2024年3月30日

新潟戦

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本日のアウェイ新潟戦での応援、大変ありがとうございました。
今回は動画にて試合の様子をお伝えさせていただきます。公式YouTubeより、ロッカー内の映像やサポーターの皆さんの応援風景などをご覧ご覧いただければと思います。

2024年3月29日

明日はアウェイ新潟戦

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担当:梶山由珠

お届けに時間がかかってしまいましたが、アソシエイツ会員の皆さまの手元にイヤーブックが届いたというポストをXでもいくつかお見かけしました。長らくお待たせして申し訳ございません。まだ届いていない方のもとにも順次到着するかと思いますので、もう少しお待ちください。
昨年末からイヤーブックの構成を練っていた中で、今年から掲げることを決めていた「No REYSOL,No LIFE」を何かしらの形で表現したいと思っていました。まだロゴもないしどうしようかと考えていたところ、もともとこのキーワードを纏っていたチームバスをモデルにするのはどうかという案が上がり、今まで表紙にバスを採用したことがなかったのもあって即決となりました。10年以上前の懐かしいレイソルイヤーブックを彷彿させるような黄色×黒だけのデザインで、かっこよく仕上げていただきました。

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またインタビューでは、井原監督と布部GMがそれぞれ今季を見据えたプランニングや決意を、犬飼選手が完全移籍を決めた理由やサポーターへの思いなどを語りました。対談には「帰ってきた二人」と題して鵜木選手と熊坂選手の2人が登場。レイソルで再起をかける二人の意気込みなどを盛り込んでいます。その他、選手名鑑やアカデミーなど様々な情報が詰まっていますので、会員の皆さまにはぜひ熟読いただけたらと思います。

さて、明日は2週間ぶりのリーグ戦。アウェイで新潟戦に臨みます。J1リーグが中断となったこの2週間はインターナショナルマッチウィークで、レイソルからは細谷選手と関根選手がU-23日本代表の親善試合に参加していました。

細谷選手はマリ戦、ウクライナ戦ともに45分出場、関根選手はウクライナ戦に先発フル出場。セキにとっては念願のフルメンバーでの代表選出、今回はオリンピック最終予選前最後の親善試合、最終予選に向けての生き残りを懸けた争いで、相当気合も入っていたことと思います。
「マリ戦では負けていたので、チームにはいい緊張感がありました。でも自分はJリーグで試合出場を重ねていたおかげで、ほとんど緊張せずに試合に入れました」という言葉通り、同世代で経験豊富な選手たちと比べても遜色なく、堂々としたプレーを披露。後半立ち上がり、セキがコーナーキックに合わせたヘディングシュートはクロスバーに阻まれましたが、そのこぼれを佐藤恵允選手が押し込んで貴重な先制点につながりました。
柏に戻ってきてすぐ、セキに「代表はどうだった?」と尋ねると、第一声「楽しかったです!」と笑顔でした。その表情からは代表チームで充実した時間を過ごしてきたことを感じ取れました。ここからはレイソルでどれだけいいパフォーマンスが見せられるか。最終予選のメンバー選考まで残り一週間。「彼らの良さを最大限引き出してあげるためにも、チームとしても良い状況や順位を維持して『成功体験』を積ませてあげたい」と話す古賀キャプテンの言葉には、自身の悔しい経験があるからこその重みがありました。彼らがメンバーに選ばれるとなればその間レイソルを離れることにはなりますが、引き続きアピールしていくためにも、今後のレイソルでの活躍にも期待がかかります。

リーグ中断期間中、レイソルは対新潟を想定しながら2週間準備を進めてきました。攻撃的で、しっかりとボールをつなぎながらゴール前まで侵入してくるスタイルを築く新潟は、ここまでレイソルと同じく2勝1分1敗と好スタートを切っています。井原監督も「やはり攻撃力が一番の特徴だと思うので、受け身にならないようにしたい」と警戒します。
レイソルは先週流通経済大学と練習試合を行い、合計スコア6-1で勝利。コンディション面に問題のない選手は全員が出場して実戦を重ねました。結果はもちろんですが、ゲームをどうコントロールするかという部分やチーム内での競争、開幕からの4試合で出た課題の改善を含め、全体的にとても前向きかつ良い雰囲気でこの期間を過ごせたと思います。
明日の新潟戦、それから水曜にはホームでC大阪戦、日曜にはアウェイで東京V戦と、ここからはチームの総合力が試される3連戦となります。その連戦初戦、しっかりとものにして次節のホームにその勢いを持って帰れるように、ともに戦いましょう!明日は14時キックオフ、ぜひ現地やDAZNで後押しをよろしくお願いいたします。

