2022年5月31日

明日は天皇杯筑波大学戦

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担当:大重正人

明日から6月に入ります。その初日、天皇杯の初戦を戦います。ホーム三協フロンテア柏スタジアムに筑波大学を迎えます。大学屈指の名門チーム、その歴史や実力はすでに広く知られていて、こと細かに説明の必要はないでしょう。

レイソルとの関わりも、どこから触れてよいかわからないほどですね。いまレイソルに在籍する筑波OB、たくさんいます。井原ヘッドコーチ、松原コーチ、岡村テクニカルスタッフ、そして三丸、戸嶋、加藤の3選手に加え、今季から現役学生だった森海渡選手がレイソルに加入しました。

カイトにとっては、ピッチに立てばチームメイトだった選手、同級生たちとの対戦になります。「楽しみな部分もありますけど、今までやっていた選手と敵としてやるのは変な感じがしますね」とやはり複雑な笑みを浮かべていました。それでも相当の覚悟がなくては、本来の在学期間1年を残して「プロになる」という大きな大きな決断はできなかったはずです。

「僕の特徴を一番理解している相手ですし、分析チームは大学サッカーでは一番と言ってもいいぐらいの非常に高いクオリティがあると思います。自分もその分析力に助けてもらいましたし、突き詰めて、相手の弱点、長所を細かく分析してきます。技術の高い選手が多いですし、相手が上手いかもしれませんけど、プロとしての違いというか、良い意味でお前らとは違うんだよという姿を見せつけたいと思います」。口調はいつも通り落ち着いた感じでしたが、強いワードでこの試合への思いを語りました。今回は細谷選手がU-21日本代表で不在でもあります。絶対に負けるわけにはいかない。その思いがこもっていました。

その思いは、筑波大学のチーム皆さんも同じでしょう。カイトにはやらせない、と。44歳の小井戸正亮監督は、2004年にレイソルでテクニカルスタッフの経験もあります。清水、ガンバでもスタッフ経験があり、2014年から筑波大へ。前述の三丸、戸嶋、加藤、森の各選手も指導をいただいていますし、現在2年生にはレイソルU-18出身の田村蒼生選手が在籍、同期の戸田伊吹選手は現在コーチングスタッフに転身して新たな挑戦をしているそうです。

レイソルと筑波大の対戦は2013年以来、9年ぶりのことです。
https://www.reysol.co.jp/game/results/2013/130904ec.php
ネルシーニョ監督が一時指揮を離れ、筑波OBの井原コーチが指揮をとったという運命的な試合でもありました。三丸選手が当時2年生ながら、メンバーにいました。レイソルのインスタで当時の写真を載せたところ「てつくん(太田選手)に点決められて、(藤田)優人さんに抑え込まれて、レイソル相手に何もできなかったなー」と当時のことをコメントしてくれています。ほかにも、現在フロンターレの主力、谷口選手や車屋選手など後のJリーガーたちが並んだ錚々たるチームでした。レイソルは4得点しながら、2点を返されています。明日も、通常のリーグ戦と同じインテンシティ、気持ちでぶつからないと勝利はないでしょう。

天皇杯のチケットは発売中です。リーグ戦と席割や価格、入場方法などが異なりますので、こちらのご案内を確認いただき、日立台にお越しください。
また「JFA-TV」でのYOUTUBE無料配信もありますので、そちらでのご観戦、応援もよろしくお願いいたします!

2022年5月29日

清水戦

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担当:大重正人

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キックオフ90分前、14:30のピッチ上気温はなんと33.4度。15:30で33度、ハーフタイムの17時ごろでも30度と、選手たちにとっても、スタジアムにお越しいただいたサポーターの皆さんにとっても、本当に過酷なコンディションでした。そんな中でもレイソルの選手たちは運動量やタフさを発揮して、試合開始から終始ゲームを優位に進めて3-1の勝利。内容と結果が伴った、会心の一戦でした。

立ち上がりから3バックからのビルドアップで着実に前進してボールを握り、ゲームのペースをつかみました。前線が裏を狙う動きと、それによって生まれる中盤のスペースをいかに使い分けるか。両方あるから、相手は迷います。そのバランスが試合を重ねるごとにどんどん良くなっているように感じます。サヴィオのゴールは、本当にスーパーでした。鋭い切り返しで相手をかわし、さらに細かなタッチでシュートコースを作り、最後は逆足の左足でのコントロールショット。彼がすばらしい選手だということは、我々はもちろん、サポーターの皆さんも十分知っていますが、今日のゴールは他チームのサポーターからも大きく称賛されるであろう、ファインゴールでした。

「あの場面は、なかなかスペースが見つからない状況の中で、早い判断をして、ボールを左足に持っていくように意識し、それが幸い良いシュートにつながった。特に自分たちが中盤でのボールポゼッションも含めて、ゴールに向かう姿勢を選手たちがしっかり持っているし、やはり良い守備から良い攻撃に転じる局面が増えてきたことで、自分たちがより攻撃のチャンスを作れたと思う」

このサヴィオの言葉が、そのまま形になったのが、前半39分の細谷選手のゴールでした。最終ラインからボールを15本近くパスをつなぎ、一度カットされたボールを古賀選手が奪い返して、そのまま長いスルーパス。相手のDF2人の間を縫うように力強く抜け出した細谷選手が、日本代表GK権田選手との1対1を制しました。「この2試合連続ゴールをまだまだ伸ばしていきたいです。レイソルでも代表でも自分のやるべきことは同じなので、このままやり続けていきたいです」。試合後は佐々木選手と一緒に、あわただしく空港へ。今夜早くもウズベキスタンへ出発します。U-23アジア選手権はDAZNで配信があり、日本の初戦は6/3です。2人の活躍をぜひご覧ください。

セットプレーで点数がなかなか獲れなかったことも、きょう一つの回答を出せました。「セットプレーで拓巳くんがファーサイドにいて、絶対そこは競り勝つという意識が皆の中であるので、そのセカンドボールをうまく真大が回収してくれて、たまたま自分のところに転がってきたので思いっきり打った」という大南選手。さすが元FWと思わせる、抑えの利いた見事なスライディングシュートでした。

「自分たちの良い時間帯ではボックス脇を取れたり、相手の裏を上手く取れていたと思うし、そこからしっかりラインを押し上げられて良いサポートも入って得点につながった」。一方で、後半途中からは相手のロングボールやパワープレーを受ける苦しい時間帯もありました。「相手にボールを放られて、自分たちの背後を取られる嫌な時間帯が続いた。まずは我慢強く守ろうというのと、しっかり前線と最終ラインをコンパクトにしてセカンドボールを拾えるようにしようと話していたが、うまくセカンドボールを拾えなかったりする時間が続いたので、そこは修正していかなければいけないと思う。ただ、ああいった時間帯で失点せず、1失点で抑えられたことは良かった」。右CBからウイングバックに移ってから、彼の走力と高さの良い所が攻守で存分に発揮されているように思います。

小屋松選手のランニングや気の利いたポジショニング、大南選手との両翼で貢献度の高い三丸選手、また3枚で中盤を守るべく椎橋選手と戸嶋選手の運動量がチームを支えています。良い所を挙げればきりがないほど、いまのレイソルはピッチに立つ選手みんなが役割を全力で果たそうとしているし、本当に献身的です。だからこそ、この猛暑の中でも相手を上回るサッカーができたのだと思います。

