2014年5月31日

酷暑の向こうに

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担当:大重正人

今日も最高の陽気でしたが、ちょっと暑すぎますね。我孫子の最高気温は31.4度、県内各所でも観測史上最高気温を記録するなど、2か月以上早い夏がやってきたようです。そんな猛暑の中、今日はJ2が開催されています。ヨンハvsハンジンの元レイソル師弟対決が実現した群馬では、13時キックオフで気温は32.3度。ほかにも長崎は34.2度、北九州は30.4度、熊本は32.3度。夕方キックオフのゲームはさすがに20度代中盤でしたが、サッカーをやるには大変酷な一日でした。

しかし、明日の柏地方の予想最高気温も31度。しかも15時キックオフですから、一日でもっとも暑い時間帯に試合をやらなければいけません。「めっちゃ、しんどい試合になると思います」。3月の徳島戦で決勝ゴールを決めた橋本選手も心して明日のゲームに挑みます。「名古屋戦も自分のヘディングやセンタリングをしっかり決めないといけなかった。でもレイソルは失敗を次に生かせるチーム、リバウンド力が強いチームですから」と立て直しを誓います。

工藤選手も強い口調で話しました。「守備的なチームを崩し切れていないけど、明日はどんな形でもゴールをとらないといけない。ゴールへの執着や泥臭さを忘れず、時にはリスクを負ってでも攻めないといけない。0-0でOKの試合じゃない。とにかく先制することにまず全力を注ぎたい。徳島のアウェイでも苦戦した。簡単に勝てる相手ではないとみんな分かっている」。川浪選手との対戦を楽しみにしながらも、連覇へ向けて、ここで立ち止まるわけにいかないという決意を話しました。

チケットはAR席をのぞけば、まだ余裕があります。大変な猛暑が予想されますが、水分補給をこまめにして、熱中症の対策を十分にご準備の上、日立台へ応援にお越しください。スタンドを黄色一色のホームアドバンテージで覆いつくし、90分でしっかり勝利をつかみ、埼スタから吉報が届くことを信じて、6月初日を戦いましょう!!

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2014年5月30日

盟友

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担当:河原 正明

 ヤマザキナビスコカップ予選グループも泣いても笑ってもあと1試合。最後はホーム・日立台開催ということを最大のアドバンテージにして挑むだけです。予想以上に暑かった今日の練習は、試合に向けてのコンディションを優先していつもよりも短めとなりました。

 今日5月30日は茨田選手23歳の、そしてレイくんの誕生日です!練習後にピッチでお祝い、という流れで段取りしいていたのですが、ケーキが届くよりも一足早く選手たちが上がってしまいました。そこで「食堂でお祝いしよう」と他の選手たちと待っていると「バラは帰ったかも?」という怪情報が。「え?」と焦るマネージャーが捜索。トレーナールームにいることが判明して一安心。少し珍しい場所でお祝いをしました。

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 23歳の抱負は「『結果』です。ボランチ選手が点を取ったり、ゴールをアシストすればチームはより勝利に近づくはず。今シーズンは、改めてチームの戦力として活躍する責任を持って臨んだ」。プロ5年目の23歳は大卒1年目の選手と同い年。「GW前くらいからようやく試合に絡めるようになってきた。今は個人でもチームでも結果を残せていると思う」と言葉にも表情にも自信をたたえています。

 茨田選手のプロ初ゴールは日曜日に対戦する徳島が相手でした。2010年シーズン、ルーキーながら開幕戦に出場するも、その後は途中出場が3試合となかなか出番が廻ってきませんでした。ようやく11試合ぶりに先発出場した徳島戦で2ゴール2アシストの大活躍、再びレギュラー争いで頭角を現すきっかけとなった試合でした。
 その徳島戦は「ゴロー(徳島GK 川浪 吾郎選手)が出られるかもしれませんよね!」。レイソルアカデミーから揃って昇格した同期との対戦を一番心待ちにしているそう。「(川浪選手が先発した)名古屋戦も見ました。いいセーブもしていた」とアカデミーでも世代別の代表でも一緒だった盟友の試合はチェックしているそう。「互いのことを理解し合っている」だけに「ゴローからゴールを取って勝ちたい!」。もちろん「その前に試合に出られるようにしないと」と付け加えることも忘れていませんでした。

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 4年前は敵味方同士でしたが、時を経て輪湖選手は日立台に古巣を迎える一戦になりますね。

 そしてこの試合に"BtoJシート"でご招待するのは柏市立富勢中学校。今をときめく元・柏レイソルでワールドカップ日本代表 酒井宏樹選手の母校です。学校には誇らしげに「祝・ワールドカップ出場!」と幕が張ってありました。

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 チケット寄贈に訪問したのは田中選手と鈴木選手。田中選手は「みんなの先輩でワールドカップに出る選手がいます。みんなも努力すれば出られるかもしれないです」と励ましの言葉をかけます。田中選手はレイソルで、鈴木選手もロンドン五輪など日本代表で酒井選手とチームメイトでした。
 このところ"BtoJシート"の寄贈に行った選手が活躍する流れも出来つつあります。徳島戦も両選手の活躍でスタンドのサポーター、そして富勢中サッカー部のみんなに勝利を届けましょう!

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 予選グループ最終戦 徳島戦のチケットは好評発売中です。最終戦の勝利が予選突破に必須な状況は変わりありません。また、試合前には恒例のナビスコキッズイレブンイベントも実施予定です。天候も晴れ予報です。ぜひ1ヶ月半の中断期間前最後の戦いはスタジアムで応援よろしくお願いします!

2014年5月29日

若人もレジェンドも

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担当:大重正人

昨日のグランパス戦、あのまま0-0で終われていれば、自力勝利で予選突破を決められる状況でした。前半の攻勢から一転、後半は守備に追われる時間が長くなり、DF陣にとっては休まる時間のない厳しい展開でした。いまやレイソルのストロングポイントとなった両サイドのウイング、走りに関しては右に出るもののいない橋本選手と高山選手をベンチに下げなければいけないほどの状況でした。

ただ2人に代わって入ったのは、太田選手と輪湖選手でした。アカデミーの同級生コンビが、待ちに待った同時出場を果たしたのです。先にテツが入り、あとからワコが起用されるとき、「ワコと一緒に出場だ」とテツは気づいたそうです。一転ワコは緊迫した場面で集中していたのか、気付かなかったそうで、、、まったく対照的な2人でしたね。ボランチやセンターバックなど今年も激しい競争が繰り広げられているなか、サイドの2人は好調をキープし割って入るのが簡単ではないポジション。それでもテツ&ワコが起用されたのは、トレーニングから持ち味を出して、いいプレーを続けているからこそ。次はホーム日立台で、2人の活躍も見たいですね!

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今日、中村選手と中谷選手のU-19日本代表入りが発表されました。6月2日からUAEへ、10日から12日までは国内キャンプです。昨日お知らせしたレイソルのスケジュール、OFFとぴったり重なってしまいました。「休みがなくなっちゃったね」とシンノスケに声をかけると「でも、嬉しいっす!」と満面の笑顔でした。コウスケは背番号1、シンノスケが背番号2とレイソルの2人が並び、UAEのU-19代表と対戦する姿、本当に楽しみです。帰国後は神奈川でトレーニングマッチも予定されています。若い今は、オフよりも貴重な国際大会&名誉な日本代表でしょう?

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若い選手たちに、日本のレジェンドも負けていられません。31日(土)、「SAYONARA国立競技場」というイベントに、井原コーチが参加します。16時からのサッカーレジェンドマッチ、日本サッカー界をけん引してきた30代から60代のレジェンド選手たちが国立のピッチで雄姿を見せます。いつもは練習前後に黙々とランニングする井原コーチですが、今日はダッシュを繰り返しながら、スピード系の運動も。「試合があるからね」としっかりコンディションを整えている様子でした!!

