2025年10月24日

誰かの生きがいになるということ

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担当:大木

10月18日のアウェイでのガンバ大阪戦の翌日の10月19日。コジ、ノブの二人と『第44回白井市ふるさとまつり』に行ってきました。
18日の試合後、当日中に柏へと戻り、前日フル出場を果たしていた二人はリカバリートレーニングを終えてから白井市へと出発。少しタイトなスケジュールとなっていただけに、疲れも気になるところではありましたが、行きの車中でも何らいつもと変わりない二人にほっと安心しながら会場へ向かいました。


以前在籍していたクラブでは「イベントに出演する機会は少なくなかった」というコジと、「緊張してます」と実はイベント初参加となったルーキーイヤーのノブ。私自身も今年6月入社後、レイソルに入ってからは今回が初めての地域イベントへの帯同ということもあり、どれ位の方が来てくださるのか予想もついていなかったのですが、現地に着いてみて、驚きました。ステージ前には選手の到着を今か今かと待つお客さんたちでいっぱいに。半数、もしくはそれ以上の方がユニフォームやタオルマフラーなどグッズを身につけている姿から、きっと白井市外からも足を運んでくださったことが想像できました。予想を上回るギャラリーの数を見て、出番直前のテントの中では「やばい!緊張する!」と、経験者のコジも珍しくソワソワしてました。いつも大観衆の中であんなに堂々とプレーしていても、こういう時はやっぱり緊張するものなんだな、試合の方が緊張しそうだけどな、と本人たちを目の前に内心そんなことを考えてしまいました(笑)
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いざステージが始まると、さすがはプロ。緊張の色を見せることなく、笑顔を絶やさずお客さんたちの交流を楽しんでいました。イベントデビューとなったノブも、最近出来た新しいチャントについての感想を求められて「いつか日立台に(チャントの原曲を歌唱されている)小田和正さんを呼びたいです!」と堂々宣言する場面も。(ノブがこう話していたことだけは、恐る恐るマーケティング担当スタッフに伝えておこうと思います)
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そんな終始和やかな雰囲気に包まれたイベント会場で、選手たちにキラキラと目を輝かせてくださる皆さんを見て、きっとすごく楽しみにしてくれていたんだろうな、朝はやくから来てくれていた方もいたんだろうな、などと想像しながら、改めてレイソルの選手たちが街のシンボルとなっていること、誰かにとっての生きがいになっているということ、そして選手たちがそんな存在になれているということをとても誇らしく思いました。


シーズンも終盤に差し掛かってきましたが、シーズン中でもスタジアムを飛び出して皆さんの少しでも近くに出ていける機会は大切にしていきたいですし、選手たちにも直接目の前から温かい言葉たちが届いてほしい、皆さんから愛されているんだということを、身をもって感じてもらえたらと思います。そんな素敵な時間を提供してくださった白井市の皆さん、ありがとうございました!
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さて、明日は日立台でのJ1リーグ第35節、横浜FC戦。前節を終え、レイソルは暫定首位の鹿島アントラーズに勝点3差を追いかける形で現在2位につけています。前節、他会場では上位同士が引き分けていたりと、レイソルにとっては追い風が吹くような結果となっていましたが、ガンバ大阪戦後にノブが「自分たちはルヴァン決勝も含めて残り5試合、目の前の試合を全て勝つということだけにフォーカスしてやっている。他の試合に影響されることなく、自分たちは常に目の前の試合に対して勝点3を取りに行くという姿勢で全員がやっているので、特別他の試合に影響されることなくできているのかなと思う」と語っていたように、チームは今、最大限自分たちに、目の前の1試合に矢印を向けて1日1日を積み重ねています。今のチームを見ていると、それは決して自分たちへの言い聞かせではなくて、心からみんながそう思って戦えているんだな、と感じます。

明日もピッチに立つ選手たちとサポーターの皆さんが互いを信じあった先に、勝利の瞬間が訪れるはず。

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明日も最"黄"の応援をよろしくお願いします!