4月17日から、そして戸嶋選手が中心になって準備した感謝メッセージを持って試合後の挨拶に回るようになってからホームでの勝利がなく、何とか笑顔で回らせてあげたいという毎試合でした。記念ユニフォーム最後の試合でそれが叶い、そしてアウェイ勝利で続けてきた記念撮影がようやくこの日立台で、ホームサポーターの皆さんと撮ることができました。選手とサポーターとがひとつになって、最高の日曜をもたらしてくれたこと、本当にありがとうございました。続く水曜、天皇杯の筑波大学戦も応援をお願いいたします。

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2022年5月28日

明日はホーム清水戦

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担当:大重正人

札幌での快勝、ゴールラッシュを、明日につなげたい。5月ラストの清水戦は勢いを持って臨むことができる試合になりました。4月途中から3連敗を喫し、このまま海に沈んでいくのか、上位にとどまれるか。そういう瀬戸際に立った5月でしたが、ここまでの5試合でわずか1敗。2勝2分1敗で8ポイントを挙げ順位をキープしながら、勝ち点を一歩ずつ積み上げています。この5試合で3失点、約15試合を消化したリーグ全体でも2番目に少ない失点に抑え、このチーム全体でのディフェンス、前線から最終ラインまでのハードワークがここまでのレイソルのベースにあります。

この守備力に、いかに得点力を上乗せしていくかが、レイソルの課題のひとつと言えるでしょう。前節は相手がひとり少なくなったとはいえ、細谷、サヴィオ、小屋松、森というレイソルのスコアラーに揃ってゴールがあったのは間違いなくプラスです。いまやエース格の存在となった細谷選手は札幌戦後「チームとして無得点がずっと続いていて、自分も責任を感じていた。やはり点が獲れないと自信は生まれてこないと思っているが、監督からも『落ち着いてやれば点を獲れる』と言われていたので、気負わず試合に挑めた。ただ、もっとゴールを獲れる場面は今日も多くあったので、決め切る力を今後もっと身に付けたい」と復調のきっかけをつかみかけています。この後は、ウズベキスタンでのU-21日本代表戦が控えているだけに、爽快なゴールと勝利を置き土産にしてもらえたらと願うばかりです。

今回のマッチデープログラムのインタビューは上島拓己選手。シーズン序盤は出遅れたものの、持ち味の高さとフィード力で攻守にわたって、5月のレイソルを支える存在になりました。インタビューはこちらからご覧ください。

30周年イヤーでの記念ユニフォーム着用は、明日の清水戦で最後になります。初戦のジュビロ戦こそ勝利出来ましたが、その後はこのホーム日立台で勝利がありません。選手たちもサポーターの喜びを分かち合うことができていません。上島選手も「今度こそホームで勝っている姿をサポーターの皆さんに見せたいので、ぜひ手拍子で僕たちを後押ししてください。最高の勝利のために、応援よろしくお願いします」と力強い言葉を寄せてくれました。明日は気温30度を超える予報、早くも夏の日差しが日立台を照らすことになりそうです。帽子や水分補給など、熱中症予防への準備をいただいて、ぜひスタジアムにお越しいただければと思います!

チケットやイベントのお知らせはこちらよりご確認ください。
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#0529

※最後に、「歴代ユニフォーム柄グッズ(7アイテム)」「30周年記念ロゴグッズ(2アイテム)」の予約受付が、明日29日までとなっております。今年だけの記念グッズ、ぜひお忘れのないよう、お申し込みください!

2022年5月26日

アウェイ札幌戦

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担当:大重正人

公式戦4試合連続ノーゴールから一転、大量6得点のゴールラッシュでアウェイ札幌戦を制しました。もちろん、開始10分で相手に退場者が出て、しかも札幌のキーマン福森選手がピッチを離れた、リーグ随一のプレイスキッカーの脅威がなくなったというのは、レイソルにとって大きなアドバンテージでした。これで何としても勝ち点3を持って帰らなければという試合になり、ともすれば焦りや硬さが出てきてもおかしくない展開とも言えました。

無得点からのゴールラッシュは「ケチャドバ」と言われることもありますが、選手たちが急に何か大きく変わったということはないと思います。これまで続けてきたサッカーを今日も継続してやり続けたことに尽きると思います。ネルシーニョ監督も「確かに直近の試合ではなかなか決定機を作りながら点を決めることができていなかった。今年は若手中心の編成ですし、そういうことが続くと選手の精神面も滅入ってしまうこともあるが、こういう状況だからこそ選手との対話をを大事にしてきた。点こそ入っていなかったが決定機は作れていたし、決して悲観的になる必要はないと。もう少し細かいディテールの部分、ペナルティエリアの中でどこに立ち位置をとるか、あとは決定機にしっかり備えること。準備をしっかりしてくれと伝え続けた結果、今日のゲームにつながったと思います」と継続の成果を強調しました。

こういう試合は、イーブンや1点差の状況が続くと、数的有利の方が難しくなることもあります。その意味で、数的有利になってから、わずか5分後に先制点が取れたことでプレッシャーからまず解放することができました。「今年は一発取りたいですね!」とことあるごとに取材でそう答えてきた高橋祐治選手がやってくれました。相手クリアを拾って、右足を強振!目の覚めるような低い弾道がゴールネットに突き刺さりました。「相手が10人になって早く点が欲しかったが、その1点が自分のゴールでチームを助けられたのでそこは嬉しいです。ボールがこぼれてきたので、ハッキリしたプレーをした方がいいなと思って思いっきり打ったら入った。ミドルシュートを決めるというのはプロになって初めて。ゴールが決まって気持ち良かったです」

さらに26分でした。右サイドの裏のスペースを徐々に取り始めていたレイソル、大南選手のオーバーラップから、小屋松選手がすらして、最後は細谷選手が左足でゲット。この2点目もチームに落ち着きをもたらしたことでしょうか。後半開始から9分、サヴィオ選手のカウンターで3点目。この時間帯も反撃を期す札幌の選手たちの出鼻をくじく大きな一発でした。その4分後には、2点を演出していた小屋松選手がボックス内で彼らしい落ち着いたボール捌きでゴールゲット。無得点が続いた試合でチャンスを惜しくも決めきれなかったこともありましたが、コヤにとっても大きなゴールになりました。

4点のリードで、連戦が続く選手たちをスイッチできたこともプラスでしたし、その交代出場した選手も躍動してくれました。森海渡選手がボックス内への仕掛けでPKをゲットし5点目、サヴィオにキッカーを譲ってもらっただけに安堵の笑顔でした。さらに2分後、左サイドから抜け出すと、ドリブルで相手をかわしてにシュート態勢に。まるで広島戦の逆転ゴールと同じようなシチュエーションに持ち込むと、同じようにニアに打つかと思いきや、ファーサイドへ見事なシュート。この左サイドからのシュートは本当に自信があるんだろうなという迷いのないシュートで今季4ゴール目を沈めました。