最後に補足となりますが、今後の試合後のYouTube含めたSNSの発信やブログの更新について、試合結果や状況に応じて少し対応を変更させていただくかもしれません。大きく変えるつもりはないのですが、業務の都合上、少し各コンテンツの使い分けを図りたいという意向がありますので、その点ご理解いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

2024年3月16日

名古屋戦

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担当:大重正人

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去年のこの時期にもホームで名古屋戦があり、その時の観衆は10000人に届きませんでした。今回、チケットはビジターゴール裏の数十枚を残すだけで、ホーム側は全て完売。今日の入場者数は12897人と、前年よりも多くのご来場をいただきました。もちろんチームの好調が一番の要因に違いないと思いますが、クラブとして少しでもスタジアムに来て楽しんでいただければという思いで取り組んできたイベントなどが、少しでもその数字の変化にも繋がっていたら何よりです。とにかく、何よりもサポーターの皆さんがホーム日立台での勝利を求めて、それに応えたいというチームとクラブの思いも乗せて全員で懸命に戦った試合ではありましたが、ホームサポーターの前で0-2という悔しい敗戦に終わりました。

井原監督の言葉にありましたが、開幕から3連敗とよもやのスタートだった名古屋が、この試合に賭けていた気持ちや執念というのは並々ならぬものだったでしょうし、それは我々が昨シーズンに持ち続けていたものに近いものだったと思います。「レイソルのハイラインを考えてメンバーを選んだ」という長谷川監督の言葉や、球際で戦う選手たちのパワー、少しの隙も狙い、逆に隙を見せない、というところで、今日は相手のゲームになりました。これは一つの例ですが、先制点の場面で隙を狙っていた永井選手と、一歩出遅れてしまったレイソルとの差がゴールになってしまいました。「僕がもっと大きなアクションをすべきだったし、トレーニングからこういう場面を想定してどうすべきか、そしてこういう失点を繰り返さないようにすることが大事です」と松本選手はしっかり今日のゲームを見つめ直していました。

先制点こそ許したものの、30分ごろだったと思いますが、サヴィオ選手が左サイドを力強く突破して相手DFのイエローカードを引き出し、試合の流れはレイソルに。関根選手のオーバーラップからのミドルシュート、そして犬飼選手のヘディング、いずれも素晴らしい展開から相手ゴールを襲ったものがゴールマウスにヒット。たらればではありますが、あれが決まっていれば試合の流れはさらに変わっていたでしょうし、そういう紙一重のところで、今日はレイソルが勝利を引き寄せられませんでした。

今年は先制する試合が続いた中で、今季初めてのビハインドの展開に。古賀選手は「失点してからの自分たちのゲームの運び方が課題として残った」と振り返り、また井原監督も「自分たちの方が力が上だという勘違いがあったとしたら、してはならないこと。まだまだ自分たちには力がないということをもう一度しっかりと認識して、次に準備していきたい」と戒めの言葉を話しました。セットプレーのチャンスを活かしたい磐田戦と、防ぎきれなかった今日。試合は常に紙一重で、だからこそサッカーの質を高める努力を続けるとともに、細部にこだわり集中やハードワークで負けないこと。今年のチームがさらに上へ登っていくための教訓になったと後に言えるように、ここまで4試合で7ポイントで取った自信もしっかり携えて戦っていけたらと思います。満員の日立台で勝利を分かち合いたい。選手たちの一番の思いです。今度こそ勝利を。今日も素晴らしい雰囲気のスタジアムをありがとうございました。

2024年3月15日

明日は名古屋戦

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担当:大重正人

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今日はクラブにいいニュースが届きました。U-23日本代表発表があり、細谷選手と関根選手がメンバーに選ばれました!細谷選手に関しては内外で認められる存在ですが、関根選手にとっては、今回が事実上のラストチャンスだったかもしれません。パリオリンピックに向けては、今回の親善試合と、4月のアジア最終予選、そして本戦メンバー決定、という流れになります。先日セキは「3月に代表活動があるということはずっと意識していました」と話し、「オリンピックメンバーに入るためにも、レイソルに1年前倒しで加入して、Jリーグの高いレベルでプレーしたかった」とこの数ヶ月懸けてきた思いを一つ達成することができました。

