2017年3月31日

おめでとうヒロト&広島へ

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担当:大重正人

2週間の中断が明け、3連敗からの脱出を果たさなければならないアウェイ広島戦が明日に迫りました。3月18日のベガルタ仙台戦は、改めて守備とハードワーク、球際の意識が高く、アグレッシブなプレーが戻ってきましたが、やはりサッカーはゴールを決めて、相手を上回り、結果を出さなければなりません。下平監督もこの試合に懸ける思いは非常に強いものがあります。「しっかりプレッシャーをかけていくということは、継続して取り組んできた。あとは細貝が加わったことで、競争心を煽って、メンバーを動かしたりしながらやってきました」

この間、細貝萌選手が新たにレイソルに加わりました。浦和レッズからドイツやトルコでプレーし、2010シーズン以来のJリーグ復帰の場所に、この柏を選んでくれました。監督は「練習試合やゲーム形式の練習もあまりやれていないですが、コンディションはすごく良さそう。何よりパーソナリティーがすごく良い。例えば、若手選手に声をかけたり、チームメートにもどんどん自分の意見を言ったりと、チームに良い影響をもたらしてくれています」と見守ります。移籍の手続きも無事に完了して、本日、Jリーグから試合出場登録完了の発表がありました。広島戦に出場するかどうか、ぜひご注目と応援をください!

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先週末、アカデミーの少年選手たちが世界への切符を勝ち取りました。ダノンネーションズカップinJAPAN でレイソルU-12が見事に優勝し、10月にアメリカのニューヨークで開催される世界大会に出場します。決勝戦を除けば20分1本の8人制という難しいレギュレーションながら、予選リーグ、決勝リーグ、準々決勝、準決勝、決勝と8試合をよくぞ勝ち抜きました。チームを率いた根引監督がこんな話をしてくれました。「前回レイソルが優勝したのは2006年。航輔や中川、秋野たちの代が優勝した時代に生まれた子たちが、今回優勝したんですよ!」。なんという因果か巡り合わせでしょうか。

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あの時、こんなに幼く、そして今と変わらず勇敢に戦った選手たちが、U-15、U-18と順調に育ち、いまこうしてレイソルのトップチームで堂々とプレーしている姿は、本当に夢のようであり、こんなにも嬉しいことはありません。そして、こんなにも愛らしかった中川選手が、立派に成人し、昨日ずっと支えてきてくれた大切な女性と入籍しました。

昨年受けた取材中、ヒロトとこんなやりとりがありました。「これは話してもいいんだろうか?と少し考えたことがあって、彼女に相談したんです。そしたら『話していいんじゃないかな』って背中を押してくれたんです」。お互いを思いやり、信頼して支え合うパートナーに出会えて「一番近くで支えてくれた彼女と入籍できたことは、僕の人生の中で何よりも、幸せなことです」と言葉を寄せてくれました。人一倍責任感の強いヒロトですから、最高の伴侶を得て、ますますクラブと家族のために、ひたむきなプレーを続けてくれることでしょう。本当におめでとう!!

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寒暖の差が激しく、広島地方は試合前日の金曜日、なんと雪が積もっているそうです。空路、無事に広島空港に着陸することはできたようですが、明日遠征を予定されている方々はどうぞ交通機関の情報にご注意いただいて、広島までお越しください!!共に3連敗中、厳しい状況から抜け出そうと必死の闘いです。工藤選手にも負けられません。14時キックオフ、熱い応援をどうぞよろしくお願いします!