札幌は数的不利になっても、必要以上に引かず、前から前からという攻撃姿勢を貫いたこともあり、レイソルにチャンスもありながら、逆にピンチもありました。カウンターに行けてしまう分、少し間延びしてしまうこともありましたが、ハーフタイムにも「コンパクトにしよう」という選手の声も聞かれましたし、ネルシーニョ監督からも「リードしても、相手が少なくても、守備でやるべきことは変わらない」と組織的な守備を最後まで続けました。後半には前線に個の力があるアタッカーが並ぶ中、無失点で終えられたらベストでしたが、2試合連続先発のGK佐々木選手の好守もあり1失点に抑え、4試合ぶりの勝利をおさめました。

他会場、鹿島vs鳥栖や、川崎vs湘南では、それまでの順位や試合展開が一気に覆るような試合もありました。札幌では素晴らしい勝利を得ましたが、何が起こるかわからないのが、今のJリーグです。チャンスもあれば、すぐに苦境に陥ることもあります。「今日の勝利はここまでだ。ここからは次の清水戦に勝つことだけを考えていこう」と監督はすぐにチームを引き締めました。この日も平日ナイター、しかも札幌まで駆けつけてくださったサポーターの皆さんと勝利の写真撮影ができましたが、やっぱりホーム日立台でこの喜びを分かち合いたいと、選手もサポーターの皆さんも思いは一緒でしょう。次の日曜日、記念ユニフォームを来ての最後の試合になります。引き続きスタジアムでの応援をどうぞよろしくお願いいたします。

2022年5月24日

明日はアウェイ札幌戦

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担当:梶山由珠

まず、昨日今日にかけて発表された以下5選手の代表選出に関するお知らせです。
キムスンギュ選手が『韓国代表』に、田中隼人選手・升掛友護選手が『U-19日本代表』に、細谷真大選手・佐々木雅士選手が『U-21日本代表』にそれぞれ選出されました。
スンギュ選手は韓国で行われる国際親善試合に参加。そして田中選手・升掛選手はフランスで行われる「Maurice REVELLO Tounament(旧トゥーロン国際大会)」、細谷選手・佐々木選手はウズベキスタンで行われる「AFC U23アジアカップウズベキスタン2022」に挑みます。5選手はこれから約3週間にわたってチームを離れ、代表活動に参加する予定です。

田中選手・升掛選手が選ばれたU-19日本代表の世代は、コロナの影響もあって2年4ヶ月ぶりの海外遠征になるそうです。2019年以来3年ぶりの開催となるトゥーロン国際大会ですが、前回大会ではU-22代表として、古賀太陽選手・大南拓磨選手・椎橋慧也選手らが出場。古賀選手は負傷のため途中離脱となりましたが、日本代表は準優勝の成績を残し、当時仙台に在籍していた椎橋選手は大会ベストイレブンにも選ばれていました。また、細谷選手・佐々木選手が今回参加するU23アジアカップも、2020年に開催された前回大会では古賀選手をはじめ、その後A代表のピッチに立った選手たちが多数出場しています。日本を代表する選手たちの多くが登竜門としてきた2つの国際大会、選ばれた選手たちにはここでさらに自信を掴んで帰ってきてほしいと思います。

明日はリーグ戦です。今節もアウェイ、北海道コンサドーレ札幌とのゲームに挑みます。
前節のFC東京戦は惜しくも0-0ドロー。非常に悔しい結果とはなりましたが、後半45分にゴールネットを揺らしたその瞬間は、チームもサポーターも久々の歓喜に包まれました。オンフィールドレビューの結果ノーゴール判定にはなりましたが、少しずつゴールに近づいていること、勝利まであと一歩に迫っていることは確かです。そして何より、守備の強度・安定感は試合を追う毎に増していることもポジティブな要素です。前節ゴールマウスを守った佐々木選手のセーブやプレー判断も素晴らしかったですし、ディフェンス陣の対人プレー、中盤・前線の選手たちの献身的な守備があってこその無失点でした。それぞれが良いパフォーマンスを見せてくれているからこそ、早く結果で報われてほしいと思いますし、同じくもどかしい気持ちで待ち続けてくださっているサポーターの皆さんにも、早く勝利を届けたいという一心です。三丸選手の「何か大きく変えるというよりは根気強くやり続けるしかない」という言葉通り、ゴールへの執念を持ち続けることで明日こそはきっと報われると信じています。平日ナイトゲーム、ロングアウェイとなりますが、明日も現地やDAZNで一緒に戦っていただけたらと思います。よろしくお願いします!

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そして今週末5/29(日)はホームで清水エスパルス戦です。
清水戦は、選手たちが「クラブ創立30周年記念ユニフォーム」を着用する最後の試合となります。4/2磐田戦以来、ホームでの勝利がありません。記念ユニ着用ラストゲーム、何としてでも勝ち点3を掴みたい一戦です。チケットもほとんどの席種でまだ残数がありますので、ぜひローチケまたはローソン・ミニストップの店内Loppiにてお買い求めいただき、スタジアムで選手たちを後押しください。
https://www.reysol.co.jp/news/ticket/034906.html

また、記念ユニフォームのレプリカも引き続き販売しております。オンラインショップ、サッカーショップKAMO柏店ほか、当日はスタジアムのグッズ売店でも販売致します。店舗によって取り扱うサイズ展開が異なり、サイズによっては完売しているものもありますが、選手が着用する期間にお買い求めいただくには今週が最後のチャンスです。まだお持ちでない方はぜひご検討ください。
https://www.reysol.co.jp/news/goods/034865.html

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2022年5月21日

アウェイ東京戦

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担当:大重正人

たしか90分だったと思います。コーナーキックから黄色の選手がなだれこんで、どうなったわからない一団の中から、胸を張る森海渡選手と、その周りに連なる笑顔がありました。ここまでのチーム全員の頑張りがついに実を結んだ瞬間でした。しかし、ゴールチェックからオンフィールドレビューになり、こうなるとおおよそ見当がつきます。判定が変わると。正直、なんてつまらないんだ、この選手たちとサポーターみんなの喜びと笑顔を返してほしいと思ってしまいました苦笑。ただ、試合後にスロービデオを見ればレイソルのハンドがあり、きちんと判定されたこともわかりました。逆の立場になることもありますし、正しく判定されて良かったと思います。でも、あまりに劇的な場面だったのでやっぱり惜しかったなあと未練がましい思いも湧いてきます。

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今日も、選手たちはよく走り、よく戦い、持てる力を出し尽くしたと思います。だからこそ「こういう試合で負けなかったことは収穫」という小屋松選手の言葉通りだと思いますし、彼らの頑張りあったからこそ勝ち点1という結果を得ることができました。4試合連続無得点という状況にはありますが、三丸選手は「決定機の数がないわけではないのでそこをしっかり決め切る部分だったり、そういったチャンスを数多く作ることが必要。ただ、後ろが失点0で終われているところで、どこまでリスクを背負って攻撃に厚みをかけていくかも含めてまだまだ改善できる部分はあると思うが、何か大きく変えるというよりは根気強くやり続けるしかないと思っている」と振り返りました。