ただ最終的な目標がそこでないことは間違いありません。これまでもこの世代の代表には選ばれ、昨夏のアジア大会にも出場しましたが「マオくんのような常連の選手が呼ばれていないチームでした」と、先を行くメンバーを追いかける存在でした。ここからはさらに狭き門をこじ開けていく作業になりますが、レイソルに来てからの活躍を見てきた私たちやレイソルサポーターの皆さんにとっては、決してサプライズではないと思います。マオも「セキはJリーグで結果を出して代表に呼ばれたと思いますし、自分も嬉しいです。良いコンビネーションを見せられたら良いですね」。さらに「最近は洋服を買い物に行くときに、セキと一緒に行ったりしてますよ」とオンオフともに良い関係を築いているようで、代表での2人を活躍を期待したいですね。もちろんレイソルでの活躍もです!

2勝1分と好スタートを切ったレイソル。最小得点差を最後まで守り抜くという粘りや強さが、選手たちのさらなる自信に繋がっていることでしょう。「ただ慢心になってはいけない」と古賀キャプテンをはじめチームは緩みなく、今週のトレーニングを積んできました。対するグランパスは開幕から3連敗、無得点が続いていますが、井原監督も太陽も「個のタレントが揃っていて、力のあるチーム」と警戒しています。事実、Jリーグでレイソルはグランパスに対して7試合未勝利で5敗を喫しています。

昨夏の天皇杯では一矢を報いましたが、固いディフェンスと強力なアタッカーの後塵を拝してきました。ここ2試合は0-1と拮抗した試合を続け、ディフェンスの固さは変わりありません。そしてレイソルから移籍した椎橋選手の存在もあります。彼の良さは我々は知っての通りですし、またレイソルでプレーしてきたことをこの試合で最大限活かそうとするでしょう。シイは怖い存在に違いありませんが、レイソルも去年とは違う姿をここでしっかり見せなければいけません。

明日は、20度近い春の陽気になる予報です。チケットは一部席種の少数だけが残っているだけで、ほぼ完売になりました。大変ありがとうございます。多くのお客様に試合やイベントをお楽しみいただければと思います。無料でお子様も大人も楽しめる「エアー遊具」や、シークレット式のネームアクリルキーホルダーの販売、レイくんのぬりえコーナーではご参加のお子様に開幕戦で配布しました「NoREYSOLNoLIFE」ステッカーをプレゼントします。12時15分からぜひ日立台のスタジアムでお待ちしております!
★イベント一覧はこちら
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#0316

2024年3月 9日

磐田戦

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担当:梶山由珠

前節王者相手に勝利を挙げて、ここで連勝できるかどうかが重要だと気を引き締めて臨んだ一戦。風の影響もあってゲーム序盤から難しい展開となりましたが、ピッチに立った選手全員がとにかくチームのために戦い、泥臭く3ポイントを勝ち取りました。苦しい時間帯もありましたが、最後まで身体を張って守り抜き、今日もクリーンシートで勝利です。
昨季は9月までかかったリーグ戦での連勝を、今季は第3節で掴んだわけですから、そこは自信を持って、でも慢心せずに、次節以降のゲームに繋げてほしいです。

2024年3月 8日

明日は磐田戦

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担当:大重正人

今年の新体制発表会で「No REYSOL,NO LIFE」というキーワードを発表し、改めて子どもたちを大切にし、レイソルを身近に感じていただけるような取り組みを増やしていくと山崎社長からお話しさせていただきました。一昨日、ニュースでお知らせした「託児所」もその一つです。今朝の受付スタートから数時間も経たないうちに、あっという間に定員に達しました。お申し込みいただいた方にはお礼を申し上げるとともに、「申し込みたかったのに」という方で受付できなかった方につきましては大変申し訳ありません。

企画したマーケティング部のスタッフに経緯を聞いてみました。これまでお子様連れ、ベビーカーでお越しの方には、ゲートにてベビーカーをお預かりしていましたが、その数は50〜60台にもなっていました。それだけ多くのご家族、小さなお子さんにスタジアムに来ていただいていた一方で、試合中にはスタンドでないコンコースや広場でお父さんお母さんが泣いているお子さんをあやしている姿もお見かけしていました。せっかくスタジアムに来ていただいたのに、試合を十分お楽しみいただけていない状況が心苦しく、少しでも改善できればという思いからのスタートでした。