ラグビーのレジェンドマッチやアーティストによるライブなどセレモニーが終わったあとには、21時頃からピッチも解放されるそうです。レイソルが天皇杯やナビスコカップを勝ち取った感動を思い起こしながら、聖地国立のピッチを踏みしめられる最初で最後の体験、参加してみてはいかがでしょうか。チケット販売方法は下記サイトよりご確認ください。
http://www.jpnsport.go.jp/newstadium/tabid/422/Default.aspx

2014年5月29日

首の皮一枚

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担当:河原 正明

遅い時間の更新になりました。
ヤマザキナビスコカップ第6節。3月のリーグ戦に続き公式戦で名古屋相手にまたしても0ー1で敗戦となりました。

前半に訪れた決定機。「相手よりもチャンスは多く作れていた」と試合後に多くの選手が口にしました。しかし「それを決められなかった」という言葉がそれ以上に今日の敗戦の色を物語っています。

先制を許したのは後半40分。攻め上がり残っていた相手DF闘莉王選手に決められてしまいました。勝負所での勘の良さは健在でした。しかし、試合後半は前半とは打って変わって相手陣地でのセットプレーの回数が増えていたのも事実です。懸命の守りで耐えていた守備陣でしたが、最後に決壊、残り時間に再び圧力をかけて相手ゴール前に攻め込むも時間が足りずにタイムアップとなってしまいました。

他会場の試合結果で、敗戦にも関わらず予選突破の可能性は残っています。グループ首位の浦和(勝ち点12)は決勝トーナメント進出が確定しました。残る1つの席を2位甲府(10)、3位名古屋(10)、4位柏(8)、5位新潟(7)で争います。名古屋は次節浦和に勝てば1位で通過、引分け以下だとレイソルが勝利した場合は名古屋を上回ることができます。首の皮一枚で残ったチャンス。「(予選通過は)他力本願だが、まずは次の試合に徳島相手にホームで勝利することだけを考えたい」(大谷選手)。
今夜も平日にも関わらず多くのサポーターに敵地まで足を運んでいただきました。「次も一緒に戦うから勝とうぜ!」激励の言葉に応えるためにも4日後までに多くの覚悟と決意を持って、いざ日立台のピッチに立つことが必要です。あきらめずに最後まで、目の前の一戦に向き合うイレブンにご声援をお願いします。

2014年5月27日

残り2試合

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担当:大重正人

雨上がりの日立台。今日は2タッチゲームではなく、フットバレーでの最終調整に。3人グループと2人組に分かれて、3対3か2対2で対戦。練習見学にお越しいただいた方はおわかりでしょうが、活気溢れる選手たちの声が響いていました。練習を終えて、午後一番に名古屋へ向かった選手たち。ナビスコ連覇に向けて、この試合を勝つかどうかに生き残りが懸かっています。

先日のインタビューの最中、渡部選手はこんな話をしていました。「今の自分たちは、引かれた相手をどう崩すか、それが大きな課題です。今シーズン3つ負けたうち、鳥栖と甲府、同じスタイルのチームに勝てなかった。そしてアウェイで、ホームと同じような試合があまりできていない」。

そして明日対戦する名古屋にも、3月に0-1で敗れた苦い記憶があります。先制を許すと、西野監督の采配はなんとしても逃げ切るという強い意志を感じるものでした。そうなると厳しくなります。高く強い守備陣が守りを固める展開にならないようにしなければいけません。「先制点が本当に大事です」(田中選手)

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予選突破の可能性は十分に残していますが、「残り2試合、最悪でも勝ち点4はとらなければいけない」というネルシーニョ監督の言葉。ここは逃してはいけない試合、ものにしてきたこともありますし、失ってしまったこともありました。タイトルへと続くこの試合の重みを感じ、これまでの経験をどのように試合で発揮するのか、見守り、応援したいと思います。

2014年5月26日

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担当:河原 正明

 ヤマザキナビスコカップも残り2節。ワールドカップによる長期中断まであと1週間となりました。残り2戦の結果が3年連続での決勝トーナメント進出を左右します。トップチームは2日連続の非公開練習で名古屋戦に向けたトレーニングを行いました。早くも明日は敵地名古屋に向けて出発となります。

 6月1日の徳島戦を終えると、試合がしばらくありません。そこで、今週は取材も中断前のラストスパートに。まずはTV取材はJ:com東関東局の「レイソル魂」。田中選手と茨田選手の2本撮りです。TV取材は久々の両選手ですが、ともに先週のナビスコ新潟戦ゴールを決めているとあって、とても良いタイミングの撮影となりました!

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 「ボランチの競争はとても激しいです」と茨田選手。今季はプロ5年目で初めて開幕戦に出場できませんでした。韓国代表選手も加わりこれまでとは違う競争。その中で巡ってきた出場チャンス。先月の浦和レッズ戦のスーパーボレー、そして先週の新潟戦で決めたミドルシュートと「自分の特長である攻撃面を出せた」と結果を残してきました。特に新潟戦のゴールは彼がアカデミー所属時代に良く見せていた、前線にスルスルっと上がって決める得点を彷彿させました。そう話すとバラ本人も「そうですね、あの頃のようなゴールでしたね」と頷きます。
 激しいポジション争いの中で掴んだ勝ち残る心構えと術。その能力の高さは長らくアカデミー随一といわれていただけに、心技体のバランスが整い発揮されれば上記のような結果を残せるのも当然かもしれません。そして好調の要因のひとつにプライベートが充実しているのはいわずもがな。収録では2歳になる愛娘の話になると「顔がにんまりしちゃいます」とパパの顔に。5年前までは高校生でしたが、時と環境が頼もしい男に成長させてくれているようです。

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 ネルシーニョ監督もTV取材を受けました。こちらはワールドカップ関連。NHK-BS「Jリーグタイム」です。日本代表、そして祖国・ブラジル代表への期待、優勝国予想までたっぷり話してくれました。この模様は近日放送予定ですのでお楽しみに!

 連覇を狙うナビスコカップ、予選グループ最終戦 ホームでの徳島戦のチケットは好評発売中です。水曜日の結果次第ですが、おそらく最終戦の勝利が予選突破に必須な状況となっていることでしょう。ぜひスタジアムで応援よろしくお願いします!

2014年5月25日

マドリード

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担当:大重正人

昨日、ナビスコカップの途中経過を気にしながら仕事を進めていました。来たる水曜日に対戦するグランパスの試合に注目していましたが、対するヴォルティスのゴールを守っていたのは川浪吾郎選手でした。レイソルの茨田選手と同期で、2013年に期限付き移籍し、今季から完全移籍にて徳島でプレーしています。

リーグ戦のベンチ入りは1試合ですが、ナビスコは全4試合にメンバー入りし、そのうち2試合は先発フル出場。名古屋戦でも2点は失ったものの、それ以上の失点を許さず、グランパスの高身長の選手たちに対して、自慢の高さを発揮し、安定したプレーを続けていました。来週の日曜日、もし日立台のゴールに立つことがあれば、本当に感慨深いものがあります。バラとの対戦も実現すれば楽しみですね?

午前練習を終えた選手たちは、食堂ピアノのテレビに食いついていました。今朝が行われたヨーロッパチャンピオンズリーグのファイナル、マドリードダービーでした。90+3分にレアルが追いつき、延長戦で突き放した3ゴール。ワールドカップと並ぶ世界最高の舞台、その決勝戦で絶体絶命の土壇場からひっくり返しての大逆転でした。

そんな世界最高峰のイズムを受け継ぐ少年たちと、我がレイソルのU-17チームが激突します。レアルのホームタウン、マドリードで行われる「第10回U-17ワールドカップ」に出場します。現地28日(水)にレアルマドリード、30日(金)は、ネルシーニョ監督やジョルジも在籍したブラジルのコリンチャンス、6月1日(日)には澤選手がプレーしたペルーのスポルティングクリスタルと対戦します。世界的な舞台で戦える栄誉を胸に、コパサンパウロ、アルアインに続く快進撃をみせてくれるか、どうぞご期待下さい。

最後に、今夜のレイソル関連のテレビ放送のお知らせです。
20時30分からはチバテレビ「ライジングレイソル」。高山選手のインタビューです。
そして22時55分からBS日テレ「アスリートの輝石」は酒井宏樹選手の特集。いまは、2011年、飛躍へのスタートとなった指宿で代表キャンプですね。さらなる大飛躍を期待して、番組を見たいと思います?

2014年5月24日

若手もベテランも

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※明日5月25日(日)のトレーニングは「非公開」に変更となりました。急なお知らせとなり、申し訳ございません。

担当:大重正人

今日は心地よい陽気のなか、午前中にトレーニングが行われました。サイドアタックや中央突破、ショートパスにクロス。いろんなパターンや動きを交えながらのシュート練習。水曜のアルビ戦で生まれたダイスケ→カオル→ジュンヤのゴールは、こういったトレーニングの繰り返しでイメージを重ね合わせてきた成果です。大きな声も出しながら、活気溢れる選手たちでした。

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今日の午後も取材が2件。まずは、レイソル応援マガジン「Tikitaka」。ただいま売り出し中の2年目、キム&ユウスケコンビの登場です。スタジアムの応接でおこなったのですが、「ここに来たのは、プロ契約をする時にタツマさんと来て以来です」。数々の優勝カップがショーケースに飾られているこの部屋、2人の活躍でもっと増やしてよ!とお願いしておきました。普段は前に前に出るようなキャラでなく、控えめな少年という感じですが、ピッチに入れば、まさに人が変わったようにファイターに変わります。サッカーに懸ける思いや、レイソルや日立台への愛着あふれるインタビュー、お楽しみに。

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そして昨日に続く、ファンクラブ会報誌「日立台通信」。選手ひとりをとりあげるPickUp、菅野孝憲選手の順番でした。テーブルの上においてある「バナナ」はもちろん、このあとスゲが食べるもの。例えば糖分は自然のもので摂るという食のこだわりがあり、干しいもや焼き芋などのサツマイモや、野菜や果物を好みます。炭水化物はほとんど取らない、一日まるまる断食のようなこともすることもあるなど、「絶対マネしないほうがいいですよね」と本人も苦笑する節制もあって、これまでの活躍を生み出しています。「勝ちきれない試合が多かった」と言いますが、それでも序盤で勝ち点1を地道に積み重ねてこられたこと、今の順位にいられるのは、まちがいなくスゲの存在あってのことです。後半戦へ向けて、頼もしい言葉も聞かせてくれました。