去年からネルシーニョ監督が選手たちに求めることのベースに大きな変化はありません。継続してやり続けてきたことの成果が少しずつ表れてきている。だからこそ「根気強くやり続ける」ということが大事だと思います。選手たちが我慢強くやるのは当たり前、一方でサポーターの皆さんに辛抱を強いていることは大変申し訳なく思いますが、去年からずっとレイソルを応援いただいている方には、今の新しいチームが前進していることも伝わっているのではないでしょうか。

サヴィオ選手のプレーメイク、そしてフリーキックは他チームに勝れるレイソルの大きな武器ですし、3バックの強さ堅さも増してきています。今日ゴールマウスを守った佐々木選手、弱冠20歳ながら、今日は零封、クリーンシートを達成しました。3ボランチの豊富な運動量がチームを攻守に支えています。途中出場からの大谷選手のゲームメイクも健在でした。良いこともそうでない時期もこれからのシーズンであると思いますが、引き続きのサポートをよろしくお願いいたします。味スタのゴール裏から響いた一糸乱れぬ手拍子が選手たちの力になりました。今日も応援ありがとうございました。

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2022年5月20日

明日はアウェイでFC東京戦

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担当:梶山由珠

Jリーグ公式YouTubeチャンネルの舞台裏に密着するコンテンツ「Inside J.LEAGUE」で、先日の創立30周年記念マッチの様子が公開されました。

当日来られない方にも、メモリアルマッチの様子を届けたい。記念すべき1日をなんらかの形で残せたらと模索していたところ、Jリーグ公式チャンネルで取り上げていただけることになりました。当日はカメラ2台体制で、開場前から試合終了後まで、長時間にわたってあらゆる場面を撮影いただいております。こうしてホームゲームの1日に密着するコンテンツをお届けできる機会は非常に貴重ですので、ぜひお時間のある時にご覧いただけたらと思います。

ルヴァンカップ京都戦から中2日、明日はアウェイでFC東京との対戦です。
一昨日の京都戦はリーグ戦から先発メンバーを全選手入れ替えて挑みましたが、結果は1点に泣く敗戦。グループステージ突破目前で惜しくも逃し、残念ながら敗退となりました。試合後取材に応じた田中隼人選手、佐々木雅士選手も悔しさを滲ませていましたが、ネルシーニョ監督はルヴァンカップを総括して「若手を中心に出場機会を与えた中で、しっかりと結果を残してくれた選手もいたし、個々の部分でそれぞれのストロングポイントやクオリティを発揮してくれた」とその戦いぶりはチームにとって非常に有益なものになったと述べました。
そんな若手選手たちが躍動する傍ら、京都戦で久々の公式戦出場を果たした染谷選手と大谷選手。若手選手たちに落ち着きをもたらす、ベテランの安定感を終始示していました。

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染谷選手はスタメンフル出場、若い選手で構成されたディフェンスラインを支え、大谷選手は失点直後の後半29分からの出場でしたが、短い時間ながらもその存在感を発揮していました。一昨日の試合に限らずですが、ルヴァンカップを通して若い選手たちがそれぞれ持てる力を発揮できたのは、彼らのような経験豊富な選手たちの安定したパフォーマンスがあってこそだったと思います。
結果としては残念なものになりましたが、少なからず様々な収穫を得られたルヴァンカップ。それらを活かして、なかなか結果が出ていないリーグ戦の現状を、総力戦で打破していかなければなりません。

レイソルは順位こそ4位をキープしていますが、勝ち点では5位以下のチームに迫られ、4位から11位までは勝ち点3の中にひしめく大混戦。今節勝ち点を取りこぼせば、あっという間に下位へ沈んでしまう可能性もあります。明日の試合でなんとか復調のきっかけを掴みたいところです。
対するFC東京は、レイソルと勝ち点2差で7位につけています。ただ、現在リーグ戦では3連敗中と同じく苦しい状況。明日は勝てば順位がひっくり返るともあり、相手も相当な覚悟と勢いをもって臨んでくるはずです。
ここ数試合のレイソルは、内容は悪くないのに勝てない、あのシュートさえ入っていれば、というような紙一重のゲームが続いています。選手たちが最後まで力を振り絞って走り切れるように、ぜひ良いプレーには大きな拍手を!チャンス時には手拍子を!その応援が必ず選手の後押しになります。明日は15時キックオフ、味スタやDAZNで、ともに戦いましょう!

さらに明日はU-18もプレミアリーグ。日立台で16時から、トップと同じくFC東京戦に挑みます。延期試合が相次ぎ、まだレイソルは4試合しか消化していないとはいえ、1勝3敗でトップチーム同様に苦しい状況が続いています。今シーズンも一般の方のご観戦はお控えいただいていますが、J SPORTSでは生中継、オンデマンドでも生配信されます。ぜひU-18の戦況も気にかけていただけたらと思います。

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最後に、天皇杯2回戦のチケット販売に関するお知らせです。
来週5/26(木)18時より、6/1(水)開催の天皇杯2回戦のチケットが発売となります。対戦相手は茨城県代表の筑波大学か、千葉県代表のブリオベッカ浦安。明後日行われる筑波大vs浦安の勝者がレイソルと対戦することになります。2回戦の会場は日立台ですが、天皇杯は各都道府県サッカー協会の主管試合となりますので、チケットの販売方法や席割りもリーグ戦とは異なります。予め販売概要をご確認のうえ、お買い求めくださいますようお願いいたします。
https://www.reysol.co.jp/news/ticket/034976.html

2022年5月18日

ルヴァン京都戦

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担当:大重正人

勝つか引き分けで自力でのグループ突破に王手をかけて迎えたルヴァンカップ最終節でしたが、0-0から粘り切れず0-1の敗戦。グループのもう1試合、札幌vs鳥栖が1-1で引き分けとなり、札幌と勝ち点8で並んだものの、直接対戦での得点数がレイソルは4点、札幌が5点と下回り、グループ3位に。残念ながら、グループ敗退となってしまいました。

リーグ戦では、先週土曜日にガンバ戦を戦い、次の土曜には中2日でのアウェイ東京戦を控えており、今日は若手選手を中心としたフレッシュなメンバーが起用されました。京都とは今季3度目の対戦。前線からのプレス、攻守のすばやい切り替え、運動量豊富で、短いつなぎとロングボールで背後を狙うやり方を使いこなしながら戦ってくる相手。その長所をいかに封じて、相手のウィークポイントを見出すかという戦いでした。

今日は2トップに落合選手と升掛選手のコンビ。ともに機動力と運動量を備えており、背後のスペースへ走りこませたいところでした。狙いがうまくいっている場面もありましたが、持ち手と出し手の呼吸が合わず、ボールを下げてしまう場面に、ネルシーニョ監督が大きな声を上げるシーンが何度かありました。一方でビルドアップを試みる時間帯は相手のプレスを受け、なかなか中盤へボールを供給できず。後ろからのロングボールは、上背で劣る前線でなかなか収められず、前半から苦しい時間が続きました。

