2009年10月 8日

天皇杯へ

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担当:石本瑞奈

日本中のあちこちで大きな被害をもたらしている台風18号。柏では午前9時頃に雨がやみ、午後の練習は青空が広がりました。私は油断して日焼け止めを塗らずに練習の様子を撮影していたら、途中で顔半分の温度が変わっているのに気がついて少しへこみました。
晴れたとはいっても、風がかなり強くて、木の枝などいろんなものが飛んでくるので、少し怖かったです。
台風は北上していて、これからが大変な地域もあると思います。皆さまどうかお気をつけください。

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週末の天皇杯に向けて、また選手たちの競争の日々が続いています。前節の磐田戦であと一歩だった攻撃面でのレベルアップなど、出た課題を克服するべく、ネルシーニョ監督の身振り手振りの指導がありました。

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そして全体練習が終わった後、いつもの?といっては言いすぎかもしれませんが、私が良く見かける菅沼選手vs菅野選手の1対1の居残りトレーニングがありました。この2人がやる時は、なんだか1回のシュートにお互い全身全霊をかけて勝負している感が漂ってきて、ついつい見てしまいます。ちなみに今日はこの2人に村上選手も加わっていました。

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その村上選手、報道陣の囲み取材で次の天皇杯への意気込みを話しました。「天皇杯は自分も順天堂大学時代に経験しているのですが、プロを倒そう!という気持ちでひとつになっています。今回の相手、ジェフリザーブズは学生ではありませんが、J1のチームを倒そう!という強い気持ちでくると思います。その気持ちに負けないようにしたい」。
天皇杯はリーグ戦と違って一発勝負。何が起こるか分かりません。そんな中でもレイソルの一員であることの誇りを持って、全力で闘って勝利を収めることはすごく大切なことだと思います。村上選手の気概を感じました。

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そして今日は大津選手の取材がありました。サッカー専門新聞「エルゴラッソ」です。若手の選手にスポットを当てた企画ということで、2年目の大津選手にオファーがきました。小学生の頃のことから中学時代、高校時代など、今の大津選手のルーツとなる話、エポックメイキング的な話も出ました。読めば「なるほど!」と感じるようなインタビューになったと思います。ただ、同席していて一番感じたのは、やはりチームのことをすごく考えている、ということです。当たり前のことかもしれませんが、「将来の夢は?」と聞かれて「今はチームを残留させることしか考えられません」と答えた大津選手。サッカー選手である以上、上を目指すのは当たり前のことです。けれど、今はやっぱりレイソルのこと。チームが勝つためになんとかしたい、そんな強い思いが伝わってきました。
このインタビューの発売号はまだはっきりとは決まっていません。決まり次第お伝えしますので、どうかお楽しみに!

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最後にひとつご報告があります。先日行われたファン感謝デーで、赤い羽根共同募金が行われました。名戸ヶ谷小学校の児童の皆さんがお手伝をしてくださって、そこに選手たちも加わり、和気藹々と、しかも元気な雰囲気での募金活動となりました。おかげさまで総額46,828円の寄付金が集まりました。この募金は福祉施設の設備、ボランティアや障害者団体などの活動、地域福祉活動の充実に役立てられます。募金してくださった皆様、本当にありがとうございました。

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2009年10月 8日

ブランド作り

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担当:河原 正明

時刻はただいま11時55分。今日はバタバタしていましてこの時間から広報日記を書き出します。

非常に強い台風18号の上陸に備えて昼間はいろいろと片付けや防風・防水対策をスタッフで行いました。実はこの事務所、ピッチのすぐ下にあるのですが、夕方には見事に土のうが積み上がっていました。
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写真は先ほど撮影した深夜の日立台です。どうぞ皆さまもお気をつけ下さい。

その台風の接近に合わせて、明日の練習スケジュールも午後2時30分からに変更されました。今日も雨が降り非常に寒い中での練習となり、練習後フランサ選手は「こういう悪天候は大嫌いなんだよね」とボヤいていました。私が「明日は大きな台風が来るけど?」と話すと「えーホントに?」と知らなかった様子。「でもまぁ、そういう日は家で過ごすに限るよね!」と笑っていましたので、練習時間が変更になって一番喜んでいるのはフランサ選手かもしれません。

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さて、柏レイソルでは新人選手を対象にして毎月1?2回「メディアトレーニング」というものを実施しています。なかなか馴染みの無い言葉ですが、新聞やテレビの取材や講演、その他あらゆる場面で人前で話すことを想定した訓練です。レイソルではJクラブの中では比較的早い2003年より導入し、現在はトップチームだけでなくユースの選手をも対象にして実施しています。講師はプロのスポーツメディアトレーナーである片上千恵さん。元NHKのアナウンサーで、現在はバレーにテニス、競艇に卓球・・・日本の多数のスポーツ界で指導をされている大変著名なトレーナーの一人です。
皆さんご存知のゴルフの石川遼選手。彼のスピーチや会見での受け答えは、いつも笑顔で、かつ話し方も具体的な名前や事例を挙げてとてもわかりやすいと感心させられます。このようにプロ選手には「自分というブランド」でメディア対応を通じて好感度を上げていく、維持していくことが重要であり、今、スポーツ界でもその需要が高まっています。

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講義内容は年間を通じてメディアの影響力やマスコミからのインタビュー対応、心構えや身だしなみなど多岐にわたります。今日は橋本、仙石、工藤、山?の4選手が模擬スピーチを交えながらのレッスンを受講しました。トライするのは「1分間でプロ選手になれた理由」を話すメニューです。片上トレーナーより文章の構成方法などレクチャー後、下書きの文章作成を行いいよいよスピーチに。

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まずは、橋本選手がスピーチを。それをビデオで撮影し、本人とその他選手でその映像と音声を見聞きしながら、改善すべき点を指摘し合い「気づいて」もらうことが目的です。この「気づき」が、トレーニングの目的であり、成果になります。交互に全選手が挑戦します。もちろんスピーチの中身はまだまだ足りなかったりしています。それでもどの選手もうまく「しゃべること」もそうですが、自分の言葉で話すことがキチンとできていることに感心しました。

その効果ですが、仙石選手も「今までは聞き手が自分の話すことを理解して(文章や言葉にして)くれるだろうと思っていました。しかし、実際にはどんな風に解釈されるかはわからないので、聞き手を想って話すことで、自分の考える力やまた『自分というブランド』が作られていくことの大切さを鍛えられました」と話すように徐々に「気づき」を得ているようです。
片上トレーナーも新人選手について「メディア対応の知識は付いてきたと思います。あとは実戦の場をもっとこなせばさらに良くなるはずです」と評してくれました。
彼らにはこの後クラブのホームタウン活動の一環としてこの後学校訪問「レイソルしま専科」で小学生の前でスピーチする機会を設けています。しかし、本当は彼らが一日でも早く、日立台で大勢のサポーターの皆さんの前で「ヒーローインタビュー」をされている日が来ることを願ってやみません。その日が来るのを楽しみにして残り数回のトレーニングを通じて、新人選手それぞれが今後プロ選手としてどんな「ブランド」を作っていくのかも注目していきたいと思います。