担当：大重正人

まず先週のことになりますが、ネルシーニョ監督が、瀧川 龍一郎社長と布部 陽功GMとともに、クラブメインスポンサーの日立製作所本社を訪問し、東原 敏昭 代表執行役 執行役社長兼CEOと、中畑 英信 代表執行役 執行役専務に、J2優勝とJ1復帰のご報告、そしてご支援への感謝をお伝えしました。

東原社長とネルシーニョ監督は、笑顔を交えながらの終始和やかな雰囲気のなか、会社とチームで、フィールドこそ違えど、同じく組織をまとめあげて周囲との競争を勝ち抜いていくリーダーとしての持論や意見を交わす場面もありました。今年はJ2を戦う厳しいシーズンでしたが、日立製作所や日立グループ各社の皆様の変わらぬご支援があったからこそ、1年でのJ1復帰を果たすことができました。大きな大きなサポートをいただきありがとうございました。来年もご支援に応え、いいご報告ができるようクラブ一同、引き続き進んでまいります。

2019年は残り10日ほどになりましたが、J1復帰を果たしたこの今年を振り返る商品が発売されます。まずサッカー専門新聞「エルゴラッソ」から2品、今季の実際の紙面に載ったレイソルの記事を一冊にまとめた『エル･ゴラッソ総集編2019柏レイソル365』（税込2690円）、そしてJ2優勝を決めた町田戦の優勝写真をプリントした『エル･ゴラッソ新聞紙面Tシャツ』（税込3200円）が、あす12月20日から販売。KAMO柏店、レイソルオンラインショップ、KAMOオンラインストアの3か所で購入できます。
https://www.reysol.co.jp/news/goods/032878.html

さらにJリーグオフィシャルBlu-ray＆DVD『柏レイソルシーズンレビュー～VITORIA』の発売も決定、あさって12月21日から予約受付スタートになります。本編120分では、今季のJ2リーグを収録、空前絶後の13得点＆ミカのダブルハットトリックの最終節、優勝決定の町田戦では、中継では放送されていないセレモニー時のオリジナル映像も収録予定です。またクラブ先行予約だけの限定特典として、全89ゴールダイジェスト、選手から指導者として変わらずレイソルを支え続ける栗澤僚一コーチのインタビューや懐かしいプレー映像、そしてレイソルから世界へと活躍の場を移した、酒井、伊東、小池、中山の4選手のレイソル時代の活躍など、特典版60分を加え、合計3時間のもりだくさんのコンテンツです。こちらも各オフィシャルショップでお申し込みください！
https://www.reysol.co.jp/news/goods/032880.html

そしてJリーグからは、来季の試合スケジュールが一部発表されています。
■J1開幕カード：　1月10日（金）
■ルヴァンカップ試合日程発表：　1月16日（木）
■J1日程発表：　1月22日（水）
■ルヴァンカップ開幕：　2月16日（日）
■J1開幕：　2月21日（金）※土日開催もあります

レイソルは、1月14日の新体制発表会、チーム始動、春季キャンプ、プレシーズンマッチと1月から2月にかけてチームが動いていきます。2020年は東京オリンピック期間中の長い中断があるため、開幕がとても速くなります。ルヴァンカップが2月中旬スタートということで、日立台の2020オープニングは2月16日の可能性があります。チームはすでにオフに入り、来季に向けての準備を進めているところです。人事などお知らせできる内容がありましたら、随時お伝えしてまいります。

担当：大重正人

本日、2020シーズンのファンクラブ「アソシエイツ」会員募集と、年間シート（＝BIGアソシエイツ）受付のお知らせをリリースいたしました。

【2020シーズン】オフィシャルファンクラブ『アソシエイツ』会員募集
https://www.reysol.co.jp/news/fanclub/032859.html
【2020シーズン】『年間シート販売（BIGアソシエイツ）』のお知らせ
https://www.reysol.co.jp/news/ticket/032858.html

2008年からファンクラブが「アソシエイツ」となって以来、長年会員になっている方、新しく加入された方を含めまして、たいへんありがとうございます。その中10年以上運営し、いろいろな変化が必要だという話がクラブ内で上がり、今回から大きく、いくつかの変更事項があります。ニュースだけではわかりづらいところもありますので、この場でお伝えできればと思います。