「ハーフタイムには選手たちに、もう少ししっかりとゲームの流れを読んで、味方同士出し手と受け手のタイミングしっかりと合わせるようにと伝えた。後半に入ってそこは改善され、守備から攻撃への一つスムーズな形ができていた」とネルシーニョ監督。後半から森選手と椎橋選手を投入し、森選手の背後へのランニング、高さを生かしての競り合いで徐々に流れを引き寄せた時間もありました。ただ後半28分、敵陣へ攻め込んでいたところでボールを失い、一気のカウンターを受けると、少し足色が衰えてきたところで戻り切れず失点。1点取り返して同点に追いつけば予選突破というところで、最後まで諦めず戦い続けましたが1点が重く、無情のタイムアップ。数分後に終わった札幌vs鳥栖の結果をもって、敗退が決まりました。

この6試合、4戦目に3-1で勝利した鳥栖戦を除けば、すべて1点差以内の拮抗した勝負でした。リーグ戦のメンバーが多く出場した第3戦以外は、多くの若手選手たちがピッチに立ち、想像をはるかに上回る活躍にサポーターのみなさんも驚かれたことと思います。特に4得点を挙げた升掛選手はこのチームを引っ張りました。そしてこの6戦目、決勝戦ともいえるプレッシャーの中で戦い、そして敗れたという悔しさを、身をもって知ることになりました。若くして得たこうした経験は必ずや今後に生かされるはずです。

田中隼人選手からもそういう思いが伝わってきました。
『前半から苦しい戦いのなか踏ん張ったが、あの一発をしっかり防いでいればという試合でした。プロになって「勝つ」ということが一番難しいと感じています。自分は去年も含めて6試合出させてもらったが、その中でも自分が出た試合はまだ一勝しかしていない。自分の不甲斐なさを感じているし、自分が出ていれば勝てる、田中隼人がいれば守れるという、そういう選手を目指してこれからやっていきたい』。今日で通算450分出場に達し、A契約条件をクリアしました。古賀選手に続くような選手に育っていってほしいと願うばかりです。

ここからは切り替えて、リーグ戦です。土曜にアウェイFC東京、水曜にアウェイ札幌、続く日曜がホーム清水と、まだまだ連戦が続きます。ここ3試合無得点。攻守にハードワークして、ゴールを獲るというところにもう一度フォーカスして、戦わなければいけません。平日ナイトゲームにもかかわらず日立台に駆けつけてくださった皆様、応援ありがとうございました。

2022年5月17日

明日はルヴァン京都戦

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担当:大重正人

明日、ルヴァンカップのグループステージ第6節、最終戦を戦います。ここまでレイソルは2勝2分1敗で勝ち点8。目下首位に立っています。とはいえ、ここまでの戦いは厳しいものでした。最初の3試合でわずか1ポイント。特に第2節のホーム札幌戦で2-0からの逆転負けが大きく響き、グループ突破は絶望的かと思われました。

迎えた第4節、アウェイで難敵鳥栖を3-1と見事に破り、首の皮一枚繋がって第5節へ。ただ札幌でのアウェイ戦も苦戦。アディショナルタイムの90+2分まで1点ビハインド、これ以上ない絶望的な状況から、サヴィオ選手の同点ゴール、逆転ゴールで奇跡的な勝利。15年ほどレイソルの試合を見させてもらって、2012年のアウェイ清水戦、2021年のアウェイ湘南戦と何度か信じがたい逆転勝利に出会ったことがありましたが、それと同じかそれを超えるような劇的な思い出深い勝利になりました。

この勝利で、札幌のグループ突破を阻止するとともに、レイソルが1位に躍り出ました。明日の最終戦、グループ突破への条件はこちらの通りです。

レイソル〇 → 1位通過
レイソル△ → 1位or 2位の通過
レイソル● → 「札幌vs鳥栖」で鳥栖勝利なら2位通過

勝つか引き分けで自力突破というところまでもってこられたのは、これまでの選手たちの頑張りにほかありません。どん底の窮地からここまで来たからこそ、明日の最終節をぜひとも勝利で次のステージに進みたいところです。このルヴァンカップでレイソルに勢いをもたらした一人が、升掛選手です。引き分け以上でOKの状況ですが「チームとしては、まず勝ちに行くことが大事。引き分けどうこうよりもまずはチームとして勝利に向かってやっていくと全員思っています。引き分け狙いというよりは、勝ってリーグ戦やルヴァンカップで波を取り戻したいと思います」ときっぱり言い切りました。

さらにこの数試合の出場を経て「勝てなかった時のサポーターの皆さんの声や表情を感じて、ユースの時とは全然違うなと。レイソルの一員としてベンチ入りさせてもらうようになって、若いからとかではなく、勝利出来ていないことに、より強く責任を感じるようになりましたし、今まで以上にサッカーにより向き合うようになったと思います」。プレーだけでなく、内面的な成長や自覚、覚悟の気持ちも芽生えてきています。ひとつの試合の勝利や敗戦で運命が大きく変わったり、応援してくれる方々の思いを感じ取れたり、やはりプロの試合に出たからこそ得られることがあります。ある意味、明日は「決勝戦」でもあります。こうした試合でピッチに立って、勝利に導けるかどうか。真価の問われる一戦です。

明日もルヴァンカップ恒例の「キッズイレブン」でチップスターSサイズがもらえるアトラクションを開催、「アフラック柏支社ブース」ではノベルティがもらえるアンケートもあります。平日ナイトゲームということで、日立台公園でのハーフタイム以降の当日券は一般価格の半額となります。お仕事や学校などお忙しい平日ではありますが、ぜひ日立台での後押しをどうぞよろしくお願いいたします。

★チケットやイベントのお知らせはこちら★
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2022年5月14日

30周年記念マッチ

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担当:大重正人

多くのチャンスを作りながら、1本のセットプレーで敗れてしまったという本当に悔しい試合でした。選手たちはなおさらそうでしょう。シュート数は18対6と圧倒し、サヴィオ選手のFKと、最後の三丸選手の決死のヘッドが惜しくもゴールマウスにヒットし、また細谷選手や小屋松選手のビッグチャンスも相手GKの好守に阻まれました。

もちろん悔しさしか残らない試合ではありましたが、ガンバがベストの布陣で臨めない状況だったことを差し引いても、特に前半はレイソルが試合を優位に進めていました。サヴィオ選手にボールが入り、前を向いたときに、周りの選手が信じて動き出す。何度もチャンスが生まれ、また左サイドからの小屋松選手と三丸選手のコンビネーションも試合を重ねるごとに高まっています。

セットプレーでの失点がなかなか防げないというのは、チームとして引き続きクリアしなければいけない課題です。今日はすばらしい高さでのヘディングを見せていた上島選手が頭を打ってピッチを離れた際のセットプレー、不運もありましたが、だからこそより集中を高めなければいけない場面でもありました。あそこさえ抑えられたら、勝ち点1のチャンスは十分にありました。

ただ、ネルシーニョ監督が残した会見でのコメントがすべてを表していると思います。「もちろん、今日の結果というのは望んだものではないが、今日の敗戦がゲームの内容の価値を下げるものでは決してない。非常に攻撃的で魅力的なサッカーを終始できていたと思っているので、試合後選手たちにもそう声をかけた。敗戦こそしたが、今日のゲームが次節につながるようにしっかりと準備していきたい」