今回ご協力いただく「ママズスマイル柏駅前店」さんには、以前セーブ・ザ・チルドレンのワークショップ開催時にお子さんを預かっていただいた経緯があって、今回お引き受けいただけることになりました。今回を無事に終えることができましたら、その後の試合でも継続できればと考えています。観戦環境や皆さまに楽しんでいただけるイベントなど、まだ十分ではありませんが、少しずつでも増やして、スタジアムでレイソルを応援いただける人数、回数を増やしていけたらと思っています。

チームも前節の首位神戸撃破で雰囲気良く、この1週間を過ごして、明日のアウェイ磐田戦に向かいました。ジュビロの前節、レイソルが天皇杯で敗れたフロンターレ相手に3点を先行。そこからの逆襲で同点に追いつかれながら、その土俵際から2度も勝ち越し5-4という壮絶な撃ち合いを制しました。ただ井原監督は「神戸に勝ったということで浮かれることなく、謙虚にやっていくことが大事」と気を引き締めています。「ジュビロは去年からの流れで組織的なサッカーをしていて、川崎相手に5点も取れる攻撃力もある。せっかくチャンピオンチームに勝ったのだから、ここで気を緩めないようにしっかり戦おうと選手たちには伝えてきました」と連勝をめざして戦います。

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先週の2日土曜日から「プレーヤーズフェイスタオル」を予約受付をスタートしています。レイソル選手の名前が力強い毛筆で書かれた、まさに推しグッズです。シークレット販売ではどうしてもお目当ての一品を引き当てられなかった方も、今回の商品は受注生産ですので、ぜひお申し込みください。来週17日日曜までオンラインショップや、KAMO柏店ほかオフィシャルショップで受け付けております。
https://www.reysol.co.jp/news/goods/036446.html

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そしてジュビロ戦の後から、日立台グラウンドでの見学を再開いたします。そしてその最初、10日日曜日14時からトレーニングマッチ、拓殖大学戦を開放することになりました。関根選手が4月から4年生として学ぶ母校ですね。そして12日火曜10時、トレーニング見学とファンサービス対応も再開いたします。見学のルールはこちらのニュースでも案内しておりますが、

※練習&試合の動画撮影禁止
※SNSへの投稿禁止(練習や試合の写真&動画、試合内容や選手動向など情報公開)
※個人で楽しむ目的での写真撮影は可能
※練習試合日のファンサ対応はありません

という原則的なルールは昨年同様とさせていただきます。昨年は本当にこちらが設けたルールをお守りいただき、その上で練習見学を続けることができました。今年も引き続きご協力いただくことで、試合日以外にも選手たちとの触れ合いの場を設けることができますので、引き続きのご協力をお願いいたします。

2024年3月 2日

神戸戦

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担当:大重正人

昨年王者の神戸相手ですから、当然厳しく苦しい試合になることは覚悟の上でした。その上で選手たちは怯むことなく、相手のハードワークに勝るとも劣らない戦いで、1-0。ディフェンディングチャンピオンを破る素晴らしい勝利で、今季初勝利、リーグ戦の勝利は昨年9月30日の札幌戦以来となる久々の美酒となりました。

細部いろんなところに勝利のポイントがあって、それを選手たちが実行し続けたからこその勝利なのですが、やはりリードしてからゲームクロージングできた終盤の守りに勝点3の要因があると思います。神戸の猛攻は凄まじく、サイドからのクロス、ペナルティエリアへの強引な攻め込みで、辛くもゴールマウスを外れたシーンもありました。そして何より、GK松本選手のファインセーブ。前節のような難しいバウンドのヘディングをセーフティーに弾き、プッシュされることもしっかり回避しました。

「相手がロングボールを使って攻めてくることは想定していた」と犬飼選手。日本屈指のFW大迫選手をいかに封じるかが、今日の勝負のキーポイントでした。身長は同じ182cm、高さで圧倒して優位に立つことは難しいところで、体をぶつけたり、相手に自由に飛ばせたりしないように、いろんな駆け引きを繰り返していました。「守備は一発目に弾くところと、チャレンジ&カバーと、リスクマネジメントはセンターバックとしては心掛けていた。あとは自分たちのゴールからなるべく遠いライン設定をして、前の選手がプレッシャーに行くことによって出来ていたので、その辺りがうまくはまったと思う」

