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担当:河原 正明
柏市は心配された強風や大雨の影響もほとんどなく、台風一過で朝から気温がグングンと上がっていきました。明日の天皇杯2回戦 ファジアーノ岡山ネクスト戦は猛暑の予報となっています。午前中にトレーニングをした選手たちにとっては「試合前日と当日が温度差がありすぎると体がついていかないので、慣れることができてよかった」(増嶋選手)と暑さも歓迎のようでした。
その増嶋選手は岡山ネクストについて「非常に若いチーム。どんどん走ってくる印象。カウンター攻撃でやられないようにしないと。勢いを与えると怖い」自らも高校時代に出場した天皇杯でプロチームや格上の大学を破る「イチフナ旋風」を巻き起こしただけに説得力がある一言です。
ネルシーニョ監督は「相手がどこであろうと最善の準備をしている」と普段どおりを強調。「天皇杯は常にサプライズが起こる大会。気を抜くと足元をすくわれる。(延長、PK戦もあり)必ず決着が付く。1試合1試合が勝負、ということを忘れてはいけない」と心構えを説きます。その指導は6月の韓国でのキャンプ以降続いています。「(W杯による)中断期間中もキャンプを経てチームはいい方向に向かっている」とは渡部選手。そして「前半戦よりも自分たちのプレーの質をさらに上げていきたい」とますます意欲的な姿勢を見せています。明日は後半戦を占う大事な試合です。その姿勢は日立台に集うサポーターの皆さんの前で勝利という結果で示してくれることでしょう!
さて、本日当クラブは7月13日のファン感謝デーで『ストップ!児童労働 キャンペーン2014』レッドカードアクションhttp://blog.reysol.co.jp/news/2014/012619.html
を実施することを発表しました。「ストップ!児童労働 キャンペーン」は今も世界で約1億6800万人もの子どもたちが、児童労働に従事しているという実態を踏まえ、児童労働ネットワーク(CL-Net)が「児童労働をなくそう」と2006年から開始した活動です。
今回は国際労働機関(ILO)が「児童労働をなくそう」の意思表示としてレッドカードを掲げる「児童労働にレッドカード・キャンペーン」をワールドカップ開催期間に合わせて世界各国で展開しています。CL-Netもこれに賛同し、活動のひとつとして「レッドカードアクション」を日本全国に呼びかけているものです
実は1990年代後半以降、サッカーボール産業に多くの子供たちが従事していることが世界で問題となりました。当時のニュースで取り上げられていたのでご記憶の方もいらっしゃるかと思います。今回、柏レイソルは社会貢献活動の一つとして、サッカーを通じて児童労働問題を知ってもらおうと参加します。
公式サイトには大谷キャプテンのコメントと写真が掲載されていますが、工藤選手も参加してくれました!
参加方法は簡単です。ファン感謝デー当日に会場入口でレッドカードを配布します。イベント最後の記念撮影時に、趣旨にご賛同いただける方たちと選手全員で写真を撮影致します。なお、この写真は柏レイソルの公式サイトや、Facebook、twitterなどにも掲載する予定です。
もちろん皆さん自身がレッドカードを掲げた写真を撮って、ハッシュタグ"#STOPCL"を付けてFacebookやtwitter、Flickerなどにアップしてシェアしていただければと思います。詳しい活動は「児童労働ネットワーク」で検索してみてください!
最後に、明日の試合よりトップチーム選手が試合時に着用するユニフォームの背面に公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンのロゴが掲出されます。支援活動のひとつとして背番号の下に「Reysol×Save The Children Japan」と書かれていますのでチェックしてみてください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/012558.html