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今日レイソルはお休みでしたが、ナビスコカップのBグループ3試合が行われました。その結果による順位は以下のとおりです
【1】甲 府 3勝1分1敗。残り1=最大勝ち点13
【2】浦 和 3勝0分1敗。残り2=最大勝ち点15
【3】 柏  2勝2分0敗。残り2=最大勝ち点14
【4】名古屋 2勝1分1敗。残り2=最大勝ち点13
おそらく、この4チームに上位2位までの予選突破は絞られたと言えるでしょう。次節5/28の甲府vs浦和、名古屋vs柏の直接対決が大きな山場となります。名古屋に2点差勝利で、甲府vs浦和が0-0だったりすれば、2位以内へ大きく前進することも可能ですが、まだ勝ち星の計算をするのはまだ早いでしょう。ひとつだけ明確なのは、2連勝すれば自力で突破できること!連戦が続く名古屋に対し、休養十分のレイソル。いいコンディションで瑞穂へ乗り込みたいところです。

2014年5月23日

日立台通信

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担当:大重正人

今週末、Jクラブでゲームがないのは、レイソルとアントラーズだけという、ちょっとさみしい週末です。ただ、その分をしっかり休養とトレーニングに充てて、ナビスコ決勝トーナメント進出への準備を整えるには絶好の機会ですから。明日明後日は午前9時のトレーニングで、シーズン中に土曜日曜と続けて日立台で練習というのはまたとないことですから、ぜひ選手たちに会いに来ていただければと思います。特に土曜の午後は、U-15、U-18の公式戦もありますので!また日曜日は、まるで夏のような最高の陽気となりそうですよ。

6月からの中断期間の前に、終えなければいけない取材がたくさんあります。今日はファンクラブ会報誌「日立台通信」の第2号のインタビューでした。まずは、大好評の対談企画「ダブルパス」。今回のナイスコンビは、、、ヒロくん&カオル!

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いやナベ&カオルの専修コンビです。「大学時代は、みんなヒロか、ヒロくんて呼んでたんですよ?。ナベって呼ばれてるのは、正直違和感です」「レイソルには渡辺毅さんがいらっしゃいますからね」。やはり話題の中心は青春を過ごした大学時代の思い出でした。「カオルはね、大学時代から、ハットをかぶってました(笑)」。先日のダイジェストで披露したファッションは、まったくブレがないようです☆

ただ実は、プロに入るまでは、それほど深い親交ではなかったそうですが、ナベが栃木へ期限付き移籍していた2011年、ルーキーイヤーのカオルとJ2で直接対決がありました。「ナベくんと試合ができると思ったら、嬉しくてしょうがなかったですよ」。そんな先輩後輩対決は、ともにまったく譲らない大活躍をしたそうです!カオルのレイソルへの移籍決意、またサイドを爆走するかのごとくチームへの溶け込みの速さも、キャンプ先輩の後押しがあったからこそ。指宿キャンプの同室での秘話も話してくれました。

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そしてもう一件は、メモリアルゲーム。今回はキャプテン大谷選手に登場してもらいました。「思い出のゲームって、難しいね。。。」とチョイスに悩んでいましたが、個人的にというよりも、チームとしてすごく印象深いあの一戦を選んでくれました。「いやあ、懐かしいというか、オレも年をとりましたね(笑)。今のレイソルの原点、スタンダードですね」。数々の栄光の前にあった困難を乗り越える強さを身につけていったレイソル。その中心で劇的な変化の時代を含めて、語ってくれました。発行は、6月下旬の予定ですのでお楽しみに?

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2014年5月22日

練習あっての結果

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担当:大重正人

今夜は、5000人以上の方が日立台にお越し下さいました。平日のナイトゲーム、朝から雨が降り続いて、気温も上がらなかった水曜日。そんな悪条件の中にもかかわらず、レイソルへの応援に駆けつけてくださったサポーター皆さんにとっては、その思いが大いに報われる、最高の試合が繰り広げられました。攻撃でも守備でも速く激しく、シュート数は18本、ゴールは3つ、失点ゼロ。甲府戦とはまったく見違えるような、内容と結果の伴った、正反対のゲームでした。

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どこから称えてよいかわからなくなるほど、今日は本当に全員のプレーが拍手に値するものでした。先制点は、すばらしい連携から生まれました。鈴木選手のスルーパス、高山選手の抜群の走りにぴたりと合い、中央で待ち構えた田中選手は黄金の左ではなく、右足によるシュートでした。試合後の彼らから聞かれたのは「練習」という言葉でした。ダイスケ&カオルは、練習中にネルシーニョ監督から今日のようなプレーへのアドバイスがあったそうです。「そういうイメージをもっていました」。

またジュンヤも「今年は右足のゴールが少し増えてますが、ちゃんと練習してるからです(笑)」。練習は試合のためにあって、練習するのはプロとしての当然の仕事ですから、ことさら大きく言うのはおかしいのかもしれませんが、やはりそういう努力が実を結ぶというのは、これからに向けてやりがいや自信を得るためにとても大きな成功体験になります。

先日の小林選手のように、今年は出場のチャンスをつかんだ選手が、それまでの努力をいかして、試合で活躍しています。今日は増嶋選手が3月8日の神戸戦以来、14試合ぶりに出場しました。近藤選手の出場停止が早くから決まっていたこともあり、途中足の痛みで離脱するピンチを乗り越え、この日のために歯をくいしばって練習に励んできました。

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「あぁ?決めたかった?!!」。ミックスゾーンの第一声は、2度の大きなゴールチャンスを逃してしまった後悔でした。見ていた皆さんもそんなご褒美を上げたい気持ちだったでしょう。得点力のあるマスだからこそ、余計に悔しさが募っていましたが、その分は「完封、無失点」というDFにとって最高の結果で覆い尽くされたと思います。「空回りしたらどうしよう」という不安は「これまでやってきた」という自信が上回りました。「今日はレイソルらしい、強いサッカーを取り戻せた。もっともっと試合に出たいと思いました」。

そして、やはりキャプテンの存在の大きさをみなさん感じられたことでしょう。統率のとれた守備陣形。ボールを奪ってからのつなぎ、カウンターへと切り替える正確な判断。今日はピッチの11人が一糸乱れない戦いを繰り広げ、その中心に大谷キャプテンがいました。中断まで残り2試合。連勝すれば自力でナビスコベスト8進出です。1試合1試合に懸ける思い、身につけてきた勝負強さを存分に発揮してくれると期待しています!

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2014年5月20日

10日ぶりの再戦

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担当:河原 正明

 明日のホームゲームは再びアルビレックス新潟を迎えてのナイトゲームになります。ナビスコカップ予選グループは6試合の短期決戦。現在勝ち点7で首位の新潟を2ポイント差の3位で追いかけるレイソル。まだ新潟と2位浦和レッズの対戦が残っているとはいえ「予選突破には勝ち点10以上が必要だろう。明日で(グループ突破が)決定する訳ではないが、まずは勝ち点3を積み上げないといけない」とはネルシーニョ監督。直接対決での敗戦は勝ち点6分の痛みとなります。

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 中10日の再戦。試合をする選手にとっても多少のやりにくさはあるのでは?という質問に「相手のイメージが鮮明に残っているので、前回対戦したデータを参考にして戦える」とポジティブに捉えています。一方では「選手たちには甲府戦のようなパフォーマンスを繰り返してはいけない。波があってはいけないと話した」と注意を促すことも忘れません。
 選手たちも新潟のイメージは「最後の守りが堅く、それを崩すのは相当大変だった。非常にやっかいなチーム。セットプレーによる得点で勝てたが、明日もセットプレーがカギになると思う。今まで以上に集中していかないといけない」(工藤選手)とやはり難敵であることには変わりありません。
 無論、相手も同じスタジアムでの連敗はなるものかと、予選突破を確実にするために策士・柳下監督の下、10日前よりもさらに懸命な戦いを仕掛けてくるでしょう。
ホームゲームでの連勝を伸ばし、公式戦連敗を止める。そして予選突破に近づく。大きな命題を抱えて明日の試合に挑みます。

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 明晩の天気はあいにく「雨」の予報となっています。ナビスコカップ恒例の「ナビスコキッズイレブン」イベントですが、雨天中止となります。中止と決定した場合は公式サイト、メールマガジン、公式twitter、公式Facebookなどでお知らせいたします。チケットは好評発売中です。ぜひスタジアムで応援よろしくお願いします!

2014年5月19日

天皇杯!