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ただ前半20分、その大迫選手との競り合いでイエローカードをもらったことで、試合が難しくなるかもという心配がよぎりました。ただ、そういう難所を何度も乗り越えて経験や自信が彼にはあります。焦りがプレーに出るような雰囲気は全くありませんでした。

そして同じサイドにいたDF関根選手も大きな役割を果たしました。「ワンくんがイエローカードをもらってしまったので、なるべく自分が競りにいくことを考えていました。大迫選手と競ることが多かったですが、弾き返せた部分も多かったので自信にもなりました」と187cmのセキが最終ラインにいる優位性を活かし、そこはチームでしっかりカバーができていました。

開幕戦と違っていた攻撃時の前進の仕方について、井原監督はこう振り返りました。「京都と神戸とではプレッシングのやり方が違うところもあるし、今日はしっかり繋げるところは繋いで前進していこうとゲームに臨んだ。今シーズンに入って取り組んできたところでもあったので、それを自信を持ってゲームでやっていこうと選手が実践してくれた。神戸さんの前からのプレスをうまく掻い潜りながら前進できたシーンもかなりあったので、そこは練習の成果がすごく現れた部分だと思っている」。前半から保持率も高く、またプレー強度も高く、セカンドの競り合いも負けずに、互角以上の戦いができていました。

後半20分過ぎ、井原監督が一気に3枚の交代カードを切ったことも、勝利を引き寄せた采配でした。木下、島村、土屋選手がピッチに入り、強度を落とさず、そしてゴールを狙いに行くという姿勢でした。そして投入から15分後、ついに結実します。古賀選手からのフィードを島村選手が競り、その裏へ溢れたボールを細谷選手が懸命に追いかけました。持ち前のフィジカルの強さでマイボールにして、フォローした島村選手がドリブルで前進。右足の折り返しに詰めたのが木下選手でした。

「クロスをもっと上げてくれとは要求していて、あの得点シーンは中の枚数は少なかったがマイナスにスペースを感じられた。多分タクも僕を見たというよりもスペースがあるというイメージで僕とうまくシンクロしてゴールに繋がったと思う。あの形はよく練習しているし、とにかく抑えて枠に入れておけばという気持ちで、イメージ通りだった」。日本代表GK前川選手を破る値千金の一発、レイソルでの第1号ゴールが決勝点となりました!

まだ一勝。でも、苦しかった昨シーズンが明け、新シーズンに向けて取り組んできた成果が、チャンピオン相手に現れたというのは、選手たちチームにとって大きな自信になります。サポーターの皆さんに新しいレイソルの姿を一つお見せすることができて何よりです。次週はアウェイで磐田戦、その後16日はホームで名古屋戦です。

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2024年3月 1日

明日はアウェイ神戸戦

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担当:梶山由珠

今日から3月になりました。もうすぐ春を迎えるというのに、ここ数日の柏は強い風が吹いていて、まだまだ寒い日が続いています。学生のみなさんにとってはもうすぐ学年が上がったり卒業を控えていたり、社会人にとっても部署異動や退職など、日々の生活にさまざまな変化のある時期です。
レイソルにも今日から新たな変化が。4年ぶりに社員とアカデミースタッフがピアノ(食堂)で昼食をとれるようになりました。コロナ禍でトップチームのみに喫食を限定していましたが、昨年秋頃からアカデミー選手の喫食も再開し、今日からレイソルの社員とアカデミースタッフの喫食も再開。個人的には入社3年目にして念願の初ピアノでした!

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今日は1日(ついたち)恒例メニューのカレー。バイキング形式なのでついつい取りすぎてしまいましたが(汗)、どれも美味しくいただきました。アスリートではない私たちまでこうして出来たての温かいご飯が食べられる日常は決して当たり前ではありません。そんな当たり前ではない日常が戻ってきたことに、あらためて感謝したいと思います。ピアノのみなさん、いつもありがとうございます!