【料金】
こちらが皆様にとって一番大きな事案だと思います。消費税率の変更もあるなかで、大変心苦しいことでありますが、年間シートやアソシエイツ年会費を値上げさせていただくことになりました。たとえばアソシエイツは、3000円から4000円に変わっています。もちろん、その分のサービスとして「ホームゲーム時のグッズ売店、飲食売店で使用できるクーポン券500円分」を新たに加えさせていただきました。まず変更初年度の変更として実施し、またこの後のシーズンに向けて、よりよく、ご満足いただける内容やサービスをご提案していければと考えております。

【新設コース】
これまで、アソシエイツのコースは、一般会員と年間シート会員の2つのみでした。年間シートは全試合なかなか利用できない、でも一般会員よりももっと特典があるコースがあれば、、、というお声もうかがい、このたび「アソシエイツプラス」を新設しました。今回初年度の募集は、2019シーズン会員から継続される方限定100名様の受付とさせていただいています。年会費は税込10000円、受付は12月21日正午からでローチケ専用サイト、もしくはローソン店頭Loppiとなります。

【「アソシエイツ」と「アソシエイツプラス」の違いです】
※下記以外にも、プラス会員の方限定や優先のイベントなどを今後企画していく予定です
■金額：　4000円と10000円
■「アソシエイツプラス」だけのサービスが5種類あります
（1）ホームゲーム時のグッズ売店、飲食売店で使用できるクーポン券1,000円分
（2）非売品グッズが2種類
『オリジナルニットマフラー』（約 W1,450×190mm、フリンジ込み）

『ネーム入りアクリルプレート』
（奥：約 W150×H150mm、手前：約 W80×40mm）
※お申込者名を印刷してお届けいたします。

（3）指定席ペアチケット
※試合日、席種はお選びいただけません。

【アソシエイツの特典です】

クリックすると画像が大きくなります

【アソシエイツプラスの特典です】

クリックすると画像が大きくなります

以上、ピックアップさせていただきましたが、もしご質問やご不明点などありましたら、こちらのお問い合わせ先にご連絡をいただけますと幸いです。ご継続の方も、ご新規の方も、ぜひとも「アソシエイツ」になって、2020シーズンの柏レイソルを応援ください！

担当：笹原麻央

リーグ最終戦から1週間と数日が経ちました。チームは最終戦翌日からオフに入りましたが、オフでもトレーニングに訪れる選手がいて、毎日クラブハウスでは誰かしらの姿を見かけます。サポーターの方々の中には、毎週末あったリーグ戦が終わり、少し物足りなく感じてらっしゃる方もいるのではないでしょうか。

そんな"レイソル不足"になりそうなオフ期間ですが、昨日嬉しいニュースが飛び込んできました。GK中村航輔選手とDF古賀太陽選手が、日本代表に選出されました。2人は12月8日（日）から代表チームに合流し、12月10日（火）から韓国・釜山でおこなわれる「EAFF E-1 サッカー選手権 2019 決勝大会」に参加することになります。

中村選手のコメントです。「日本代表に選ばれたことを大変光栄に思います。チームに貢献して、国際大会で良い結果を残せるように頑張ります」
中村選手は先月のキリンチャレンジカップに続いての選出となりました。今シーズンは何度もチームを救うセーブを見せてくれました。前半戦、なかなか得点を奪えずに勝ちきれない試合が続いた時期も、中村選手を中心とした守備陣が体を張って失点を防ぎ、最低限の勝点を拾い続けてこられたことが、優勝、J1復帰に繋がったことは言うまでもありません。前回の選出時は残念ながら出場はありませんでしたが、今回は是非代表の舞台でのプレーに期待したいです。

次に古賀選手のコメントです。「今回選出して頂いた事をとても嬉しく思います。また、責任感を持って日本代表の名に恥じないプレーをできるよう頑張ります」。
まず、古賀選手は初の日本代表選出となります。これまで各世代の代表に名を連ねながら成長を重ね、今年はネルシーニョ監督のもとJ2優勝へ大きく貢献してくれました。そんな1年の締め括りに代表への選出。代表活動はこれからですが、今年は間違いなく濃い1年になったのではないでしょうか。