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本日、日本サッカー協会から、第94回天皇杯の組み合わせ、ラウンド16(4回戦まで)のトーナメント表が発表されました。前々回は「柏から世界へ」を合言葉にこれ以上ない結束で優勝を手にしたレイソル。昨年はその志半ばで岡山に散りました。2年ぶりの奪冠へ、今回も2回戦からの登場です。今回は2015年1月にアジアカップが開催される影響で、決勝戦が12月13日に繰り上がります。その関係で、レイソルの初戦は7月12日(土)に行われます。

【トップチーム】
■2回戦
7/12(土) 時刻未定 @日立柏
柏レイソル - 「愛媛県代表vs岡山県代表」の勝者
※愛媛代表は、昨年まで5年連続してFC今治が出場。「バリィさん」でも有名ですが、一昨年は広島を破るジャイアントキリングを起こしました。昨年の岡山代表は、ファジアーノ岡山のセカンドチーム「ファジアーノネクスト」でした。両県代表は6月末に決まります。

■3回戦進出の場合
8/20(水) 時刻未定 @未定
柏レイソル - ジェフ千葉vs(長野パルセイロvs新潟県代表)の勝者
※レイソルがしっかり初戦をものにすれば、3回戦では公式戦では、2010年以来となる「千葉ダービー」が見られるかもしれません。またJ3の長野には、宇野沢、諏訪、大島、畑田、高慶汰選手とレイソル出身者が多数在籍していて、こちらとの対戦も大いに楽しみです!

■ラウンド16進出の場合
9/6(土)or7日(日) 時刻未定 @未定
未定 - 柏レイソル
※相手のブロックで唯一のJ1クラブはアルビレックス新潟。やはり有力でしょう。

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そしてそして、今年もレイソルU-18の「挑戦」が始まります。2月に市立船橋を破り、千葉県予選の第2種代表出場を決めたU-18チーム。今年は県予選のレギュレーションが変わり、一発勝負で千葉県代表が決まります。対するは、浦安サッカークラブ。昨年準決勝で阻まれた因縁の相手です。その大決戦は、6月28日(土)13時キックオフ予定。会場は柏の葉公園総合競技場。ホーム「柏」での一戦、リーグ中断期間ですので、ここは思い切りホームの雰囲気を作って、高校生たちを夢の本大会へと後押ししてください。

本大会出場が叶えば、こんな相手が待ち構えています!まずは、ひとつひとつ勝ちあがって、そして駒場でレッズと戦う。そんなワクワクするような夏のサプライズをぜひ起こしてほしいものです!

【U-18チーム】
■本大会1回戦進出の場合
7/6(日) 時刻未定 @盛岡南
岩手県代表 - 柏レイソルU-18

■2回戦進出の場合
7/12(土) 時刻未定 @駒場
浦和レッズ - 柏レイソルU-18

2014年5月18日

The Chosen One

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担当:河原 正明

 爽やかな初夏の陽気の日立台。甲府戦から一夜明けて、試合に先発出場した選手はリカバリートレーニングを、それ以外の選手は通常のトレーニングを行いました。ワールドカップ韓国代表チームに合流するハングギョン選手が今朝離日、キムチャンス選手も練習には参加せずに母国へ帰国するとあって、いつもより人数が少ないトレーニングとなりました。

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 すぐに水曜日には10日前に対戦したアルビレックス新潟とのナビスコカップ第4節が再び日立台で行われます。この試合、近藤選手がイエローカードの累積(2枚)で出場することが出来ません。またキムチャンス選手も韓国代表に合流のため、昨日のベンチ入りメンバー18名のうち2名は入れ替わります。今季全試合でフル出場をしていた守備陣の柱・近藤選手が不在となるのは痛手ですが、代わって出場する選手にとっては大きなチャンスです。同じCBのポジションには増嶋選手と中谷選手が控えています。

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 増嶋選手の実力・経験値の高さはここで書くまでもありません。中谷選手もアカデミーで培ってきた力を発揮することに関しては、前回の新潟戦で先輩の小林選手が素晴らしい手本を見せてくれました。目の前でデビュー戦を見届けて「刺激を受けました」。先輩同様にホーム・日立台で初出場するためにも不断の努力で鍛え続けています。新しい力の台頭なるか、ベテランが力の差を見せるか、それとも全く違う戦術・布陣で挑むか。監督の選択・決断はいかに。その面でも注目したい一戦です。

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 水曜日のナビスコカップのチケットは現在ローソン、ミニストップで好評発売中です。ナビスコカップ大会2連覇を目指すために予選突破をするには、現在グループ首位の新潟を相手に直接対決で勝利をあげることは大きなアドバンテージとなります。2試合連続の対新潟戦ホームゲーム勝利へ。ぜひスタジアムでの応援をよろしくお願いします!

2014年5月17日

打破

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担当:河原 正明

 またしても甲府で勝てず。試合内容は昨年と同じようにヴァンフォーレの特長にやられてしまったという展開でした。

 先制された場面も、PKとなった追加点も決して崩された訳ではありませんが、いずれもセットプレーで決められてしまいました。
 前半もそうでしたが追加点を与えてからはますます「引いて守り、カウンター攻撃」が得意な相手の形に。狩野選手に木村選手と攻撃的な選手を投入し形勢逆転を狙うも、相手の術中にはまりもがく時間帯が続きます。
 そして78分、狙われていたカウンター攻撃から元レイソルの水野選手に移籍後初ゴールとなるスーパーボレーを決められて万事休す。連勝もならず上位との勝ち点差が少し広がる結果になりました。

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 「先に失点して、相手の長所を出させてしまった。引いた相手をどうやって崩すかを考えながらも見つけられずに試合が終わってしまった感じ」(工藤選手)、「引かれた相手からボールを取るにも取りにいけなかった」(小林選手)との試合後のコメントが苦戦を物語ります。困難に打ち勝つアイデア、パワー、組織。相手に勝てなかったことは事実ですが、すぐに中4日で試合が続きます。短い期間で修正を施すのはネルシーニョ監督の得意とするところ。最善の準備で水曜日のホームゲームはベストな状態で戦えることでしょう。


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 今日の試合でリーグ戦は一時中断となります。ワールドカップ韓国代表のキムチャンス、ハングギョンの2選手は明日の練習には参加せずに母国へ帰国します。何卒ご了承ください。いよいよ夢の舞台へ。両選手のブラジルでの活躍を祈っています!

 最後に今日も遠く甲府まで応援に駆け付けていただいたサポーターの皆さん、応援ありがとうございました!また水曜日もよろしくお願いします!

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2014年5月16日

前半ラスト

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担当:大重正人

チームは午前練習を終えて、16時頃現地のホテルに無事到着したそうです。勝利が増えているチーム、好天とあいまって雰囲気が高まるのは自然のことです。サッカーを楽しんでいる選手たちを見ていると、こちらも楽しくなってきます。そのワンシーン。増嶋選手が鮮やかなターンからの左足シュート!しかしヒットせず、枠をそれるかに思えましたが、アレックスコーチがきれいな合わせで押し込みます。「マス、いまのシュートでしょ?!?」という井原コーチらのツッコミにも「違う違う、狙い通りだよ?」とガッツポーズ。周りに明るい笑顔が広がります。

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4月のナビスコカップに続く甲府遠征となりました。13時キックオフ、最高気温予想は27度とまたしてもハードな総力戦は必至です。暑かった5月の小瀬と言えば、2010年を思い出します。5月5日の14時キックオフ、最高気温はなんと30.3度と信じられない過酷なコンディションでした。そこでプロデビュー戦を迎えたのが、酒井宏樹選手でした。藏川選手に代わって右サイドバックに入り、77分からラストまで15分ほどの出場。先日「4年前はJ2でしたから」という4年間の大きな変化のスタートは、小瀬からでした。

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先週の新潟戦でデビュー戦勝利を飾った小林祐介選手、その前の鳥栖戦では秋野央樹選手が同じく先発デビューを果たしました。ケガ人続出による窮地を救ったのは彼ら若手たちでした。ネルシーニョ監督は「我々(スタッフ)は、常に全員の選手に目を配っているし、選手それぞれもチャンスが急に訪れることを当然と思っている。そこで若い選手たちが、自分の持っている力を存分に発揮してくれた」を語ります。

さらに「アキノもユウスケに対しても日々観察して、チームが要求していることをいつも伝えてきた。チームがいい状態の時に彼らにチャンスが巡ってきたし、彼らを信頼して送り出した。彼らの技術や能力をどういう場面で使うか。監督としてそのタイミングを誤らないことが大切です」。新潟戦のように、この甲府戦も3バック同士のミラーゲームで我慢をしながら、敵と暑さと戦い続けるタフなゲームとなるでしょう。総力戦でリーグ前半戦ラスト、あと3ポイント重ねたいところです。

その中断明けは、7月19日のホーム仙台戦から再開です。11月29日までのホーム最終戦まで続く、日立台での9試合をセットにした「ハーフシーズンチケット」を発売中です。このまま上位を追撃するポジションにいれば、シーズン佳境は優勝争いでチケット入手が難しくなるかもしれません。完売必至の最終戦を含めて、同じ座席のチケットが確保できる機会です。ローソンチケット、ローソン、ミニストップにてどうぞお買い求めください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/016583.html

2014年5月15日

再び甲府へ

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担当:河原 正明

 トップチームは今日、非公開練習でした。その練習後、増嶋選手と狩野選手が"BtoJシート"の活動で私立麗澤中学校を訪問、来週のナビスコカップ新潟戦のチケットを寄贈しました。柏市内には公立中学校以外にも私立中学校が2校あり、そのいずれも部活動が盛んです。今回訪問した麗澤中もなかなか強豪校だと聞いています。来週は日立台で今日チケットを渡した選手たちが活躍する姿を間近で見てもらえればと思います。来場をお待ちしています!

