2014年5月29日

首の皮一枚

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担当:河原 正明

遅い時間の更新になりました。
ヤマザキナビスコカップ第6節。3月のリーグ戦に続き公式戦で名古屋相手にまたしても0ー1で敗戦となりました。

前半に訪れた決定機。「相手よりもチャンスは多く作れていた」と試合後に多くの選手が口にしました。しかし「それを決められなかった」という言葉がそれ以上に今日の敗戦の色を物語っています。

先制を許したのは後半40分。攻め上がり残っていた相手DF闘莉王選手に決められてしまいました。勝負所での勘の良さは健在でした。しかし、試合後半は前半とは打って変わって相手陣地でのセットプレーの回数が増えていたのも事実です。懸命の守りで耐えていた守備陣でしたが、最後に決壊、残り時間に再び圧力をかけて相手ゴール前に攻め込むも時間が足りずにタイムアップとなってしまいました。

他会場の試合結果で、敗戦にも関わらず予選突破の可能性は残っています。グループ首位の浦和(勝ち点12)は決勝トーナメント進出が確定しました。残る1つの席を2位甲府(10)、3位名古屋(10)、4位柏(8)、5位新潟(7)で争います。名古屋は次節浦和に勝てば1位で通過、引分け以下だとレイソルが勝利した場合は名古屋を上回ることができます。首の皮一枚で残ったチャンス。「(予選通過は)他力本願だが、まずは次の試合に徳島相手にホームで勝利することだけを考えたい」(大谷選手)。
今夜も平日にも関わらず多くのサポーターに敵地まで足を運んでいただきました。「次も一緒に戦うから勝とうぜ!」激励の言葉に応えるためにも4日後までに多くの覚悟と決意を持って、いざ日立台のピッチに立つことが必要です。あきらめずに最後まで、目の前の一戦に向き合うイレブンにご声援をお願いします。