今回は、中村選手、古賀選手が選出されたE-1選手権を戦う22人の他に、12月28日に長崎で行われる国際親善試合･U-22ジャマイカ戦のメンバーも同時に発表がありました。
オフィシャルのコメントでは「責任感を持って日本代表の名に恥じないプレーを」と力強いコメントを送ってくれた古賀選手ですが、「もちろんE-1に入れたらいいなとは思っていましたけど、チャンスがあるとすればU-22の方かなと思っていたので、まさかそっちに自分が入るとは思わなくてびっくりしました（笑）」と、選出後の率直な思いも聞かせてくれました。
ですが嬉しさや驚きと同時に、「（世代別代表とは）全然違う気持ちです。少しでも緩さが出たら付いていけなくなるという危機感とプレッシャーを感じます」と、初の日本代表選出で今までとは違った思いも感じていました。

今回のメンバーの中には、古賀選手と同じく五輪世代の選手が9人選出。国際親善試合のメンバーに入った19人、今回は選出されなかった選手を含めて、来年の東京五輪のメンバー入りへ、生き残りをかけた戦いが始まります。
「自分は後ろの選手なので、前線の選手でいうゴールのような目に見える結果というのがなかなかないので難しいですけど、1対1での強さや印象に残るような奪い方、印象に残るようなプレーをしてインパクトを残したい」と、昨年は世代別代表からも一時は離れていましたが、再び東京五輪を目標に掲げます。

先日、クラブのオフィシャルライターである鈴木潤さんによる取材が行われました。「失点や負けに直接関わった試合もあったけれど、それでも監督は使い続けてくれた。（メンバーから）外されて逃げることは簡単だけれど、使い続けてくれたことで自分と向き合えた」と、良い試合悪い試合、どんな時も自分と向き合いながら戦い、試合に出て感じる悔しさを糧に大きな成長を遂げた今シーズンのことも振り返ってくれました。

個人的な話にはなりますが、2017年の夏、私が大学3年の時に初めてレイソルへインターンシップに来た際に、試合後のミックスゾーンで初めて選手のコメント取りをしたのが古賀選手でした。ボランチでスタメンとして出場したホームでの新潟戦。レイソルは中谷進之介選手（現名古屋グランパス）が前半途中で退場し、古賀選手はボランチからセンターバックへ。試合は1人少ない中で何とか勝点1を取ったというものでしたが、当時19歳の古賀選手は、「自分のところで落ち着けられれば試合展開も違ったと思うし、どのシーンを見ても反省ばかり」「もっと強くならなければいけない」と、冷静に試合を振り返りながらも悔しさを滲ませる様子が印象的でした。
その話をすると本人も、「（その試合は）良い記憶ではないですけどめちゃくちゃ覚えてます。その年は試合に出ても下位のチームに勝ちきれなかったり、全然ダメでへこみまくってました」と苦い思い出となった1年目を振り返ってくれました。

「1年目は守備のところで戦えなかった。人にも強くいけなかったし、ディフェンスラインの人間として全く対応できずに終わりました」と当時を振り返りますが、昨年の半年間のアビスパ福岡への移籍を機に、「試合に出続けることで色々なシチュエーションを経験出来て、余裕が持てるようになったし、まだまだですけど戦えるようになりました」と、古賀選手らしい謙遜したような言い方ではありましたが、昨年のアビスパでの半年で得たものはとても大きく、確実に自信になったのだと思います。

私がこの1年間試合後のコメントを聞きながら、1年半前に見た古賀選手の姿と比べて感じた変化もありました。今年は自分の反省点を挙げるだけでなく、常にチームとしての課題にも目をやり、「自分のところでなんとかできれば」と、チームの課題を自分に重ね合わせ、常に自分自身に矢印を向けながら解決へ向かおうという姿勢。プレー同様の広い視野でチームを見る、チームの一員として戦う責任感がそこには感じられました。

「自分のプレーを見たことがない人もたくさんいると思うけれど、そういった人が自分のプレーを見た時に"強い選手"でありたい。戦える選手という姿を見せたい。弱い選手で終わりたくない」
"強い選手"というのは、もちろん球際や1対1の対応といった技術的な部分もありますが、古賀選手の言う"強い"には、それだけではなく自分の弱さと向き合う強さ、目標を達成したいという想いの強さ、色々な意味が込められているように感じました。

今度は柏から世界へ飛び出し、日本代表という舞台で戦うこととなります。
まずは12月10日、E-1選手権初戦の中国戦はフジテレビ系列で放送されます。その名の通り柏の象徴として力強く輝く姿に期待しましょう！がんばれ、柏の太陽！