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 さて、土曜日は4月2日に引き続き、再び甲府・小瀬でのアウェイゲームとなります。中断前最後のリーグ戦、勝利で終えたいというのはどのチームも同じです。レイソルは上位争いから脱落しないためにも、まずは勝ち点を上積みしていくことが大事です。
 前回対戦はヤマザキナビスコカップ第2節。FWレアンドロ選手のゴールで1?0とリードした後半84分、この試合の4日前に行われた大宮戦と同じように残りわずかで同点とされた苦い記憶が新しいです。しかし、なかなか勝ちきれずに苦しみを乗り越えて、リーグ戦はGWの連戦で少しずつ調子が上向きになってきています。もちろん油断は禁物ですが、前回対戦時とはチームのムードも上がっているはずです。当日は13時キックオフと盆地ならでは暑さも待ち構えますが、13時キックオフは今季3度目なのでその点の心配は少なさそうですね。レイソルサポーターの皆さんも現地で、またはスカパー!で応援・観戦していただければと思います。ではまた明日!

2014年5月14日

持ってる

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担当:大重正人

今日は午後練習前に取材を一件。J:COM応援番組「レイソル魂」のインタビュー、近藤直也選手が登場です。先日発売されたレイソルダイジェスト女子会にて、あやのんもあや吉も声をそろえたのは、ドゥーの意地悪っぷり(笑)。今日も冒頭に「ワタシのあだ名、覚えていただいてますか?」という質問に、「覚えてないですね、、、なんでしたっけ」と先制パンチ。これに対し「あやのんです!」。さらに「いま言ってください!!」というカウンターパンチを受けて、ドゥーも渋々と(?)小声で「・・・あやのん・・・」。今日のところは、1-1のドローということでしょうか?。その他、チーム在籍年数トップとしてチームを率いる立場やレイソルの戦い、また家庭では良きパパとして奮闘するプライベートなど、楽しく話してくれました。6月の放送予定です。

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ワールドカップ開催による中断期間。その前のリーグ戦ラストゲーム、第14節のヴァンフォーレ甲府戦を迎えます。引き分け続きだったレイソルが、3ゴールを決めて大逆転を果たしたレッズ戦から息を吹き返しました。サガン戦こそ0-1で敗れたものの、ここ5試合で4勝1敗と勝ち点12を積み重ね、順位はACL組を除く暫定ながら4位にまで上ってきました。しかもこの4勝はすべて1点差。ギリギリの勝負をものにしてこられたのは、90分最後まで全員が走り続ける忍耐と、最後まであきらめない気持ちがあったからこそ。U-18選手を緊急登録しなければいけないピンチを、チャンスに変えたのはこの選手でした。

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小林祐介選手です。「よく『持ってる』って言われるんですけど、自分でも運がいいというか、そう感じてます。親にも言われます。昔からトランプやカード、じゃんけんとか、そういう勝負事になんか強いんです。それだけじゃなくて、このレイソルアカデミーでお世話になったコーチの方、いい人たちとの巡り合いも運が良かった。持ってたんだと思います」

今日は、来週水曜日のナビスコカップ、新潟戦のマッチデープログラムインタビューに抜擢させていただきました。そのアカデミーの育ての親の一人、下平監督からこんな話を聞いたことがあります。「ユウスケとはね、サンパウロカップのとき、2人だけでいろいろ話したんだよ。あいつもいろいろあったみたいで、ポロポロと涙をこぼしてね。。。」

「たしかにあの頃は前のシーズンで試合に絡めなくて、どこかサッカーが楽しくなかった。サンパウロでも下の子たちを引っ張らなきゃ、って焦ったり、うまくいかないイライラや迷いがあって」。抑えていた感情を止められなかったそのとき、恩師から温かい言葉をかけられて、立ち直るきっかけをもらったそうです。

「J3があったことで、去年よりも試合勘は上がったと思いますが、遠征先のホテルでレイソルの試合を見ていて、すごく悔しかった」。いろんな山や波を乗り越えて、華々しいデビュー戦を飾りました。「でもこの後は、今回以上のものが求められます。でも今までどおりやれば、やれるという気持ちもあります」。ここでつかんだ自信をさらに大きなものにしたい。クドーやサカイが一気にグッと伸びたように、このチャンスをつかみたいユウスケです。新潟戦当日のVITORIA、またモバイルレイソルインタビューをお楽しみに!

明日は非公開練習です。また明後日のご来場をお待ちしております?

2014年5月13日

4年間

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担当:大重正人

今日は湘南ベルマーレから、広報の方が日立台にお越しでした。その目的は、ハングギョン選手。次回のホームゲームで、ワールドカップ出場に際してのサポーターメッセージを収録しました。「日本語でメッセージお願いね」「いや、韓国語でお願いします」。韓国語でしゃべった最後にようやく「いいですか」と日本語で締めるやりとりがおもしろくて、2人も笑っていました。広報さんとグギョンも久々の再会。「スマホのカバー、変わりましたね?」なんて、細かな気遣いを見せるグギョンの姿も新鮮でした。

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同じく高山選手とも久々の再会。4年間お世話になった広報さんを前に「フェイスブックやツイッターの写真のことでむっちゃ怒られましたね」「4回ぐらい大喧嘩しましたよね」と笑い合う2人。レイソルに来てくれた2人の人柄は実直で本当にすばらしいのですが、元々の素地とベルマーレの温かな人たちに囲まれてのものなんだろうなと実感しました。「中川くんと武富くんもすごく頑張ってくれてますよ。特にタケは、みんなが『変わった』って言ってます。体つきもしっかりしました」。そんな話も聞かせていただいて、今日は遠くから本当にありがとうございました!

サッカーの話題が、スポーツ紙の一面を飾るのは、本当に久しぶりな気がします。ワールドカップ日本代表の発表。緊張と期待のなか、ザッケローニ監督の口から、レイソルの選手の名前は最後まで聞くことはできませんでした。

鈴木大輔選手。「家で結果を見ました。ワールドカップの話題をメディアの方に聞かれることが最近多かった。厳しい状況だと分かっていたけど、注目されるのは嬉しいことでもあります。悔しい思いよりも、今は次に向けてがんばればいいというスッキリとした気持ちです。次に向けて、いい気持ちの切り替えになったと思います。今の自分にできるのは、一日一日の練習を大事にして、積み重ねていくことです」。

そして工藤壮人選手。「テレビを見ていました。徐々に順番に呼ばれて、残り少なくなったところで今回はないかなと感じていました。レイソルの監督やいろんな人に押してもらって代表に選んでもらえて、自分なりにしっかりやってきたという自信もあった。ツイッターにも書きましたが『悔しい』の一言です。でも悔しい気持ちは昨日まで。僕はいつまでも引きずるような性格じゃないですから。心配してくれる方も多いと思いますが、心配いただかなくても僕は大丈夫です(笑)。今日からまたレイソルだけに集中して、中断明けまでの残り1試合にいい準備をしていきます」。

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ひとつ言えるのは、2人とも心配ないということです。その気持ちの強さは、これまでの試合で幾度も見せてくれています。この結果を、必ずや自分のプラスに変えて、4年後「あれがターニングポイントだった」なんて言う日が来るような気がしてなりません。

「4年前、僕たちはJ2でしたからね。この4年間の変化は、自分たちが一番だと思います。クドーは試合に出始めていたけど、僕はやっとサブに入って、出ればセンターバックをやっていた。クドーのためになんて、簡単には言えないです。今は自分が精いっぱいやること。選ばれなかった人たちに納得してもらえるようなプレーをしないといけない」

今夕、酒井宏樹選手が日立台のクラブハウスに顔を出してくれました。布部コーチやメディカルスタッフとの再会で「お前、背がまたデカくなったんじゃない?」「そんなわけないっすよ?」。顔をくしゃくしゃにして笑う顔はまったく変わりなかったですが、おそらく肩幅が広がって、体つきがまた一回りガッシリして、身体全体のバランスが変わったような気がします。八頭身のモデルのように。

「あいつは海外でいいプレーをして、代表でも当確の存在だった。代表選手の誇りを持って、選ばれなかった選手の分まで、世界と戦ってきてほしい」。
クドーの言葉は、同じみんなの思いを表しています。レイソルの代表、柏の代表、日本の代表として。まずはこの1か月を無事に過ごし、ブラジルのピッチに立って、右サイドを駆け上がる姿を期待しています。

