ご支援の輪
担当:河原 正明
ようやく11月らしい気候となった今日は立冬。季節は確実に冬に向かっています。今年のJリーグも残るところあと1ヶ月を切りました。一方、元日恒例の天皇杯決勝戦を目指した戦いもスタートしており、来週の水曜日夜にはここ日立柏サッカー場が会場で第3回戦・ヴァンフォーレ甲府戦が開催されます。トップチームも今週から天皇杯用のボールを使っての練習となり、リーグ戦から頭を切り替えてトレーニングに励みます。
今日は柏市立旭小学校6年生5名が職場体験でスタジアムを訪れていました。新潟戦・JYC大宮ユース戦と続いた試合で傷んだスタジアム芝のお手入れをしてもらいました。その前に練習見学も。日立台には試合観戦に訪れたことはある児童もいて「スピードがすごいな、と思うのはジョルジ・ワグネル選手です」とは田中直樹くん。一方の山口圭修くんは「レアンドロがカッコイイです。やっぱり『ここぞ!』って時に決めてくれるから」。二人ともすぐ目の前で行われている5vs5の練習での両ブラジル人選手の動きを目を輝かせながら食い入るように見つめていました。
もちろん「本業」もしっかりと。管理者の方に指導を受けながら芝に目土を埋めてくれました。作業しながらも想像が膨らむのでしょう、「ここで走りたい!」と声が聞こえます。引率の先生も「子どもたちも憧れのピッチに興奮していますよ」とうれしそう。先生自ら作業のお手伝いもしていただきました。旭小のみなさん、これからもレイソルを応援してくださいね!
さて、「応援」といえば、昨日柏市内で市内経済団体の代表者の方々が発起人となり「日立台グラウンドに入場ゲートを建設する柏市民の会」を結成されました。すでに報道などでご覧になられた方も多いかとは思いますが、これは当サッカー場に新たに新設されるスタジアム北側のホーム側スタンド前に常設のゲートを市民の皆さんのお力で造り、設置するというものです。今月中旬から法人は一口数万円、個人は同五千円程度で寄付を募り、計八百万円を集めるべく活動を開始されます。
もちろん、柏市だけでなく、ホームタウンエリアの各市にも今季はさらなるご理解と力強いご支援をいただいております。今年のイヤーブックに全市市長のメッセージをいただく際も快諾いただき、また先日の新潟戦では初の「野田ホームタウンデー」も開催。野田市の担当の方も「(ハーフタイムに演舞した)野田一中の生徒だけでなく、ご来場者が喜んでくれ笑顔で帰って行った」とお話いただきました。少しずつですがレイソルを取り巻く温かいご支援の輪が強固なものになってきていると感じます。これからもこの地域の方だけでなく、レイソルに関わる全ての方に「ありがとうございます」という気持ちでクラブは活動していきたいと改めて思います。
だいぶ話がそれましたが、上記の寄付にご興味のある方はぜひ下記までお問い合わせください。
柏商工会議所 tel:04(7162)3325 まで
最後にメディア情報です。スポーツライター二宮清純氏編集のWEBサイト「スポーツコミュニケーションズ」のコーナー 「星に願いを」 http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=3973 に酒井宏樹選手の記事が本日から掲載されています。ぜひご一読ください。
また、10日(木)発売のサッカー専門誌「サッカー批評」には田中順也選手のインタビュー記事が掲載されます。こちらもぜひチェックしてください。