さて、明日は今季初のアウェイゲームとなります。対するは昨季王者のヴィッセル神戸。昨季J1得点王でMVPにも輝いたFW大迫勇也選手をはじめ実力派の選手が揃い、その選手たちの特長を最大限に生かした戦術、そして高い強度で相手を脅かしてくるチームです。昨季の神戸は第2節から首位に立ち、徹底された戦い方でコツコツと勝点を重ね、最後まで上位3位から順位を落とすことなく王者の座を掴みました。今季は主力選手の流出を最小限に留めた上で、元日本代表のMF井手口陽介選手や川崎でプレーしていたFW宮代大聖選手、浦和から7年ぶりに復帰したDF岩波拓也選手などを獲得し、さらなる進化を追求している強敵です。神戸にとっては明日がホーム開幕戦ともあって、前節勝利の勢いをそのままに、自信を持ってゲームに臨んでくることでしょう。

昨年のアウェイ神戸戦前日のブログにも書いたような気がしますが、レイソルにとって対神戸のイメージは決して悪くはありません。直近4年で5勝2分1敗、昨年は2戦ともドローに終わりましたが、神戸にとって昨季2戦とも勝ち越せなかった相手はなんとレイソルだけという記録も残りました。レイソル以外全てのチームに勝ち越したこと自体が昨季の強さを物語っていますが、逆にレイソルはその神戸相手に勝点を奪われなかったという事実を前向きに捉えたいところです。
そして"ノエスタキラー"といえば、我らがエースの細谷真大選手ではないでしょうか。

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後半アディショナルタイムで劇的勝ち越しゴールを挙げた2021年から、2022年、2023年と3年連続ノエスタでゴールを挙げています。結果としても2勝1分で勝ち越し&無敗。サポーターのみなさんにもノエスタ=マオゴールのイメージが出来つつあるのではないかと思います。

そんな細谷選手ですが前節の京都戦では人一倍悔しい思いを味わったことでしょう。試合後のミックスゾーンでは言葉数も少なく、悔しさや自分への苛立ちを隠しきれない様子でした。何事にも動じないマオが京都戦の試合後は目に見えて元気がなかったので少し心配に思いましたが、オフ明けの今週初めの練習ではいつもの元気を取り戻し、メディアのみなさんにも笑顔で振る舞っていたので安心しました。その影には、サヴィオ選手からの心強いコメントがあったようにチームメートや周りの人の支えがあったからこそだと思います。

木下康介選手もその一人です。前節細谷選手がPKを蹴った後、真っ先に彼に駆け寄ったのは木下選手でした。
「あそこで落ち込んでいる場合じゃないと思って自然と身体が動きました。ああいう選手が多ければ多いほどチームなのかなって。あそこで誰も(細谷選手に)寄らなかったらチームじゃないなと。戦いに勝つために何ができるかというのはプレーだけじゃない。ボールに触っている時間って特にFWは短いと思うので、その中で何ができるかは色々考えています」

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海外でのプレー経験もあり、プロサッカー選手としてのキャリアを長く歩んでいる木下選手だからこそ説得力のあるコメントでした。「勝つために何ができるか」。それを試合中も常に考えているからこそ、咄嗟に現れた行動だったと思います。そういった小さなところから一人一人がより意識して取り組んで、勝利のメンタリティーを培っていかなければなりません。前節のような悔しいドローを勝利に持っていくために、まだまだ出来ることはあるはずです。ただ、新加入の木下選手からその言葉が聞けたことで、今年のチームはきっと成長できるはずだと感じることができました。
我々にできることはピッチに立つ選手たちを信じて応援するのみです。明日の京都戦は13時キックオフ、アウェイですが現地やDAZNで後押しいただければと思います。そして明日の試合はNHKBSでも中継があります。現地へは行かれないという方も、ぜひ画面越しに応援をよろしくお願いします!

また、先日の京都戦はMATCH VLOGとしてインサイド映像をYouTubeで公開しています。すでにたくさん再生いただきありがとうございます。不定期にはなりますが、今後もこのような映像を公開していきたいと思いますので、ぜひ明日の試合前にはこちらの映像を見て、気持ちを高めていただければと思います。

神戸戦翌日の3/3日曜からは、4月ホームゲーム(セレッソ戦、浦和戦、鳥栖戦)チケットの会員先行販売が始まります。今季初の平日ナイトゲーム、フライデーナイトJリーグ、3連休の中日開催と続きますので、ぜひローチケにてお早めにお買い求めください!
https://www.reysol.co.jp/news/ticket/036463.html