2014年5月29日

若人もレジェンドも

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担当:大重正人

昨日のグランパス戦、あのまま0-0で終われていれば、自力勝利で予選突破を決められる状況でした。前半の攻勢から一転、後半は守備に追われる時間が長くなり、DF陣にとっては休まる時間のない厳しい展開でした。いまやレイソルのストロングポイントとなった両サイドのウイング、走りに関しては右に出るもののいない橋本選手と高山選手をベンチに下げなければいけないほどの状況でした。

ただ2人に代わって入ったのは、太田選手と輪湖選手でした。アカデミーの同級生コンビが、待ちに待った同時出場を果たしたのです。先にテツが入り、あとからワコが起用されるとき、「ワコと一緒に出場だ」とテツは気づいたそうです。一転ワコは緊迫した場面で集中していたのか、気付かなかったそうで、、、まったく対照的な2人でしたね。ボランチやセンターバックなど今年も激しい競争が繰り広げられているなか、サイドの2人は好調をキープし割って入るのが簡単ではないポジション。それでもテツ&ワコが起用されたのは、トレーニングから持ち味を出して、いいプレーを続けているからこそ。次はホーム日立台で、2人の活躍も見たいですね!

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今日、中村選手と中谷選手のU-19日本代表入りが発表されました。6月2日からUAEへ、10日から12日までは国内キャンプです。昨日お知らせしたレイソルのスケジュール、OFFとぴったり重なってしまいました。「休みがなくなっちゃったね」とシンノスケに声をかけると「でも、嬉しいっす!」と満面の笑顔でした。コウスケは背番号1、シンノスケが背番号2とレイソルの2人が並び、UAEのU-19代表と対戦する姿、本当に楽しみです。帰国後は神奈川でトレーニングマッチも予定されています。若い今は、オフよりも貴重な国際大会&名誉な日本代表でしょう?

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若い選手たちに、日本のレジェンドも負けていられません。31日(土)、「SAYONARA国立競技場」というイベントに、井原コーチが参加します。16時からのサッカーレジェンドマッチ、日本サッカー界をけん引してきた30代から60代のレジェンド選手たちが国立のピッチで雄姿を見せます。いつもは練習前後に黙々とランニングする井原コーチですが、今日はダッシュを繰り返しながら、スピード系の運動も。「試合があるからね」としっかりコンディションを整えている様子でした!!

ラグビーのレジェンドマッチやアーティストによるライブなどセレモニーが終わったあとには、21時頃からピッチも解放されるそうです。レイソルが天皇杯やナビスコカップを勝ち取った感動を思い起こしながら、聖地国立のピッチを踏みしめられる最初で最後の体験、参加してみてはいかがでしょうか。チケット販売方法は下記サイトよりご確認ください。
http://www.jpnsport.go.jp/newstadium/tabid/422/Default.aspx

2014年5月29日

首の皮一枚

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担当:河原 正明

遅い時間の更新になりました。
ヤマザキナビスコカップ第6節。3月のリーグ戦に続き公式戦で名古屋相手にまたしても0ー1で敗戦となりました。

前半に訪れた決定機。「相手よりもチャンスは多く作れていた」と試合後に多くの選手が口にしました。しかし「それを決められなかった」という言葉がそれ以上に今日の敗戦の色を物語っています。

先制を許したのは後半40分。攻め上がり残っていた相手DF闘莉王選手に決められてしまいました。勝負所での勘の良さは健在でした。しかし、試合後半は前半とは打って変わって相手陣地でのセットプレーの回数が増えていたのも事実です。懸命の守りで耐えていた守備陣でしたが、最後に決壊、残り時間に再び圧力をかけて相手ゴール前に攻め込むも時間が足りずにタイムアップとなってしまいました。

他会場の試合結果で、敗戦にも関わらず予選突破の可能性は残っています。グループ首位の浦和(勝ち点12)は決勝トーナメント進出が確定しました。残る1つの席を2位甲府(10)、3位名古屋(10)、4位柏(8)、5位新潟(7)で争います。名古屋は次節浦和に勝てば1位で通過、引分け以下だとレイソルが勝利した場合は名古屋を上回ることができます。首の皮一枚で残ったチャンス。「(予選通過は)他力本願だが、まずは次の試合に徳島相手にホームで勝利することだけを考えたい」(大谷選手)。
今夜も平日にも関わらず多くのサポーターに敵地まで足を運んでいただきました。「次も一緒に戦うから勝とうぜ!」激励の言葉に応えるためにも4日後までに多くの覚悟と決意を持って、いざ日立台のピッチに立つことが必要です。あきらめずに最後まで、目の前の一戦に向き合うイレブンにご声援をお願いします。