ちばぎんカップ前夜
担当:大重正人
鹿児島キャンプ以来、ひさびさの登場となります。みなさま、明日のちばぎんカップを前に気持ちが高ぶっていることでしょう。それは、わたしも同様であります。1月16日から日立台に通うようになって、なにしろ初めてのホームゲーム。事務所から見えるピッチも、造園業者さんの養生のおかげで、グリーン一面に刈りそろえられました。そして衝撃のLED(発光ダイオード)広告電光板! レイソルのロゴマークもあざやかな発色で再現され、ゲームの盛り上げに一役買ってくれます。
その主役となる選手たちは、今日から日立台のグラウンドでさっそく練習を開始しました。そこに合流したのが、新加入のマルシオ・アラウージョ選手です。少年のようなあどけない表情で「22歳だけど、本当に若く見えますね」と声をかけたら、「18歳でもいけるかな」と軽いジョークで返してくれました。細身の身体つきで、スピードとテクニックに優れた印象。ブラジルでは、あのディエゴ選手よりも高い評価を得ていたそうです。来日間もなくで時差ボケもあるでしょうが、家族愛あふれるレイソルにすぐに馴染んで、大きな力となってくれるでしょう。
今日は午前練習で終了。午後からは、わたくしたち広報課もちばぎんカップにむけての準備を始めました。横井広報のもと、同僚桜林とともに、取材者リストの作成、テレビ中継用のプレスカードとビブスの準備、報道用資料の作成など、初めてとなる仕事でした。普段は静まり返っている本部室には、スタジアムビジョン用のテレビ機材が組まれ、そのなかで運営担当の辻上&境原両氏が、各担当者と最後の打ち合わせ。スタジアムの外には、早くもテントが並び、明日のキックオフを今か今かと待つサポーターの方々(冷たい雨で風邪などひきませんように)。選手、スタッフ、フロント、サポーターそれぞれの2007年シーズンが始まろうとしています。その中で、私も胸が高まる思いです。
ひとつ告知です。先日、キャンプ情報でもお伝えしていた通り、日曜日の深夜23時30分から、テレビ朝日系列「やべっちFC」にて鹿児島キャンプの模様が放映されます。その取材にいらした前田有紀アナから横井広報のもとに電話が。キャンプ中はいつも「電話口でいつもの元気がない」とフロントスタッフから心配されていた横井広報でしたが、アナウンサーの美声に表情が一変! あまり聞いたことのないようなハイトーンの返事。あんなに顔の緩んだ横井さんは初めて見た気がします。休みなく働き続ける広報に、ありえないほどのパワーを与えた女神。明日のオンエアでは、キャンプのVTRと共に、ちばぎんカップ勝利の報が流れることを祈るばかりです。
日曜日は、天候に恵まれますように。それでは。