そして、リーグ戦初出場のルーキー加藤匠人選手のプレーには、みなさん期待が高まったことと思います。フリーになれるスペースをみつけ、スムーズなトラップ&ターン、そして持ちすぎずテンポよくさばく。味方が次のプレーに移れる時間を作るボランチらしい持ち味を発揮してくれました。インサイドキックはもちろん、鋭いくさび、相手の背後へのフィード、レイソル最後の追い上げのリズムを作ったのは間違いなくタクトでした。

「その中でもボールを触って散らしながらリズムを作る部分で自分の特徴は出せたが、パスの精度だったり、チャンスメイクという意味ではまだまだ足りなかったし、チームの力になれなかったという悔しい気持ちが大きいです。一本シュートも打ったがかなり力んでしまった。自分からのパスでゴールが生まれるイメージをこれまでしてきたが、そこからゴールにつなげたかった。まだまだ力不足を痛感しました」と雪辱を誓いました。もっともっとやれる。そういう期待を持って見守っていきたいと思います。

今日は、開場を早めましたが、早くからたくさんのサポーターの皆さんにご来場をいただいて本当にありがとうございました。選手会ブースでのチャリティくじ、OB増嶋竜也選手と大谷選手のトークショー、MCにはナラヨシタカさんと岡田亜紀さんもご参加いただきました。ウォームアップの際にはひときわ大きな拍手で迎え入れていただき、初開催のイエローサンシャインナイトも予定していた演出をスムーズに運ぶことができましたし、何よりサポーターの皆さんのご協力でスタジアムを照らしたイエローのライトが本当にすばらしく綺麗でした。今日の改善点も振り返りながら、今後のナイトゲームでの実施も検討していきたいと思います。

これまでの30年の感謝をお伝えするとともに、これからの時代も変わらず応援いただけるようにクラブ一同、力を注いてまいります。本日はご来場ありがとうございました。柏熱地帯を中心とした手拍子の応援、いつも以上に心強く聞こえてきました!3日後、ルヴァンカップグループ突破を懸けた京都戦もぜひスタジアムでお待ちしております。

今日のトークショー、OB皆さんからのメッセージ、30周年記念ムービーは明日以降、順次SNSにアップしていきますので、またお楽しみください。

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2022年5月13日

明日は「柏レイソル創立30周年記念マッチ」

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担当:大重正人

いよいよ明日、レイソル創立30周年記念マッチの日を迎えることになりました。まずガンバさんの方でコロナ陽性者が出ているということでお見舞いを申し上げます。試合に向けてやりとりをさせていただいていますが、本日時点では予定通り試合を開催することで、双方準備をしております。ガンバにはレイソルゆかりの方が何人もいます。片野坂監督を筆頭に、U-12出身の柳澤選手、安田コーチ、上村コーチ、吉田GKコーチ、木村通訳。明日の試合を何とか無事に迎えたいという思いでいっぱいです。

この試合に向けて、レイソルとしても、皆様の長年の応援に対しまして感謝の気持ちをお伝えできればと、イベントを準備し、また選手たちも自らで企画してきました。
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OBの増嶋竜也さんが、1月に続いて日立台に来てくれることになりました。あのドラフト会議ではたくさんの思い出やエピソードでサポーターの皆さんを楽しませてくれましたが、今回はピッチサイドでサポーターの皆さんの目の前でその姿を見せてくれます。①17時から20分間のトークショーではTwitterでの質問にお答えします。#マスに聞きたいことのハッシュタグをつけて、明日0時からトークショーの時間まで投稿ください。②18時からのピッチサイドトークでは試合の注目選手、そしてOB選手の動画メッセージを4分ほど放映します。合計5組11名のみなさんが懐かしい表情や声を届けてくれました。③キックオフ直前には光の演出イベント「イエローサンシャインナイト」の呼びかけ、30周年記念ムービー90秒版の放映もあります。④整列後にはキックインセレモニー。現役を退いてもいつまでもカッコよく凛々しいマスの姿をお楽しみに!

「イエローサンシャインナイト」は初めてのイベントになります。日立台の照明が今季からLED化されることになり、暗転や色んな演出ができる装置も付いています。今季、どこかでライトイベントを開催したいというアイディアを温め、練ってきました。せっかくなら記念試合に合わせよう、4月と5月のナイトゲームはいつかな、というところで準備期間なども踏まえて、このガンバ戦を選んだという裏側です。12色に光るペンライトをスタジアムで販売し、また使い切りタイプのライトも先着10000名様に無料配布いたします。この日はぜひ18時50分までにお席に付いていただき、マスの呼びかけに合わせてライトを点灯し、記念ムービー放映、選手入場への応援手拍子と、試合を大いに盛り上げてください。

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選手達による「チャリティくじ」は、戸嶋選手が中心となって進めてきました。「選手会ブースを作って、1000円くじをやりたいんです」というサチの提案がきっかけでした。じゃあ何人分グッズを用意すればいいか。コロナでファンサができないんで選手のサインを入れたいんですよね。毎日のように実現可能なアイディアを持ち寄り、フロントスタッフと話しあってきました。購入したグッズに、選手全員がサインを入れ、若手選手たちが袋への封入、くじ作りも行いました。お一人様一回、500個販売と、数に限りがあり申し訳ございませんが、選手たちの思いが少しでも多くの方々に届けば何よりです。

チームは3連敗の後、1勝1分と立ち直りの兆しが見えています。前節のレッズ戦では相手のパスワークに苦戦するも徐々に対応、応戦し、後半は十分に盛り返してのドロー。無失点で終われたことで、自分たちのハードワークの手応えと、やはり走り続けること、賢く走ること、チームとして組織的に戦うこと、を再び感じ取れたことと思います。

この30周年記念マッチに向けて、選手達も思い入れを持って戦います。
「アカデミーから在籍しているので、自分の中でも記念の試合にしたいですし、サポーターの思い出の残る試合にしたいと思っています。本当に良い試合をして勝ちで終えたいと思います」(細谷選手)
 「30周年ということでこれまでクラブを支えてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。感謝の気持ちを実際にピッチでプレーで示すことがすごく大事。こういう記念すべき試合でホームでしっかり勝って、サポーターの皆さんと喜び合いたいです」(古賀選手)

太陽はマッチデープログラムでもインタビューに答えています。アカデミー時代から数えて15年のレイソル在籍。強い思い入れを持って、この試合に挑みます。

この週末、天候の乱れが心配されてきましたが、予報では週の初めより、雨を回避できそうな予報に変わってきました。この大切な日立台の1日を太陽が光り照らしてほしいと心から願っています。先週のレッズ戦には及びませんが、それでも通常より多くのチケットが売れています。当日券もありますし、天候を見ながらご判断をいただいた上でご判断をいただいて、よろしければぜひスタジアムに足を運んで、この1日を私たちの日立台で共に過ごしてほしいと思います。ご来場を心よりお待ちしております。

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2022年5月 8日

浦和戦

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担当:大重正人

まず、久しぶりの日立台満員と言える「13418人」のご来場をいただき、ありがとうございました。会う人会う人が「すばらしい雰囲気だね」「元に戻ったみたいだね」と言ってくださいました。いつぶりかと振り返ると、2020年の開幕札幌戦が12468人、2019年4月の横浜FC戦が13056人、そして2018年5月の磐田戦の14208人というのが近年の最高値です。チケット完売となってもすべてのお客様が来られるわけでなく、観客数としてはもう少し低い数字になることが多いのですが、ここまでの着券率になったのは本当にありがたいことです。この大観衆の声援をうけて、両チームの選手たちの熱気が織りなす、一進一退の好ゲームになりました。

