2025年11月21日

若きレイソル戦士の話

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大木

251121_U17.jpg

今週末J1リーグの試合開催はありませんが、本日11/21(金)と11/23(日)にかけて、アカデミー関連でお知らせしたいトピックスがあります。

まず本日11/21(金)。現在カタールにて開催中の『FIFA U-17ワールドカップ 2025カタール』に、日本代表メンバーとして柏レイソルU-18から選出された川本大善選手、長南開史選手の2名が参加しています。グループステージを首位で勝ち抜けると、ラウンド32では南アフリカ代表に3-0で勝利、ラウンド16では川本選手も先発出場した北朝鮮代表戦。PK戦の末勝利し、実に14年ぶりの準々決勝進出を決めています。

そんな歴史的な快進撃の中行われる準々決勝は、オーストリア代表と本日21:30キックオフにて行われます。長南選手は残念ながら今節出場停止となっていますが、ぜひ今夜の準々決勝に勝利し、準決勝での躍動に期待しましょう!

20251121_diary1.jpeg
20251121_diary_2.jpeg

そして11/23(日)には、U-18のプレミアリーグEAST第19節横浜FCユース戦と、U-12の全日本U12サッカー選手権大会 千葉県予選決勝戦が控えています。
U-18は前節終了時点で12チーム中8位につけていますが、9位以下のチームとも勝点差が詰まっており、まだ残留は確定できていない状況。23日の横浜FC戦に勝利すれば残留に大きく近づくという大事な一戦です。こちらはゼロワットパワーフィールド柏(日立台人工芝グランド)にて11:00キックオフとなっています。

20251121_diary3.JPG
20251121_diary4.jpeg

U-12も、全国大会出場の切符をかけた大一番。そして、なんとその対戦相手は『柏レイソルA.A.TOR'82』と、奇しくも『レイソル対決』が行われることになりました。もちろんレイソル関係者たちはどちらのチームにも全国出場権を手にして欲しい気持ちはありますが、用意されている切符は1枚のみ。熱戦必須です。こちらは白井市総合運動公園陸上競技場にて13:30キックオフです!

大変有り難いことに『柏の育成 俺達の宝』というお言葉をサポーターの方たちから頂いている、柏レイソルアカデミー。この言葉を裏付けるように、現在トップチームには柏レイソルアカデミー出身選手が10名、さらに期限付き移籍中の選手も含めれば15名在籍しており、これは数あるJクラブの中でもトップ層に入る数字です。

まだまだ私自身アカデミーに関して勉強が必要な立場ではあるのですが、短いながらに柏レイソルで見てきた景色、そして過去にお世話になったクラブでアカデミーに携わった経験から、アカデミー選手たちへのご声援、サポートは間違いなくクラブの未来に繋がるのではないかと感じています。公式戦の会場にユニフォームや応援グッズを身につけたサポーターの方がいてくださるということ、トップチームさながらに応援歌を歌ってもらったり、横断幕を出していただいたり、激励の声をいただくということは、皆さんが感じられている以上に選手たちの記憶には残り続けています。

タイヨウに、アカデミー時代に応援してくれていた方たちについて少し話を聞いてみました。
「もちろん覚えてます。僕の時は毎試合、太鼓を叩いて応援してくれた方もいて、おそらく保護者ではない方も、応援歌を歌ってくれていた記憶があります。トップチームに昇格してからも、頻繁に試合を見に来てくれていて、最近では公開練習でもお見かけしましたし、ずっと覚えていますよ」と語ってくれました。

20251121_diary5.jpeg

現在のアカデミー選手たちも注目していただけることについてとても嬉しそうにしているので、それについても投げかけてみると「U-18プレミアリーグなどは多少メディアが入っていると思いますが、細かい部分、個人個人にまではなかなかフォーカスされないことも少なくない。それでもアカデミーの試合にも来てくださる方の中には、ちゃんとプレーを見てくれていたり、僕たちの人間性みたいなところまでもしっかり見てくれる大人の方がいた。そこはみんな嬉しかったんじゃないかな」と、当時を懐かしみながら振り返ってくれました。これはきっと、タイヨウ以外の選手たちも同じ気持ちを持ってくれていると思います。

今のアカデミー選手たちの未来の中で、『アカデミー時代に皆さんに大切にしてもらった』ということがレイソルを選んでくれる理由の一つになるかもしれません。そういった意味でも、今のアカデミー選手たちを応援することが彼らの成長に糧になることはもちろん、これからもレイソルに楽しみな未来をもたらしてくれることにつながるのではないかと思います。自分自身も、広報担当としてアカデミーの情報発信という形で少しでも力になっていきたい、そう改めて身が引き締まる今日この頃でした。

同じレイソルの仲間であるアカデミーの試合に、皆さまぜひ足を運んでいただけたらと思います!

20251121_diary6.jpeg