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2014年5月11日

「俺たちの宝」

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担当:河原 正明

前節のサガン鳥栖戦。試合終了と同時にピッチに伏して動けなかった。それから4日後の日立台、自らのゴールでホームスタジアムを沸かせたのも同じ鈴木選手でした。
J1リーグ過密日程5連戦のラストは新潟に1?0で勝利。勝ち点を23に積み上げて、勝ち点差1の直接対決を制して順位も4位に再浮上しました。

試合後、敵将の柳下監督も「両チームともスピーディーでいいゲームができたと思う」と話していましたが互いに最後の最後まで死力を尽くした好ゲームでした。しかし、新潟は強かったです。前線の川又選手、岡本選手ら前線のスピードと運動量、強固な守備陣、そして中盤で神出鬼没だったレオシルバ選手。今季も10戦負けなし中でしたが、前半18分にGK菅野選手が1vs1のシュートをセーブして、ポストがシュートをはじいていなかったら試合の結果は逆だったかもしれません。

 今日の試合に人一倍強い思いで臨んでいたのであろう鈴木選手。古巣対決、相手のエース川又選手は同期入団の親友、そして前節のミスを得点で取り返すとばかりに、前半から果敢にゴール前に上がっていく。そして本業の守備では何度もエアバトルを繰り広げて、無失点に抑えます。そして決勝ゴールの場面、田中選手のフリーキックがガシッと乾いた音とともに跳ね返ると、猛然と敵を振り切りトラップしてシュート!決してクリーンヒットではありませんでしたが、大輔の気魄に押されたボールはクロスバーに当たり、そして相手DFに当たりながらゴールに吸い込まれていきました。

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 5連戦で4勝。うち2試合が完封勝利です。「得点よりもゼロで抑えて勝利できたことが嬉しい」とDFの選手らしいコメントを。そして移籍して1年3ヶ月「やっとここでしゃべることができました(笑)」とメガホンをもって初の"レッツゴー柏"の音頭を満面の笑顔で取りました!
 12日にはいよいよワールドカップ日本代表選手が発表されますがこれ以上ない最後のアピールになったのではないでしょうか。

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 今日のスタジアムに掲げられた「柏の育成、俺たちの宝」の横断幕。2012年9月の天皇杯2回戦で掲げられたものが再び日立台に登場。昨日登録が完了したU-18の大島、中山選手もベンチ入りし、18人中10人がアカデミー出身選手。とはいえ、内情はケガ人続出で苦しかったのも事実。スタメンにJ1デビューとなる小林選手が起用されました。
 その小林選手、「3日前から緊張していた」とは思えないほど堂々としたデビュー戦になりました。「最初のプレーがうまくいった。いいパスが出せた」。攻撃では得意の前に前へという意識が高いプレーを披露。守備ではガツガツと激しくチェイスし、ボールを奪う。あるいは機を見て放つスルーパス。しだいに彼のプレーにスタジアムが熱い視線を送り続けるようになります。

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 後半15分にゴール前までドリブルで持ち上がって自ら放ったシュート。「もう少し右を狙っていた。決めたかった!」キーパーの正面を突き惜しくも決まらず。後半40分に交代する際は、レイソルサポーターから惜しみのない暖かい声援がかけられました。
 ネルシーニョ監督も「今夜試合を見た人にわざわざ説明をする必要はないでしょう(笑)。自信あふれるプレーで物怖じすることなく自分の持っているものを出してくれた」と手放しで高評価。私は会見の司会をしていたのですが、彼に関する質問が来たときに監督が満面の笑顔だったのが、今日一番印象に残りました。
 そして小林選手は続けてデビュー戦をもうひとつ。スカパー!マッチデーハイライトにも出演「え、本当に生放送ですか?」とビックリしていましたが、こちらのデビューも無事に果たして初物づくしの一日が終わったのでした。

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 今節唯一のナイトゲーム、キックオフ前1時間に他会場の試合は終了。この試合が勝つか負けるかで大きな違いとなることを知って臨むとあって、練習の時からスタンド全体から応援しようという熱が伝わりました。小林選手も「一番最初にコールをしてもらってうれしかった。その時の今日はいつもと違うぞって思いました」皆さんのパワーが集まり選手を後押しする応援。総立ちのお出迎えに、跳ね続ける黄色い一団はキックオフと同時にさらにパワーアップ、ゴール裏の1階席も2階席の端までが揺れ続くのは圧巻でした。苦しい連戦を乗り越えて、中断まであと1試合です。連勝で終わるためにも引き続き応援をよろしくお願いします!

 最後に、明日また日立柏総合グラウンド・人工芝で13時から「高円宮プレミアリーグ第5節 柏レイソルU-18対三菱養和ユース戦」が開催されます。今日メンバー入りした大島、中山選手をはじめ、2種登録された選手たちも2試合ぶりに揃っての試合となります。ここが「宝のありか」です。お時間がございましたらぜひ応援にお越しください。


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2014年5月 9日

5人の若き仲間

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担当:大重正人

接戦が繰り広げられているJリーグに、ワールドカップメンバー選出直前で、大変あわただしい今週です。昨日は韓国代表に選ばれたチャンス&グギョンの大変うれしいニュースをお伝えすることができましたが、韓国からMBCという主要テレビ局の取材クルー皆さんがお越しで、レイソルを取材いただいています。もちろんお目当ては韓国代表の2人。そしてもう一つの目的はホンミョンボ監督のドキュメント制作です。昨日は監督と選手の間柄でつながる2人を取材いただき、今日は選手時代に激闘を繰り広げられた2人が取材を受けました。

90年代のアジアサッカーをけん引し、日韓戦やJリーグで何度も戦いあった井原コーチ。そして「完全封鎖」の3バックをともに形成した渡辺毅・現アカデミーコーチです。渡辺コーチは「自分が相手のFWに強く行って、その後ろをミョンボさんがいつもカバーしてくれた。試合はもちろん、ひとつひとつの局面での勝負にもこだわる人でした。特に印象的だったのは、中山さん(元磐田など)との激しい対戦。忘れられません」と十数年前を懐かしそうに振り返りました。ワールドカップが開催される6月に韓国で放送されるそうです。

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今日は、U-18の5選手、中山、大島、手塚、会津、山本選手のトップチーム登録が発表されました。ケガをした選手が多く、大変な緊急事態のなか、戦力として見込まれるU-18の主力選手たちです。「日立台のスタジアムでプレーすることが夢です。いつかトップチームの力になって貢献したい(中山選手)」。「ゴール前の仕事。シュートやアシスト、ゴールに絡むプレーのアイディアを見てほしいです(大島選手)」。指宿キャンプなどもう何度もトップチームの練習やトレーニングマッチにも参加しており、彼らの特徴はネルシーニョ監督も選手も知っています。彼らのプレーを鋭く観察していた監督の目にはどう映ったでしょうか。日曜日にはプレミアリーグの三菱養和戦も控えていて、大忙しの高校生選手たちです。

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明日の19時、アルビレックスを迎えてのリーグ戦です。まだチケットに余裕はあるようですが、それでも大変多くのサポーター皆様が勝利と興奮を求めて、日立台にお越しになります。そこでクラブからのお願いがございます。柏駅から日立台へと続く道、「レイソルロード」と親しみをこめて呼ばれることもありますが、その道は車がギリギリすれ違えるほどの、広くはない生活道路でもあります。

試合を終えたあと、一万人もの観客皆様がその狭い道へ押し寄せ、地域の皆さんが自由に往来できずお困りだというお話が寄せられています。レイソルのユニフォームを着て、街を歩いてくださることで、これ以上ないクラブアピールをいただいている半面、ちょっとした行動で受け取られる印象が変わってしまったとしたら大変口惜しく残念なことです。特にお帰りの際には、道路に広がらず、道路の端をご通行ください。交通マナーやモラルをお守りいただき、サポーター皆様も地域の皆様も、できるだけ平穏安全に過ごすことができるよう、応援もマナーも日本一へ、おひとりおひとりのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

2014年5月 8日

つながる歴史

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担当:河原 正明

 今日午前11時、日本より4日早く韓国サッカー協会がブラジルワールドカップ代表選手23名が発表されました。柏レイソルからはキムチャンス選手、ハングギョン選手の2名が選出されました。2人同時に選ばれた、と連絡を受けてまずはホッとしました。その2人は練習後に記者会見と取材対応を行いました。

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 発表の時間、チャンス選手は自宅で、グギョン選手はクラブハウス併設のトレーニングルームでその瞬間を迎えていました。先に名前が呼ばれたのはDFのチャンス選手。
「ここ数日、夜は眠れなかったのは事実です」と正直に話してくれましたが、苦しい胸の内を明かせるのも無事に代表入りを果たせたから。「すぐに両親、親友たちからお祝いの連絡があった」そうです。

 昨年10月末、ナビスコカップ決勝戦を控えた練習中に襲った悲劇。左足関節脱臼骨折で全治4ヶ月の診断。ケガをした直後の苦悶した表情と、ありえない形に曲がってしまった彼の左足を見て愕然とし、おののいたことは忘れられません。昨季はコンスタントに代表に選出されていただけに、一度はブラジルへの道が閉ざされたかと思われました。そこから年末年始もほぼ不休でリハビリを続け、2月のキャンプからボールを蹴りはじめ、シーズン開幕後にようやく合流。迎えた4月6日のセレッソ大阪戦で待望の復帰を果たしました。
 「セレッソ戦にスタジアムで受けた拍手は背中を押してくれましたし、大きな力になりました。レイソルサポーターの皆さんにはありがとう、と感謝しています。ワールドカップが終わっても自分はレイソルでチームのため、勝利のために一生懸命プレーしたいです」と何度も感謝のコメントが飛び出しました。困難を不屈の闘志で乗り越え、自らの足で道を開いたチャンス選手。堂々とワールドカップへ出陣です!