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試合後の両チームの談話を聞くと、レイソルの2トップの背後のエリア、レッズがボールを引き出すか、レイソルがいかに圧力をかけるか。ここに監督も選手も頭と体を腐心させていましたし、この攻防が本当に激しく、今日の見どころだったと思います。江坂選手を自由にさせないことが昨秋の大敗の反省でもあり、今日のテーマでもありました。上島選手が「シイが対応するのか、3バックが対応するのか。さらにワイドの選手も中に入ってきてなかなか捕まえきれなかった」と苦慮した序盤戦でしたが、「カイトとマオの2トップを縦関係にして、ボランチが引き出すところをケアし、前線からのプレスがはまる時間が増えたと思う」とネルシーニョ監督による戦術変更で試合をニュートラルに、そして後半は徐々に流れを引き寄せました。

モーベルク選手のすばらしく、脱帽するしかないシュートがわずかにオフサイドだったり、前半の細谷選手による相手DFへの強襲から迎えた森選手のビッグチャンス、また終了間際のアンジェロッティ選手の右足シュートなど、双方に大きなチャンスがありました。一方で互いの守備陣の踏ん張りも光りましたし、レイソルは4枚のイエローカードをもらったものの、潰すべきところ、大ピンチになる手前のところで摘み取った激しい守備がこの勝ち点1を呼び込みました。このドローは妥当な結果と言えるのではないでしょうか。

「ディフェンス陣含めて後ろが無失点で抑えることによって、前線の選手も多少なりとも気が楽にプレーできると思う。自分たちは無失点に抑える、失点を減らすということに思いを置いてプレーしているし、それが自分の役割だと思っている。もちろん勝ち点3が欲しかったが、それでも価値のある勝ち点1だと思う」(キム選手)
「後半に入ってからは我々がいいテンポでボールを動かせていたし、良い守備から攻撃の良いサイクルも見られた。この厳しい戦いの中で勝ち点1をしっかりと積めたことは私自身満足していて、選手たちは終始それぞれの役割のもとしっかりとハードワークしてくれた。次につながる勝ち点1だったと思う」(ネルシーニョ監督)

最高の結果ではなくとも、選手たちが力を出し切ってファイトしたからこそ得られた1ポイント。そしてまたサポーターの方からも、今度こそという願いがこもった拍手がありました。この健闘を来週の試合へ。30周年記念マッチを勝利で祝いたいです。今日もすばらしい応援をありがとうございました。来週もぜひ日立台へ、選手たちと共に戦ってください。

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2022年5月 7日

明日は浦和戦

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担当:大重正人

リーグ戦3連敗からの劇的な逆転勝利。広島戦は前半から苦しい試合でしたが、試合を振り返った上島選手が「1点差だったら、リードしている相手にもプレッシャーがかかる。0-1でなんとかしのぐことができたのが大きかった。去年は0-1から0-2にされてしまうことが多くて、繰り返してはいけないという思いでした」と、去年の反省を生かして粘り強く戦えたことが、試合の流れを引き戻し、森選手の鮮烈な逆転ゴールにつながりました。

明日の浦和レッズ戦も同じく簡単な試合にはならないでしょう。昨年10月のアウェイ戦、前半だけで4失点を喫し、1-5の大敗でした。守備時に前から相手を捕まえにいこうとしましたが、相手の巧みなパスワークやポジショニングで、レイソルのプレスを無力化され、レイソルゴール前までの侵入を許しました。いま公式スタッツを見ると、レッズのシュートは7本でしたが、その4つを決める精度の高さも見せつけられました。メンバーの入れ替え、酒井宏樹選手ら負傷選手もいるようですが、それでもロドリゲス監督の作り上げた戦い方に大きな変化はありません。リーグ戦序盤の過密日程で勝ち点こそ伸びていませんが、ACLで多くのゴールと勝利を重ね、日立台へ乗り込んできます。

一躍時の人となった森海渡選手。口調はいつものように冷静淡々でしたが「終わった直後はあまり実感がなかったですけど、日が経って実感が沸いてきました。それがチームの勝利につながって、嬉しく思っています。なかなか試合に出られなかったけど、そこで気持ちが落ちていくのではなく、自分の中ではやり続けてきた結果が、この結果につながったと思います。少しは気持ちが落ちた日もありましたが、でもその中でぶれない、ここで腐ったらここに来た意味がない、自分の成長に何もつながらないと思っていた。そこはぶれずにやってきました」と内に秘めた強く熱い気持ちを話しました。

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ただ、ここからが本当のスタートです。「たくさん良いFWがいて誰が出てもおかしくない状況です。毎日が勝負ですごく良い競争ができているので、良いトレーニングが積めているし、常に良い準備ができているからこそ、この結果につながったと思います。FWとして点を取ることが一番の仕事なので、自分が点を取ってチームを勝たせることは大事ですが、一番はチームが勝つことが一番。マオの守備の強度に比べたら自分はまだまだですし、守備でハードワークをして、攻撃で起点になってという部分をピッチで示していかなければいけない」。ゴールに加えて、監督からの要求、チームの中で求められる働きをどれだけ発揮できるか。明日の試合でピッチに立てたら、どんなプレーを日立台のサポーターの前で見せられるか。真価が問われる大事な試合になります。

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マッチデープログラムのインタビューは、浦和ジュニアユースOBでもある戸嶋選手です!

明日は、ホーム今季最多の入場者数が見込まれます。ホーム側開場を15分早め「13時」とします。野球場では「自衛隊車両展示」が行われ、大きな車両が2台やってきます。車両への乗車や記念撮影、またアンケート回答でノベルティグッズプレゼントもあります。同じく野球場では大人気の選手ガチャシリーズとして今回は「パズルチェーンキーホルダー」が登場です。6枚集めるとボックス型にもできます。その他新グッズやスタジアムフードも出店されます。

チケットは残りわずかの席種もありますので、ローソンやローソンチケットでお早めにお買い求めください。それでは明日、日立台でお待ちしております!

2022年5月 3日

アウェイ広島戦

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担当:大重正人

厚別でのサヴィオの連続ゴールも何年かに一度というレアな逆転劇でしたが、あれから1ヶ月もたたないうちに、また同じような逆転勝利が見られるなんて。本当に驚きですし、4連敗が近づいていたピンチを救う、ルーキーのプロ初ゴールからの逆転ゴール。森海渡選手、初ゴールおめでとう!勝利をありがとう!

