2014年3月20日

兄と弟

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:河原 正明

 昨晩の勝利の余韻に浸る間もなく、日曜日には中3日での連戦。トップチームはリカバリー組と練習組に分かれてのトレーニングを行いました。再びリーグ戦に戻ります。苦しいシーズンスタートでしたが、ナビスコカップでレッズを相手にした勝利は何よりも良薬となるでしょうか。

 対戦相手の徳島は今季初のJ1リーグを戦っています。この試合、両チームで「ドミンゲス兄弟対決」をキーワードに告知をしています。ドミンゲスが二人、レイソルとしてはレアンドロも二人な試合、実況の方はさぞ大変でしょう。その今季徳島に加入した弟、クレイトンドミンゲス選手との対戦が楽しみだと練習後に語った兄・レアンドロドミンゲス選手。2人兄弟の対決は実は「プロになって敵同士としての対戦は初めて。同じチームでプレーしたことはあるけど」だそう。
 すでに公式サイトなどでご覧になられた方はお分かりでしょうが容姿は兄弟そっくり。でも見た目だけでなく、ボールを持った姿勢はさらにそっくり。「弟はボールを持ってからのスピード、反応・判断の速さがあるしシュートもキックも上手い。前線では怖い。スペースを与えるとやられるよ(笑)」とは兄の弟評。でも「兄としては負けられないもの」だそう。
0320domingues.jpg

 そのレアンドロ選手は昨日の試合を振り返って「浦和という強いチームに勝てたのは大きい。失点はしたが、2点とって逆転したのは勝利が欲しかったチームには良かった。これでチームの力も高まる。この先勝ち続けるリズムに乗ることができると思う。次の試合に向けて調整をして、自分の力でチームを助けたい」と復帰と兄弟対決へ高い意欲を見せていました!

 徳島にはもう一人忘れていけない選手がいます。GK川浪吾郎選手。昨日のナビスコカップ 新潟戦でJ1デビューをしました。同期の茨田 陽生選手は昨日の試合出場について「吾郎のスタメンはロッカールームで知ったので、特に連絡はしていません。ま、すぐに会えるので」。背の大きなゴロウとバラも兄弟のような仲良しコンビでした。3日後に再会するのが楽しみです。できればピッチで戦う二人を見てみたいですね!

 トップチームは明日は非公開練習となります。祝日ですがご見学できませんので何卒ご了承ください。22日(土)は公開練習予定です。

2014年3月20日

サッカー

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

まず、今日の試合。平日の夜なのに、これほどまでにスタンドが黄色と赤に埋め尽くされている様子を見て、昨年のACL広州戦を思い出しました。試合前からメディアの方が多く詰めかけ、いつもとは違う雰囲気や緊張感がありました。ただ、選手入場から両サポーターの応援は非常に統率がとれていて、キックオフ後のピッチでも個人対個人、チーム対チーム、戦術や球際のぶつかりなど、試合内容はとても拮抗した90分間でした。周りをとりまく難しい環境があるなか、今日の日立台は純粋にサッカーをプレーする選手たちと、それを応援する人たちによる、すばらしいゲームだったと思います。

140319_stand.jpg

ここまでのリーグ戦、2分1敗。「このゲームはとにかく、結果も内容も立て直さないと、本当にまずいという危機感が、みんなすごくあった」。田中順也選手はそう試合後に吐き出しました。対レッズということもあり、ここ3戦の4バックではなく、3バックで臨んだレイソル。そして最近のレッズ戦を振り返れば、ボール保持のレッズvsカウンターのレイソルという構図はみなさんも予想がついたと思います。ただ昨年11月のように、じっと耐え続けるという試合ではなく、ワタル&カオルの両翼があれほど輝いたように、レイソルの攻撃もしっかり形になっていました。

140319_TJ.jpg

「とにかく結果を出さなければ」。田中選手の決意はプレーでしっかり表現され、特に橋本選手とのコンビネーションでレイソルの左サイドは活性化していました。前半終了間際のPK、レアンドロ選手が取ったもので、大きな重圧もあったかと思いますが「まったく緊張はありませんでした」と日本代表GKの西川選手相手に、落ち着いて浮かせたチップキックのPKゲット。そして後半のCKチャンス。実はあのゴールの3分前、同じ右サイドからのCKチャンスでいいクロスが入りませんでした。以前ジュンヤは「ニアのストーンにひっかかってしまうのが一番許せない」という話をしていました。ニアサイドに立ってクロスを跳ね返す選手をストーンと呼びますが、中央に飛び込む味方まで届かずというまさに悔しいミスを犯した直後。ニアを超えて、ゴール中央に落ちてくるボールを、慎重に慎重にキックしていたように見えました。

140319_nabe.jpg

そこへ飛び込んできた、渡部博文選手。キャンプ当初から3バックの左CBとして起用されながら、なかなか結果を出せず、控えに甘んじる我慢の日々をすごしてきました。この日のチャンス、まずは力強い守備で失点を最小限に食い止め、そしてセットプレーのチャンス。それまで再三の攻守を見せていたGK西川選手の両手の上から叩き込む、レイソル最高峰の高さを遺憾なく発揮しました。

140319_nabe2.jpg

そして試合後、嬉しい再会がありました。中学生招待「B to Jシート」で日立台に来てくれた柏三中サッカー部のみんなが待ち構えていました。去る3月13日、キリと一緒に三中を訪問し、交流したみなさんです。「もう、本当にしびれました。すごくいい子たちだったし、直接会ってチケットを手渡したみんなの前で決められた。写真撮影の時も本当にみんな喜んでくれてました」。彼らは、この日の試合とナベのゴールを一生忘れることはないでしょう。

140319_nabe3.jpg

この最高の結果、今日で終わらせるわけにはいきません。ナベ個人としてもそうでしょうし、そして選手みんなが口にした「次のリーグ戦、徳島戦につなげないと」。この勝利が良かったと受け止めるためには、次の日曜日の勝利があってこそです。自信を取り戻し、連戦に挑みます。

今日は2004年以来となる、日立台でのレッズ戦。すばらしい応援で選手たちを後押しし、円滑な試合運営にご協力いただいた両チームサポーターの皆様、本当にありがとうございました。