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 チャンス選手に遅れること数十秒、ハングギョン選手の名前も呼ばれました。一緒にいた大谷選手やトレーナーたちから大きな歓声があがり「十発くらい叩かれました(笑)」と手荒い祝福を受けたそう。さらに「クラッカーも鳴らしてお祝いしてくれました。そういう心遣いがうれしかった」とチームメイト、スタッフに感謝の言葉を述べていました。
 初のワールドカップ。「夢の舞台。まだ実感はないです」。会見では2012年のロンドン五輪メンバーに選出後にケガのため大会から離脱した「これまでに一番辛い体験」も包み隠さず話しました。それだけに今回に期する思いは人一倍大きかったはずです。

 高校を卒業して日本へ。「つらい時期もあったけど、あたたかい言葉に勇気をもらいました。自分を成長させてくれた反町監督(現・松本山雅監督)、チョウキジェ監督らに感謝したい」とまずは4年間在籍した湘南ベルマーレへの謝辞を。続けて「プレーを見て、オファーをくれた柏レイソルに感謝しています」とコメント。あわせて「レイソルサポーターにはありがとう、よりもスイマセンと言いたいです。まだ柏に来てから自分の100%、ベストのプレーを見せられていないと思っています」ともどかしい気持ちも吐露しましたが、彼の力はこんなものではないというのは、ブラジルで、そしてもちろん日立台のピッチで自ら証明してくれるはずです。6月には心置きなく思う存分暴れてきてほしいと願わずにはいられません。

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 会見の最後にフォトセッションを。二人の手にはホンミョンボ韓国代表監督が2002年のワールドカップで着用したユニフォーム。レイソルからワールドカップへ。ファンソンホン氏とユサンチョル氏、そしてキムチャンス選手とハングギョン選手へと12年を経て歴史がまたつながりました。本当にオメデトウ!

2014年5月 7日

世界を広げる

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担当:大重正人

昨日のサガン戦を終え、空路柏に戻ってきたのは深夜遅く。暑さと連戦と激闘で疲労も色濃くなってきてはいますが、試合は待ってくれません。相手も同じ条件です。この5連戦のラストは、またしても勝ち点1差で追う相手、アルビレックス新潟戦です。

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リカバーを終えた選手たち、メディア皆さん多くから囲まれたのは、鈴木大輔選手でした。古巣との試合は、昨季に続いて2試合目。そして名前が挙がるのは、やはり川又堅碁選手についてでした。同い年で、高校からプロ入りした同期の桜。メンバー入りできない苦しい日々を2人で耐え抜き、いまや日本代表候補として大きく注目を集める存在となりました。

「去年は、日立台でやられましたから、今年こそはやられないようにしないと」と闘志を燃やします。彼の特徴を聞かれると、そばで常に一緒だった分、滑らかに出てきます。「あらゆる能力が高いけど、でもやっぱり得点の嗅覚ですね。この前の神戸戦、空振りしながら体で入れたゴールも、あそこでニアでなく、ファーで待てていたところがケンゴの良さだと思う」。

昨日の試合後は「自分の責任です」と敗戦を一番重く受け止めていたダイスケ。ただ、何とか挽回して取り返してやろうという気迫は、終始本当にすごかった。CKのチャンスのヘッドが枠を取らえられず悔しがったシーン、またタイムアップのあとピッチに突っ伏している姿は目に焼き付いて離れません。昨日の試合でこそ挽回ならなかったものの、あの闘志とメンタルの強さで、必ずや昨日のプレーを糧にして、さらなる成長をつかみ取るはずです。最高の友とライバルを相手にして、ワールドカップ選出前のラストマッチは激闘必至!浦和戦、鹿島戦に比べると、ややチケットが残っている状態です。土曜唯一のナイトゲーム、次回の日立台リーグ戦は7月19日までありませんから、この機会にもう1試合、選手たちを後押しする雰囲気をどうぞよろしくお願いします。

話は変わって、今日は大谷選手が取材を受けました。SAMURAI SOCCER KINGのコーナー「人生を変えた一冊」。第1回の長谷川アーリアジャスール選手は、カーネギーの「道は拓ける」。2回目の北野貴之選手は「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」。ちょっと簡単には手が出そうにないラインアップに、さすがのタニも「それは無理だよ?」と苦笑していましたが、「僕は小説よりも、リアリティのある現実的なものが好きですね」と愛読書を紹介してくれました。「サッカーというよりはプライベートの世界を広げたかった。視野や世界が広がりました。なんでこんな小さなことを気にしていたんだろうとかね。仕事で忙しく大変な人が多いと思いますが、ぜひ読んでもらいたいですね!」と薦めてくれました。5月22日の発売をどうぞお楽しみに?

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明日は藤田選手の誕生日ですが、非公開練習となっています。また明後日の午後、練習見学にお越しいただければと思います。今週は韓国代表、来週はじめには日本代表のワールドカップメンバー発表もあります。どうぞ引き続きのご注目とご声援を!

2014年5月 6日

4連勝ならず

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担当:河原 正明

ゴールデンウィークのラスト、4連勝はならず。勝ち点差1の3位サガン鳥栖との直接対決は公式戦12試合ぶりの負け。勝てば首位の可能性がありましたが、その差が少し広がる結果になりました。

今日、レイソルはクラブ史上初めて登録メンバーを1名欠いて試合に臨みました。前節の試合後にチームを離脱する選手が多く、急遽5月4日のJ3リーグ U22選抜に参加予定だった小林選手を呼び戻すことに。まさに総力戦でした。

この窮地に、J1リーグで初めて先発出場をしたのが秋野選手。ボランチでアカデミーの先輩 茨田選手とコンビを組み、これまで大谷選手が果たしていた役割を担います。「 特に緊張はしませんでした。自分が出来ることとそうでないところがハッキリわかった」(秋野選手)。その本人も通じた、と手応えを掴んだのは得意のパス。アカデミー時代もそうでしたが、秋野選手からのパスも攻撃のスイッチになります。前線の工藤・田中選手へダイレクトに通すだけでなく、左WBの橋本選手に展開して攻め上がりを促すことも。特に前半は攻撃面で本人も納得のプレーでした。
一方、「守備、特に競り合いではJ3とは強さが違う。ボールを触らせてもらえなかった。豊田選手は当たってみるとカラダがすごく強かった。もっとセカンドボールの予測とか精度を上げないと」と課題もきっちりと確認出来たようです。
抜擢した指揮官も「若い選手が試合に出ることは良いこと。秋野は自信を持って戦っていた」と及第点を与えました。
後半途中で交代となりましたがこれをステップにさらに出場機会を掴んで欲しいものですね。

勝敗を分けたのは前半5分、鈴木選手が相手のロングボールへの目測を誤り後逸するとGK菅野選手と相手FWが1vs1に。仲間が懸命にカバーに戻るも及ばず先制を許します。
鳥栖は全員がよく走るチーム、との印象が強いですが、旧知の鳥栖担当の記者さん曰く「先制してからブロックを作り守り切るのが得意なチーム」。ホームチームが得意の試合展開になっていきます。

ハーフタイムにネルシーニョ監督は「中盤の数があっていないので主導権を握れない」と太田選手に代えて狩野選手の投入を決断、さらに布陣も変更して後半に逆転を狙います。立ち上がりから相手のパスを奪ってカウンターでリズムを掴むとすぐにチャンスが訪れます。しかし、シュートがバーを叩いたりGKの正面と「今日は運が悪い日」(工藤選手)でした。

試合後に監督も「拮抗した試合。失点は不運だった。公式戦10試合以上負けていなかったが、この組織力、やり方なら連敗することはない」と話していましたが、選手たちからも「守備組織を崩されたものではない。次に響くことはない」(近藤選手)と次節ホームでの新潟戦で挽回を誓います。
中3日で試合が待っています。嫌な気持ちは振り切り、次にベストをつくしましょう。

最後に今日も遠く鳥栖まで応援に駆け付けていただいたサポーターの皆さん、応援ありがとうございました!また土曜日もよろしくお願いします!