ただ、苦しい試合でした。「前半の入りがあまり良くなくて、特に守備のところで我々が準備してきたプラン通りの形に持っていけず、選手たちも外から見ていても自信なさそうにプレーしているような印象だった」。ネルシーニョ監督がこう振り返った通り、数回のチャンスの後は、なかなか前に出ていけず、守備で後手後手に回る時間が続きました。

前半20分ぐらいだったでしょうか。監督がベンチから立ち上がり、テクニカルエリアの前方まで進み出ました。いつもの監督らしい激しい檄がピッチの選手たちへ飛ばされました。もちろん勝ちたいのは皆同じ気持ちですが、やっぱり監督が誰よりも一番だと。その執念や気迫が何度も選手たちに火をつけて、劣勢だった試合をものにしたことがありましたが、今日もその一つに数えられる試合になりました。

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「ハーフタイムに選手たちには、自分たちが準備してきたもの、自分たちがこれまでやってきたことを信じてもう一度やっていこうと話した」。守備でも攻撃でももっと前に出ていくこと、そして球際で絶対に負けないこと。強く説かれた選手たちが後半になり、少しずつ流れを引き寄せていきました。。25度近い暑さの中、疲労が見えたり足を攣らせた選手をスイッチし、チーム全体のインテンシティをさらに上げていきます。

後半19分にカイトが投入されました。先発の2トップ、アンジェ&細谷コンビは、相手のビルドアップにプレスをかけ、またマイボールの時には裏への抜け出しを狙い、献身的に走り続けていました。相手に少しずつ疲労が見えて、攻めていくスペースが見えていました。その6分後、自陣からのビルドアップ、椎橋選手が受けてからの鋭い縦パスを細谷選手が短く繋いでのスルーパス。2つの素晴らしいパスからのチャンスに「まずマオが前を向いた時に背後が空いているのは分かっていたので、少しタッチが小さくなって相手に突かれそうだったが、右下は狙っていたので上手く入って良かった」

追いつかれた広島もギアを上げて、さらに激しいバトルの時間が続きました。このシチュエーションに持ってこられたのは、間違いない守備陣の奮闘のおかげです。前半からGKスンギュ選手のセーブは何度もレイソルを救い、5バックやアンカーの椎橋選手ら、みんなが体を張って2失点目を防ぎ続けました。自分としては3連敗中で1ポイントでも持って帰りたいと祈っていましたが、それを超える結末が待っていました。

三丸選手のプレスから、相手のバックパスを小屋松選手がカットして、左サイド裏へ流れたカイトへ。「相手DFに若干ファーを切られている感じがあったので、ニア上を撃ち抜こうと思った」。1点目の見事なコントロールショットから一転、今度はニアへの強烈な一撃。中央へ走り込む味方が見えてはいましたが「パスしようとは思いませんでした」とストライカーの矜持。

筑波大3年次でのプロ入りを決断。大学有数のストライカーが古巣のレイソルに戻ってきてくれて、鳴り物入りの注目を集めていたプレシーズン。ただ蓋を開けるとなかなかメンバーに入れず、年下のユースの後輩たちがゴールを決め、忍耐や強い悔しさの気持ちがあったはずです。ルヴァンカップでのチャンスは活かせず、リーグ戦に向けてのトレーニングでは紅白戦にも入れないこともありました。そんな状況での頑張りをチームメイトはそばで見てきました。勝利の瞬間、彼の周りには自然の笑顔の輪ができました。

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「自分の課題はハードワーク。フォワードだからシュートだけ打てばいいではなく、裏を狙ったり守備のチェイシングもまだまだやらないといけない」。彼にとっては少し遅かったスタートかもしれません。ミックスゾーンのメディア対応をそばで聞いていて、まだまだ満足していないことが十分伝わりました。これからです。

このところアウェイで3連勝。一方で、ホーム日立台で勝てていません。ここからホーム3連戦です。日曜のレッズ戦はアウェイサポーターが大挙押し寄せます。次のガンバ戦は30周年記念マッチ、そしてルヴァン京都戦はGS突破が懸かる大一番です。今度こそ、ホーム日立台でサポーターの皆さんと勝利を分かち合えますように。どうぞチケットをお買い求めいただき、スタジアムで選手たちを後押しください。このアウェイ3連勝はサポーターの皆さんのおかげです。今日も遠く広島まで応援ありがとうございました。

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2022年5月 2日

明日はアウェイ広島戦

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担当:梶山由珠

昨夜、日本サッカー界に信じ難いニュースが届きました。
5月1日、日本代表やジェフ千葉を率いたイビチャ オシム氏がご逝去されました。オシム氏といえば「考えて走るサッカー」を浸透させ、日本サッカー界に大きな衝撃を与えた人物です。
ちょうど私がレイソルを応援し始めた頃、ジェフを率いていたのがオシムさんでした。多色のビブスを用いた複雑なトレーニングや、会見やインタビューなどで飛び出す「オシム語録」の数々。それらに興味津々で、色んな記事を夢中になって読んでいた当時小学生の私も、オシムさんに魅了されたうちの一人でした。
私は直接関わりがあったわけでもなんでもないですが、きっと私と同じように影響を受けたサッカーファンが、日本中に大勢いると思います。あらためて、日本サッカー界の発展に寄与いただいたことに敬意を表すとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。

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明日はアウェイ広島戦です。今季広島と対戦するのは初めてですが、昨季は2戦2敗の戦績。ただ、広島は選手こそ大きく入れ替わってはいませんが、今季よりミヒャエル・スキッベ新監督が就任しています。スキッベ監督は新型コロナによる入国制限を受けてチーム合流は遅れたものの、4月に入ってからはリーグ戦で3連勝。その後は2試合ドローが続いていますが、ルヴァンカップでも2戦2勝を挙げ、4月を無敗で終えています。

対するレイソルは3連敗中。並行して行われたルヴァンカップでは2勝したものの、リーグ戦では浮上のきっかけを掴めぬまま苦しい状況が続いています。
だからといって、チーム内に重苦しいネガティブな空気感はありません。前節大幅にメンバーが入れ替わったように、今節も誰が選ばれるか分からないという中で良い緊張感がありますし、チームの雰囲気もこれまでと変わらず、明るく前向きな印象を受けます。
一昨日は北爪健吾選手、昨日は佐々木雅士選手の誕生日をみんなでお祝いしました。その写真からも、良い雰囲気の中でトレーニングできていることが伝わるのではないかと思います。

ネルシーニョ監督が「前半の入りが非常に良くなく、それを引きずったような形でミスが続いてしまった」と前節を振り返ったように、レイソルの注意が切れたところでスローインとフリーキックから2失点。前半で2点のビハインドを負い、苦しい展開を強いられました。試合の入り自体は悪くなかったと感じただけに、先に失点してしまったことが悔やまれるゲームでした。
3連敗を喫した川崎戦・京都戦・鳥栖戦は、すべて先制点を許しています。逆に今季レイソルが先制したゲームでは、4勝1分で無敗。明日も先制点を奪えるかどうかが、重要なポイントになってくると思います。

明日が終わればホーム2連戦(5/8浦和戦・5/14G大阪戦)。ルヴァンカップも含めると3連戦を日立台で迎えることができます。まずは明日の広島戦で連敗を脱出し、勢いをもって柏に帰りたいところです。
コロナ禍以降初となる移動制限のないゴールデンウィークともあって、広島へ向かわれるサポーターの方も多くいらっしゃるのではないかと思います。どうか道中はお気をつけて。
広島戦は明日14時キックオフ。エディオンスタジアムやDAZNで、ともに戦いましょう!明日もよろしくお願いいたします。