前節の鹿島戦、ドローではありましたが無失点で貴重な勝点を手にしたことに一定の手応えを得た犬飼選手の試合後コメントです。犬飼選手に限らず、試合に出場した選手たちの多くが同様のコメントを残してくれた通り、勝負強い鹿島を相手に高い強度で立ち向かい、選手たちから「気迫」や「ゴールを割らせない気持ち」が見えた鹿島戦は、クリーンシートに相応しいゲームでした。これまで立ち上がりや終盤の失点が続いて多くの勝点を取りこぼしてきたレイソルにとって、ひとつの自信や手応えを掴んだ一戦になったと思います。それと同時に、改めて練習からの雰囲気作りや粘り強く戦うことの重要性などを再認識したゲームでもあったのではないかと、前節の選手たちを見ていて感じました。

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ただ、これからも勝点を積み続けなければいけない状況には変わりありませんし、鹿島戦のようなゲームをスタンダードにして、次はドローを勝ちにつなげていく必要があります。サヴィオ選手は「今シーズン、決定機を多く作りながら点を決めきれない、勝ち切れない試合が多くあった。我々としてはより強かにゲームを進めていく必要があるし、現実的に勝点を積んでいくために、チームが一丸となって、よりこだわりを持ってやっていかなければ」と今後の戦い方を見据えます。

今節の相手は現在10位のセレッソ大阪です。レイソルがなかなか勝点を伸ばせず苦しむ一方で、セレッソも7月以降勝利から遠ざかり、最近では4連敗を喫するなど、レイソル同様に苦しい状況が続いていました。しかし前節はアウェイで湘南相手に2-1の逆転勝利、9試合ぶりに勝点3を積み上げています。現在得点ランキング単独1位を走るエースのレオセアラ選手は、前節の2得点で今季20得点の大台に乗せ、チームとしても個人としても勢いづいて柏戦に臨んでくることでしょう。

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4月まで遡りますが、前期のセレッソ戦では相手に先制点を許しながらも1分後には同点とし、試合を通して相手の倍以上ものシュートを放って押し込むゲームを進めながらも、ドローに終わりました。試合後には「勝って終わらなければいけなかった」と選手たちも振り返ったように、前述のサヴィオ選手の発言にもつながる、今季を象徴するゲームの一つでした。約半年でお互いに選手や戦い方も多少変わってはいますが、今季のセレッソにあれだけ多くのチャンスを作れたということは、レイソルにも勝機はあるはずです。前節のゲームからさらに上積みをして、今節は勝点3につなげられるように。ヨドコウ桜スタジアムで18:00キックオフ、明日も現地で熱い声援を、そしてDAZNでの後押しをよろしくお願いします!

そして来週10/5土曜は3週間ぶりのホームゲーム、横浜FM戦となります。本日リリースした通り「アフラックデー」ではさまざまなイベントを実施するほか、新たな催しなども予定しております。また次回ホーム戦からはナイトゲームではなくなり、マリノス戦は16:00キックオフです。猛暑を越えて過ごしやすい気候になって、お子様などにとっても試合観戦しやすい時期、時間帯かと思います。チケットの発券数もすでに12000枚を超えていますので、ご来場予定の方はぜひお早めにお買い求めください。
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#1005

また柏髙島屋ステーションモールで開催中の「柏レイソル応援展」は9/29日曜までとなっています。選手着用ユニフォームや試合球の展示、ここでしか見られない「犬飼写真展」も、まだご覧になっていない方はぜひ足を運んでみてください。
さらに犬飼写真展で展示した写真が当たるInstagramのプレゼントキャンペーンも9/29締切です。こちらは会場に行けない方でもご応募いただけますので、ぜひご参加ください!
https://www.reysol.co.jp/news/sponsor/036967.html

2024年9月20日

明日はアウェイ鹿島戦

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担当:梶山由珠

前節のホームでのジュビロ戦は、チームにとってもサポーターにとっても非常にショッキングな完封負けとなりました。これまで敗戦した試合ではいつも前向きな声掛けと後押しする歌声で鼓舞してくれたサポーターからも、チームへのブーイングが向けられました。そのサポーターの悲痛な思いを、選手もスタッフもしっかりと受け止めていると思います。
ジュビロ戦の試合後のロッカールームでは重たい空気も漂いましたが、「この状況は俺たちでしか変えられない。チームが強くなるためには、全員が個人としても強くならなくちゃいけない」といった声が選手からも上がっていました。自分たちの弱さやまだまだ足りない部分をそれぞれが認め、受け止めながらも「下を向いている時間の方がもったいない(古賀選手)」とチームは前を向いています。

今週初めの公開トレーニングにも、選手たちを後押しするかのように100名以上の方が日立台に足を運んでくださいました。練習後のファンサービスではサポーターのみなさんから温かい言葉を直接受け取って、選手たちのほうが逆に励まされたと思います。昨日の松本選手の野田警察署一日署長イベントにもたくさんの方が駆けつけてくださり、この一週間でサポーターからの激励や厳しい声も含めて、たくさんの方に応援されていることをあらためて実感しました。だからこそ次の試合が大事。勝利をめざすことはもちろん、ここから必ず這い上がるんだという強い気持ちを感じられる、そんなゲームに期待したいです。

今節の相手は、現在4位と上位に食い込む鹿島アントラーズです。しかし鹿島は直近のリーグ戦4試合で勝利から遠ざかる状況。上位に踏みとどまるためにも、勝点3が譲れないのは相手も同じでしょう。さらに、5月ホームでの対戦でアディショナルタイムに決勝ゴールを決められたFWチャヴリッチ選手が、膝の負傷による長期離脱から全体練習に合流しているとの報道もあります。なんといっても今季ホームで無敗だというアントラーズの勝負強さは計り知れないものです。残り9試合をひとつひとつ、確実に勝点を積み重ねていくほかありません。

あらためて今季のデータを見てみると、レイソルの被シュート数は262本で町田、広島に次ぐリーグ3位。逆にシュート数は339本で広島、横浜FM、神戸、川崎に次ぐリーグ5位という数字です。前半でビハインドを負う展開が多かったり、試合数に若干のばらつきがあるとはいえ、この数字だけを見れば上位チームに並ぶほど、押し込んでシュートまで持ち込むゲーム展開が多いことは数字にも表れています。にもかかわらず、失点が多く、得点が少ない。攻守どちらにも課題を抱えているのが現状です。
これ以上連敗を引きずらないためには失点をなくすことが大前提。でもここから勝利を重ねていくには得点も必要です。なにより、ゴールを決めて喜べる瞬間がサッカーにとって欠かせないものですし、プレーする選手たちにとっても、観ている私たちにとっても最も嬉しい瞬間はゴール、そして勝利です。チームもこの一週間、そのために準備してきました。明日は先週とは違った姿をお見せして、サポーターのみなさんにも「今季最後までこのチームを後押ししなければ」と思っていただけるゲームが届けられるように。敵地カシマで18時キックオフ、明日もスタジアムやDAZNでの応援をよろしくお願いします!

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