2014年5月 4日

次は九州へ

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担当:大重正人

引き分けが続いて勝ちきれない試合から、ここにきての3連勝。浦和、ガンバ、鹿島と近年のチャンピオンクラブを続けて破り、順位こそ6位のままですが、首位との勝ち点差を「2」に縮め、首位戦線にようやく追いついてきました。昨日の試合を振り返り、ネルシーニョ監督は「キックオフ時間が早く、とても気温が高いなかでの連戦で、疲労もある中だったが、我々レイソルはいつも通りのゲームレベルで戦ってくれた」と選手たちの奮闘を称えました。

今日は、リカバートレーニング。連戦や暑さを考慮してアイスバスによるケアとなりました。ファンサービスご対応ができず、ご連絡が急になってしまいましたことをお詫び申し上げます。練習を慌ただしく終えて、先のガンバ戦同様に前々泊で九州へと向かいました。「鳥栖はとてもタフで、ゲーム強度が常に高いチーム。勝ち星を重ねている強いチームで簡単でない試合になることを覚悟しているが、自分たちもいい状態。どんな対戦相手でも不安はありません」と胸を張ってアウェイ戦へ挑みます。

先週、この連戦のさなかではありましたが、選手たちはBtoJシートでの学校訪問も精力的に行っています。光が丘中学校へ、桐畑選手と工藤選手が向かいました。ゴールデンウィークや家庭訪問があり、学校みなさんも大変厳しいスケジュールのなか、お時間を作ってくださって大変ありがとうございました。LOVE柏のキリにとって、母校は愛する象徴でもあります。色紙にもしっかりしたためてましたね?

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クドーは「ゴール決められたのは、BtoJ行ったおかげかな」と鹿島戦後に嬉しそうに話していました。光が丘のみなさんをご招待するのは、来週末5月10日の新潟戦。「一蹴入魂」、すばらしい言葉を胸に、日立台2試合連発で、子供たちに大きな夢を与えるゴールを待っています。

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明日の広報日記は申し訳ありませんが、お休みとさせていただきます。勝利の余韻をまだまだ味わいながら、素敵なゴールデンウィークをお過ごしください。明後日、鳥栖からまたお伝えします!

2014年5月 3日

今季初の3連勝!

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担当:河原 正明

 勝敗を分けたのは一つの攻防でした。前半44分、相手のパスミスをカットして敵陣に攻め込むと、橋本選手が田中選手にパス。トラップしたボールが少し流れると相手CBが奪おうとチャレンジ、そこでしっかりと足を伸ばしてボールを"刈り取って"CBが飛び出した穴をめがけてすぐさまラストパス。工藤選手が落ち着いてトラップしてからのシュートがスタジアムに熱狂をもたらしました。1?0の勝利。鹿島アントラーズ相手のゲームはなぜか1点差になることが多いですが、今日もたぶんにもれずでした。

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 先週のレッズ戦同様、晴天で13時キックオフのゲームは後半にかけて暑さが増していきます。試合後、鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督は「急激に気温が上がって頭がボーッとしてしまい」と話していましたが、鹿島は今季初の13時のゲーム。もしかしたら先週もこの状況で戦えた経験は多少のアドバンテージにもなったかもしれません。
 とは言え途中交代した太田選手なども「暑さと疲労で最後は両足がつってしまいました」と話したように両チーム先発出場選手にとっては厳しいコンディションだったことは間違いないでしょう。それでも、今日も守備陣を中心に堅い守りで相手攻撃陣をシャットアウトしたのは、また一つ自信を深めることができる内容と結果だったのではないでしょうか。

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 一瞬の隙を見逃さなかったのはさすがエース。日立台で勝利を導いたゴールに「首位の鹿島相手、チケットも完売、スタジアムも良い雰囲気」と自然と気持ちが高ぶります。「こういう大事な試合に点を取らないといけないと思って臨んで得点が取れたのは大きい」常に自身に大きな重責を負いながら試合に向かっていただけに、6試合ぶりのゴールにホッとしたことは間違いないでしょう。
 次節・6日の鳥栖戦は工藤選手24歳の誕生日当日。昨年はホームでバースデーゴールをゲットしました。2年連続のゴールでチーム4連勝を目指しましょう!!
 
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 そしてもうひとりの殊勲は今日30歳の誕生日を勝利で飾った菅野選手。お立ち台に上がると「誕生日のことはともかく今日はチーム全員の勝ちたいという気持ちが強かった」と守護神は謙虚な第一声を。試合後に贈られたバースデーソングも「なかなか誕生日に勝つことはないですし、みんなに祝ってもらってうれしいです!」改めて勝利がもたらすポジティブな力はすごいですね。「レッツゴー柏」をもう一度おねだりした(笑)スゲ、心からうれしそうな表情ですね!!レイソルサポーターみんなが笑顔になりました!

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 ゴールデンウィークの連戦もあと2試合。そして来週土曜日には3週連続でホームゲームです。アルビレックス新潟戦は当日唯一のナイトゲーム、まさにJ1リーグ5連戦の最後を締めくくるカードです。チケットも好評発売中です。ホーム3連勝、そして上位進出への後押しをぜひスタジアムでお願いいたします!

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2014年5月 2日

今日も明日も最高の一日に

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担当:大重正人

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まだかなあ。。。
みんなの背中がそう言っているようでしたね。それでもあまりの天気の良さに、スパイクを脱いで、選手みんな気持ちよさそうに、芝生に腰を下していました。田中選手と並んで黙々とフリーキックやPKを蹴り込む狩野健太選手を待っていました。最後までしっかり練習を終え(仲間を待たせていた)ケンタが「みんな、あつまれ?」と自ら呼び集め(笑)、彼の28歳誕生日のお祝いです。チームのムードを象徴しているような、みんなの最高に輝いた笑顔でした。改めまして、ケンタ、お誕生日おめでとう!!

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明日もみんなの同じような笑顔が見たいです。菅野選手の誕生日に、目下首位の鹿島を迎え討ちます。勝負強く老獪なイメージのあるアントラーズですが、今季から抜擢された若手選手が躍動し、前節首位を奪い返しました。「僕もまだまだ若手ですけど」と苦笑しながらも、茨田選手は「若い選手たちはとにかくさぼらずに、90分最後まで走り続けようと頑張れる。自分も負けないようにしないと」と、同年代の選手たちの試合に懸ける純粋な思いやひたむきさを重々わかっています。

19歳植田選手&21歳昌子選手のCBコンビ、MF柴崎選手とMF土居選手は21歳、MFカイオ選手は20歳。ベンチにも19歳FW豊川選手、21歳MF梅鉢選手、22歳FW赤崎選手と、若さを生かした勢いに加え、今季ここまでの勝利で大きな自信をつけてきたフレッシュな選手ばかりです。

そこに、鹿島らしい伝統も受け継いでいます。セットプレー絡みの得点がリーグ一と聞いています。大変難しい相手なのは変わりありませんが、ただ逆にレイソルはセットプレーの失点がここまでリーグ最少。互いのストロングポイントがぶつかりあうセットプレー、この試合の大きな分かれ目になりそうです。13時キックオフで25度近くまで気温が上がる予想です。レッズ戦以上にタフなゲームになるでしょう。体力と精神と戦術と、持ちうるすべてを出し切って、最高の勝利をつかみとりましょう。

明日も新しいグッズが発売になります。バラに告知協力してもらいました!ミッキーマウスのTシャツのモデルは、浦安出身のバラしかいない思ったのですが、版権の問題があるそうで涙をのみましたが、、、リストバンドに、、

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モバイルケースやストラップなどコンパクトでいつも持ち運びできるグッズです。スタンドはレプリカやTシャツで黄色に染めて、タオルマフラーやリストバンドで汗をぬぐい、バラをはじめとする選手たちへの後押しを。チケットは2試合連続の完売です。来場を楽しみにされていた方には申し訳ございませんが、スカパー!やモバイル速報などでの応援をどうぞよろしくお願いいたします!

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2014年5月 1日

決戦

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担当:大重正人

ゴールデンウィーク、天気予報は快晴、連勝中、そして相手は首位。5月3日の鹿島アントラーズ戦、これ以上ないシチュエーションがそろいました。そしてみるみる売れていったチケット、本日完売とあいなりました。大きな大きな期待を集めて迎える鹿島戦です。

昨年8月31日のアウェイ戦、あえて振り返る必要はないのかもしれませんがひとつだけ思い出したいのは、ネルシーニョ監督の途轍もなく大きな勝利への執念と、あの大一番を取り逃して露にした悔しさです。絶対に忘れてはいけません。鹿島は去年もそうでしたし、そして今なお強敵であり続けますが、ここを上回らないと頂点は見えてきません。

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今日Jリーグの方とメールする中で「ここ数試合の日立台の雰囲気、いつにも増して最高ですね」という言葉をいただきました。特に選手入場時、サポーター有志の呼びかけにこたえ、バックスタンドもメインスタンドも総立ちで迎え入れる様子に、選手たちも意気に感じないわけがありません。この後押しがセレッソ戦やレッズ戦の結果につながっています。

今回もチケット完売で、レッズ戦と同じようなすばらしいホームアドバンテージに包まれること間違いありません。ガンバ戦のあとに「勝ち点6の価値がある試合」という近藤選手の言葉と重みをみな共有して、勝利と3連勝を全員で勝ち取りましょう!

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